The cathedral was originally built in 1890 in Nakagyō Ward, Kyoto, to commemorate the arrival of St. Francis Xavier, the first Christian missionary to Japan, in 1549. It served the Catholic community in Kyoto until it was dismantled and relocated. The cathedral features characteristic elements of neo-Gothic architecture, such as pointed arch windows, flying buttresses, and a rose window. The original structure was made of brick covered with white plaster. During its relocation to Meiji Mura, parts were reconstructed using reinforced concrete to improve...
Read more近世初頭日本に渡来しキリスト教の伝道に努めた聖フランシスコ・ザビエルを記念して、明治23年(1890)かつてザビエルがいたことのある京都の地に献堂されたカトリックの教会堂で、フランス人神父の監督の下に、本国から取寄せた設計原案に基づき、日本人の手で造られたものである。
基本構造はレンガ造と木造との併用で、外周の壁をレンガ造で築き、丸い高窓の並ぶクリアストーリーの壁を木骨竹小舞の大壁構造にし、内部の柱や小屋組等を木造で組み上げており、内外の壁は漆喰を塗って仕上げている。正面入口の上には直径3.6mを超える大きな薔薇窓が付けられ、切妻の頂点には十字架が掲げられている。
当初は壁や窓のモールディング等はゴシック様式の異形レンガの積み込みにより作られていたが、移築に際し、建物強化のために躯体を鉄筋コンクリートに変更するのに合わせて、モールディングの部分もプレキャストコンクリートに変更するのに合わせて、モールディングの部分もプレキャストコンクリートに置き換えている。
身廊、側廊からなる三廊式で、前に玄関を張り出し、内陣の横には聖具室を配置している。大アーケード、トリフォリウム、丸窓のあるクリアストーリーの三層からなる典型的なゴシック様式で、身廊上部には交差リブヴォールトが架けられ、その頂点には木彫のボスが飾られている。
身廊の両側に並ぶ柱は、軒まで達する太い角柱に幾本もの細い丸柱を付けた束ね柱になっているが、この柱やリブ等、天井板を除く全ての木造部分は欅で作られ、落着いた光沢を放っている。外光を通して美しい陰影を見せるステンドグラスは、色ガ...
Read more聖ザビエル天主堂 – 明治時代の京都に建てられた白亜のゴシック様式教会
犬山市の 博物館明治村 にある 聖ザビエル天主堂 は、1890年(明治23年)に京都・河原町三条に建てられたカトリック教会堂です。 この教会は、16世紀に日本を訪れた宣教師フランシスコ・ザビエルを記念して建設されました。
設計は在日宣教師のパピノ神父が担当し、施工は信者であり大阪の大工棟梁であった横田彦左衛門が手掛けました。 外観は白い漆喰塗りの壁に、正面には直径3.6メートルを超える美しい薔薇窓が特徴的です。
内部は三廊式の構造で、天井は交差リブ・ヴォールト天井となっており、典型的なゴシック様式を再現しています。 特に天井のリブが交差する部分には「ボス」と呼ばれる装飾が施されており、聖フランシスコ・ザビエルの頭文字や柘榴(ざくろ)などが彫刻されています。
ステンドグラスは色ガラスに白ペンキで草花模様を描き、外側に透明ガラスをはめた二重構造となっています。...
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