建物手前の陶板地図の方位記号が足型なので、面白いなと思って入ってみたら、板付遺跡で発掘された弥生人の足跡だそうです。自分の足拓を採ってもこのような足型にはならなさそうなので、人間の進化を最も感じられた気がしました。
個人的には、1950年に地元考古学ファンの中原さんが、夜臼式土器(縄文末期)と遠賀川式土器(弥生初期)を一度に両方発掘されたことがきっかけで最古期の水田と特定できたということが大変興味深かったです。言われてみれば当然なのですが、戦後の慌ただしい時代に、時代と時代の境目を見極めようとする姿勢に感動しました。
ところで、素朴な疑問なのですが、こちらの施設では板付遺跡の水田が日本最古の水田跡地のように書いてあった気がするのですが、最近たまたま唐津の菜畑遺跡を見学した際も最古とありました。発掘された土器の年代的には菜畑遺跡のほうが古いようですが、他の遺跡との比較や、最新の情報、というか更新された情報も展示していただけると有り難いです。無料の施設に求めすぎかもしれませんが…
福岡市のように古来から人が密集して住んでいたということは、その分失われてしまう機会も多々あったということだとも思いますが、現代まで記録を留めて頂けているのは大変...
Read moreここは文字内から縄文時代から弥生時代に初めの頃の集落。 ここの口調は集落の周りを大きな堀で囲ってある。環濠と言う。村人たちの命と財産を守るための施設。その一つが日本で最後の水田。ここは日本で最も早く稲作が始まったところ。1978年ここで2500年前の水田跡が見つかった。 しっかりと区画整理された水田とともに時や農耕具が発見された。お米も見つかり中国から伝わったものだと考えられる。水田の後からこの時代の人たちの足跡がたくさん見つかっている。 足から予想すると164cmくらいである。当時はここに那珂川の支流がありそこから水を取り入れていた。 土器もそうめんがつるっと滑って高な時が多い建物も縄文の頃よりもしっかりできている。ここからどんどん力をつけて豪族がでてきて...
Read moreここに駐車場はありません、板付遺跡弥生館の駐車場に置いて徒歩4.5分くらいです。 最初に板付遺跡弥生館(無料)を見学して板付遺跡のほうへ行かれることをお勧めします。 廻りに幅6m、深さ約2~3m、断面Ⅴ字形の溝を東西約80m、南北約110mの楕円形にめぐらした環溝があります。 結構整備されており、行った時も業者の方が数名で草刈りされていました。 環溝の内には、かや葺きの竪穴住居が復元されており実際に中に入ることもできます。 竪穴なので中は外より窪んでいる為、雨の翌日などは雨水で冠水している事もあるので注意。 Webサイトには、竪穴住居が一棟焼失しており、1棟造るのに数百万かかるので予算の関係で造ることが出来ず。 消失したところは穴...
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