2024年6月15日(土)訪問。15時過ぎに石山寺を出て京阪石山寺本線で三井寺駅へ。琵琶湖疎水沿いに歩いたが、お寺の入口がわからず、どの道を行けばよいのか迷った(一応、駅に案内地図看板があったが)。北国橋交差点から南西へ少し行ったところの橋を北へ渡って琵琶湖疎水の北沿いを歩き三尾神社鳥居のところを右へ入って西へ行き総門をくぐり進むと水観寺近くの三井寺敷地の南東あたりの受付があった。16時近くだったので受付の方は金堂をまず見るなら北へ行ったところの仁王門近くの受付から入るのがよいと案内してくれた。レストランの右から仁王門を入ると受付があった(ちょうど16時)。受付の方は文化財収納庫を見るなら、そちらが先に閉まるのですぐに行き西国十四番札所観音堂へ行くのがよいと案内してくれ、金堂をちらりと見ながら南への道をひた歩いて文化財収納庫に行き、その後、道を上って観音堂へ(西国十四番札所が観音堂であることを受付で知った)。拝観し西国三十三所の御朱印をいただく。観音堂の高台からは琵琶湖が少し見えたが、さらに上ったところに琵琶湖がもっとよく見える展望台があった(時間的に行けず)。その後、金堂を見に、来た道をとって返す。途中、毘沙門堂、微妙寺を見て、勧学院も寄ろうと思うも、とりあえず金堂へ。金堂内を拝観(仏像群など。ご本尊弥勒菩薩は秘仏で非公開)、御朱印をいただく。その後、三井の晩鐘を見つつ(鐘の音を聞きつつ)三重塔方面へ。弁慶の引摺り鐘、一切経蔵を見て三重塔・唐院(潅頂堂、唐門など)を見る。三重塔は奈良県吉野の比蘇寺（現在の世尊寺）の東塔を移築したもので、そういえば世尊寺を訪れた際に聞いたような覚えもあった。中央通りに戻り、勧学院客殿(国宝)を見に行くも非公開。東へ水観寺を見に行こうと思ったが、金堂近くの閼伽井屋を見忘れていたので再びそちらへ。閼伽井屋は金堂の裏にあった。さらに釈迦堂を見ていなかったので見に行ったら光浄院客殿へ行ってしまったが、非公開ながら国宝の客殿を外から少し見ることができた。釈迦堂はもっと仁王門に近いところにあった。行くも、ちょうど閉まるところで内部のご本尊清涼寺式釈迦如来を拝見することは叶わなかった。そこから仁王門の受付を出てしまうと再入場不可なので、まだ見ていない水観寺へまたも中央筋を戻り、勧学院の交差点を左折し受付前を右折して水観寺へ。しかしちょうど閉まるところで御朱印はかなわず(西国四十九薬師霊場第48番札所)。さらに先に階段が見え、人が下ってくるので何かあるのかと上ってみるもあまりの階段の多さに挫折。これは観音堂への道であった。受付に戻りお寺を出た。京都駅に行くのに、とりあえず三井寺駅に行き、そこから石山寺方面へ京阪膳所駅→JR膳所駅乗換えでJR東海道本線で京都へ行くか、逆の近江神宮前方面へ京阪大津京駅→JR大津京駅乗換えでJR湖西線で京都へ行くか迷ったが、後者にした(線路を挟んで改札が別々)。(それなら大津市役所前駅へ歩くのもよかったが。) 京都からの新幹線は17:45発にも間に合ったが17:54発にした。今回は予習の知識もなく時間もなく訪問。すぐ横の大津歴史博物館や近江神宮にも行きたかった。今度また行きたい。