Insect Mound — Attraction in Kamakura

こちらは2024年03月04日の訪問となります。建長寺内にある様々な虫の慰霊所。竹藪の中に石（？）でできた虫が何匹も置かれている。

少年時代、建長寺付近で虫取りに励んだ解剖学者さんの発案らしく、実験で殺してきた虫たちの供養の意もあるらしいですね。万物は何かを犠牲にして生きている。メメント・モリって事かな？

奥の方にある、台座に乗った一匹の虫像を沢山の虫かごが囲んでいる何か。なんじゃこりゃ？と思うかもですが真上から見るとアーティスティックです。

あと、凄いどうでもいい余談ですがゾウムシはとても硬いってテラフォ...

養老孟司先生のYouTube説教を聞いていてこの虫塚を実際に訪れてみたくなり訪問。虫の命に弔い。大切な事だ。昆虫たちは今現在、著しく減少している。殺虫剤が大量に販売され、里山も減りアマゾンの様な熱帯雨林もどんどん伐採されていく地球。昆虫が支えている地球と言っても過言ではないのに昆虫の事なんて人間は考えない。目先の事しか考えない愚かな人間が進んできた歴史を振り返るいいチャンスになる。貴重な場所だと思う。ジャボニカ学習帳の表紙は昆虫のグロテスクな画像が使用されていたのに今は綺麗な画像しか載せなくなってしまった。なんて...

鎌倉の禅寺、建長寺（1253年創建）の境内にたつ、虫を供養するための透明なモニュメントです。従来の、石やブロンズで作られた「重たいモニュメント」を反転しようと試みたものです。解剖学者で虫収集家としても知られる養老孟司先生の発案によるものです。 虫篭をイメージしてデザインしたステンレスメッシュ製のケースを、４０個、スパイラル状に積み重ね、虫が天へと飛翔する姿を再現してあります。ステンレスメッシュの上に、左官職人挾土秀平が、ガラス繊維を混ぜた現地の土を吹き付け、透明でありながら、温かくやわらかい特殊...