2024年7月 休日の13:30頃訪問。店内は四割ほどの埋まり具合。お好きな席にどうぞ とのことで、小さなテーブル席に着座して、メニューを検分する。定食だと1,400円のハーブ三元豚のロースカツ140gが最安値のようで、これにご飯を大盛りにしてくださいとして口頭注文する。ご飯、キャベツ、味噌汁はお替りフリーですね。なお、平日だともっと安いランチメニューがあるっぽいです。待つこと10分ほどでサーブされる。肉の厚さは12ミリほどあろうか、そこそこに厚い。まず岩塩でいただけば、しっとりした口当たりで、微かに甘い脂身がじゅんわりと滲む。咀嚼の終盤ではギュっチリした噛み応えも有する。なかなかにクオリティーが高いお肉だと思う。力強さもあって、少々値は張るがトンカツはかくあるべしと思う。で、ツヤのあるご飯がぷっちりと粒立ち良く秀逸なものでした。いいお米を使って高火力で炊くとこうなるのだろう。噛み噛みするほどに甘さが滲み、とても美味しい。今日の主役はこのご飯かも知れない。キャベツは別皿に盛られていて、ゆずドレッシングを掛けて一気に平らげた。空になった器を見た女性店員さんが「お替りいかがですか」と声掛けくださり、お願いした。お気遣いありがとうございます。2杯目のキャベツにはとんかつソースをかけていただく。どうでもいいが、およそとんかつソースに含まれるスパイスにはキャベツのエグミを引き出す力があるのか、後口に青臭さを感じるのは私だけだろうか。なんとなく掛けていただくことが多いが、昔から相性はイマイチだと思っている。シジミの味噌汁はシジミの旨味が濃く出ていて美味しい。全体に満足度高いトンカツ飯でした。