会津を訪れたときに、どうしても見てみたいと思っていた「石部桜」に行ってきました。会津五桜のひとつであり、大河ドラマ「八重の桜」のオープニングにも登場した桜として有名なので、日本に住むようになってからずっと憧れていた場所のひとつでした。樹齢600年とも650年とも言われるエドヒガンの一本桜で、その幹の太さや枝振りの力強さには、ただの「木」という言葉では表せない迫力があります。田園風景の真ん中にどっしりと構えるその姿は、歴史と自然の力強さが融合したようで、見上げていると不思議な気持ちになりました。
ただ、行き方は少し難しかったです。Googleナビに従うと、車では入れない私有地や急斜面を案内されてしまうことがあるそうで、実際に迷ってしまった観光客の話も聞きました。私も初めて行ったとき、ちょっと不安になる細い道に入りかけてしまいました。地元の方や警備員さんに確認しながら、市民ふれあいスポーツ広場の臨時駐車場に車を停め、そこから歩いて行くのが正解でした。駐車場からはだいたい10〜20分ほど、田んぼのあぜ道のようなところを歩きます。季節によっては仮設トイレしかない場所もあるので、準備して行った方が安心かもしれません。
歩いて行くと、広大な田んぼの中に突如として現れる石部桜。その姿は遠くからでも一目でわかります。満開の時期に訪れたので、空いっぱいに広がるような枝ぶりに薄いピンクの花がぎっしり咲き誇っていて、本当に息を飲むほどの美しさでした。青空に映える桜はもちろん素敵ですが、少し曇り空の日でもその存在感は変わらず、むしろ落ち着いた雰囲気で幻想的に見えました。過去には雪の中で咲いている様子を見た人もいるそうで、同じ木でも天候や時間によって全く違う表情を見せてくれるのだろうと思います。
石部桜には、ただの観光地以上の重みを感じました。戊辰戦争から150年を迎えた会津の地で、数百年も人々を見守ってきたこの桜は、ただ綺麗な花を咲かせるだけでなく、時代を越えて受け継がれてきた歴史や人々の思いを映し出しているようでした。私自身も、花の美しさに感動するのと同時に、どこか心の奥がじんわりと温かくなるような不思議な体験をしました。
アクセスの不便さや駐車場からの距離を考えると、足の悪い方や小さな子ども連れには少し大変かもしれません。でも、その「わざわざ訪れる」価値がある場所だと思います。会津観光では鶴ヶ城や飯盛山といった有名なスポットもありますが、少し足を延ばして石部桜に立ち寄ることで、より深く会津の歴史と自然を感じられる気がします。桜の時期に会津を訪れるなら、絶対におすすめしたいスポットのひとつです。
またいつか、季節や時間帯を変えて、違う表情の石部桜を見に行きたいと思います。日本に住んでから、たくさんの桜を見てきましたが、こ...
Read moreKさんが夜勤があるので、4人はサポートカーで先に出発地に向かいました。
私とSさんと、Hさんは石部の桜に行きました。
「大河ドラマ『八重の桜』のオープニングにも出てきた桜。会津を代表する桜の一つです。この石部桜は、樹齢約650年といわれるエドヒガンで、中世会津の領主葦名氏の重臣、石部治部大輔(いしべ じぶだゆう)の庭にあったと伝えられています。10本の幹からな...
Read more東山温泉から、Googleナビで飯盛山方面へ案内表示があらます、途中右表示しかしこの先は車ではいけません。車で行く方はカーナビで市民ふれあいスポーツ広場へ行って下さいここが臨時駐車場です。あとでわかりましたが足の悪い年配の親はこの右表示のところで下ろせば良かったと思いました。ここに仮設のトイレが二つ市民ふれあいスパーツ広場の入り口のセブンイレブン市民ふれあいスパーツ広場はトレイが使えるかわかりません?警備員に訪ねて下さい。目的地周辺にトレイはありませ、余談ですが?鶴ヶ城周辺は土日交通規制があります。昼過...
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