綺麗に整備された公園です。資料館には行きませんでしたが、遺跡も多く十分な説明も有るので、楽しむ事が出来ました。オススメ出来る場所です。
以下引用させて頂きました。
春日市奴国の丘歴史公園
概要
奴国の中心地とされる春日市奴国の丘歴史資料館周辺には、弥生時代の遺跡が密集しており、その筆頭にあげられるのが国指定史跡である須玖岡本遺跡です。この須玖岡本遺跡の一部は、現在、「春日市奴国の丘歴史公園」として整備しています。
公園内には、甕棺墓(かめかんぼ)群を発掘した状態で見学できる覆屋や、奴国王墓の上石を展示保存しており、自由に見学することができます。
所在地 福岡県春日市岡本3-57 (春日市奴国の丘歴史資料館横)
国指定史跡 須玖岡本遺跡
1979年・80年(昭和54年・55年)の発掘調査で、弥生時代中期の甕棺墓116基、土壙墓(どこうぼ)・木棺墓(もっかんぼ)9基と、これに伴う祭祀(さいし)遺構が確認されました。その他にも多数の墓壙(ぼこう)が検出されていることから、一部破壊を受けたところを含めると、埋葬遺構は300基以上に及んでいたと推定されています。
また、西側の一段低くなった平坦面からは住居跡が発見され、同時期に営まれた墓地と集落の存在が明らかになりました。
小銅鐸鋳型(しょうどうたくいがた)や木棺墓から出土した鉄剣なども注目されています。
1986年(昭和61年)に国指定史跡に指定されました。
覆屋A棟
墓地の北端部に位置する甕棺墓群の一部と祭祀遺構が見学できます。甕棺墓はすべて弥生時代中期中頃(紀元前1世紀)のもので、成人棺と小児棺の埋めかたがわかります。祭祀遺構は墓地と関連した遺構で、中から祭祀に使用した土器が出土しています。
開館時間
午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで。
休館日 第3火曜日、12月28日~1月4日 入館料 無料
覆屋B棟
墓地の西端部に位置する甕棺墓、土壙墓、木棺墓、竪穴(たてあな)遺構が見学できます。成人用甕棺墓は弥生時代中期後半(紀元前後)のもので、木蓋(きぶた)をしていたと考えられます。鉄剣が出土した木棺墓は甕棺墓や土壙墓より早く造られています。竪穴遺構はほかの住居跡とは異なり埋葬と関係する建物のようです。
開館時間
午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで。
休館日 第3火曜日、12月28日~1月4日 入館料 無料
王墓上石
1899年(明治32年)に発見された甕棺墓(王墓)の上石です。長さは3.3メートル、幅は1.8メートル、重さは4トンあります。平成10年...
Read more弥生時代に存在した奴国の、元中心地に作られた歴史公園。 1979年〜1980年に行われた発掘調査で見つかった古代の集落・埋葬墓地・祭祀遺構を長年かけて整備し、1997年に完成しました。 園内はさほど広くないものの、そこそこ起伏にとんだ地形をしている為、ちょっとしたピクニック気分になるくらいの歩き応えがあります。 住宅街の中でぽっと出現しているようにして存在しているのでなかなか浮いていますが、溜め池の青や木々の緑が美しい場所です(←普通の公園と違い、王墓の上石が無造作にあるのが贅沢な環境)。
公園の丘の上には覆屋A棟とB棟という、弥生時代の暮らしが分かる貴重な遺構が丸いドームで覆われて保存されており、気軽に見学する事ができます(←「ドラゴン◯ール」に出てくる家みたいで目立つので、すぐ分かります)。 丘の下には、「奴国の館」という無料の歴史資料館があり、さらに詳しいことが分かります。 正直、壮大な遺物がある訳ではないのでやや地味な観があり、わざわざ遠くから見に行く程の物ではないかもしれませんが、古代に興味が...
Read more魏志倭人伝の旅行のしおりに載っている、対馬国→一台国→末廬国→伊都国の次の目的地でおなじみ奴国の資料館のある公園です。
トレードマークの2つの天文台のようなドームは遺構の保存建物です。公園自体は何時でも入れますが、ドームは17時に職員さんが閉めにこられるので、中をご覧になりたい方はそれまでに行かれた方がいいです。
福岡は古代から人が多く住んでいたので、現代も住宅地の中の普通の公園として見過ごしそうなところに、古代の遺跡が共存しているのでとても感慨深いものがあります。発見のきっかけとなった王墓の蓋にあたる石は一応柵で囲ってありますが、単なる露出した大きな石なので、完全にドームのインパクトに負けているのも面白いです。最初普通に通り過ぎました笑
隣接する資料館も無料ですが展示内容も充実しているので併せて行かれ...
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