Kitayama Juhachikenko — Attraction in Nara

どっかに写真はあるかも、だが2000年頃に訪れた。この北側の般若寺・コスモス寺を建立した忍性菩薩によって建てられたもの。師匠の叡尊と共に、もっと古い役行者（神変大菩薩）・行基菩薩と並んで、この西大寺の2人が鎌倉時代の菩薩と呼ばれる。叡尊は宇治大橋の修繕と共に平等院の裏の宇治川中島に日本最大の十三重石塔を建立したが、般若寺の忍性による石塔も超巨大。

北山十八間戸はハンセン氏病で苦しむ病人たちのサナトリウムであったが、街まで背負って連れて行ったりと、忍性もそれはそれは菩薩であった。中まで見れないのは残念とも思う方もいようが、だからこそ残っているのかもしれないと思うと自然と頭が...

1243年、西大寺の忍性によって造られたハンセン病などの重病者を保護・救済した福祉施設。当初は般若寺の北東にあったというが、1567年の東大寺大仏殿の戦いで焼失し、1660年代に現在地で再建された。全長約38メートル・幅約4メートルの東西に長い棟割長屋で、内部は18室に区切られ、さらに東西に仏間があるそうで、現存の建物は、1693年に改修されたもの。1921年には国の史跡に指定されている。 説明板はあるものの、見にくいうえ、フェンスで囲まれた内部には立ち入りできない。常時見学するようにはで...

北山十八間戸(きたやまじゅうはちけんこ)は鎌倉時代に奈良につくられたハンセン病などの重病者を保護・救済した福祉施設です。国の史跡に指定されています。 寛元元年(1243)、西大寺の忍性によってつくられたと伝えられています。当初は般若寺の北東にありました。永禄10年(1567)に東大寺大仏殿の戦いで焼失、寛文年間(1661～1672)に現在地に移転しました。元禄6年(1693)に修築されました。全長約38m・幅約4mの東西に長い長屋で、内部は18室に区切られ...