JR山崎駅から徒歩で約10分の距離にあります。公園専用の付属駐車場はなく、電車(JRの他は阪急大山崎駅が近い)もしくは車で訪れる場合は、周辺のコインパーキングを見つけるしかなさそうです。 公園内の説明看板の内容はとても充実しています。平安京造営に必要な瓦を製作した当時の都との位置関係や瓦の形式など詳しい資料や地図が豊富に示されていて、とてもわかりやすく、歴史好きの方にとっても飽きないほどの情報量の多さとコアな中身で丁寧に作られている印象です。枚方市在住の自分としては奈良時代行基がつくった山崎と八幡市橋本地区を結ぶ当時の橋の位置が地図上に表記されているのは感動でした。橋が掛かっていた当時における橋本地区周辺の川の様子というのは、現在のように木津川・宇治川・桂川の3つの川が合流している様子ではなく、3つの川は現在よりも上流の現在の淀城あたりで合流しており、橋がが掛かっていた場所ではすでに一本の淀川となって流れていました。このような史実を知るだけなく、実際目の前に広がるパノラマの風景と比較しながら当時の景色との対比に思いを馳せるスポットとして、この公園からのロケーションは抜群との感想です。 あと印象に残ったのが、公園から近い順に、阪急京都線、JR京都線、東海道新幹線の3つの鉄道路線が眺めよくみえる点です。3つの電車がちょうどよいタイミングでおよそ同時に走る姿を動画で撮影することができました。動画は容量がグーグルマップ口コミの容量をオーバーした関係でinstagramの方にアップしましたのでよろしければご覧ください(写真はJR線を走行中の動画とは別の車両の写真を載せています)。動画の撮影時刻は令和7年2月16日13時21分頃です。動画最初は、左手から新幹線、続いて右手からJR、最後に左手から阪急電車です。阪急電車は撮影箇所から右手を少し走った位置で、JR線の下をくぐるので撮影箇所では低い位置を走っており車両の屋根が辛うじてみえている程度ですが、JRと新幹線は客室がよくみえています。遠くに行ってしまう友人や知人と最後に見送る場所に使うなど送迎スポッ...
Read moreNHK歴史探偵を見て来ました。 足利尊氏と楠木正成の”神戸湊川の戦い"は有名だが、実は正成はこの”大山崎の戦い"を後醍醐天皇に提案、却下されている。 「太平記」という書物には具体的な作戦が書かれており、それを確認できる場所が瓦窯跡公園である。
尊氏軍5万、正成軍1.5万、この圧倒的な兵の数の不利に正成の智将と言われる所以を見る。先ずは仲間の新田軍を比叡山に置き、尊氏軍を誘き寄せる。尊氏軍侵入で正成は大和街道と西国街道の拠点、大山崎に陣、尊氏を囲み京を閉鎖するのである。
さすが大山崎町、それを知ってかちゃんとマップを設置している。合わせて天王山登り口、竹はやしの小路からの写真がわかり易いので添付しておく。 山と川に囲まれた大山崎、狭い街道、大軍で戦うには無理が有ると、ここなら勝てると正成が選んだ理由が解ります。
却下直後の正成の悔しさを表した文書が残っています。「帝には大敵を撃ち破る策を立て、勝利に導こうというお考えがなく、かけがえのない兵士を大軍をぶつけよと仰るのは討ち死にせよとの御命令だ」と… 結局、福原ではその通り、戦い抜いて最...
Read more公園+遺跡を組み合わせた場所。公園部分はベンチや東屋、更に北にはお手洗いもあるので観光やハイキングで歩いてきた人の休憩所として十分利用できます。遺跡部分は公園の名前についている瓦窯跡があるのですが、舗装された歩道部分からは見れない方向に説明パネルが設置されていて、それを読むために草地に入って良いのかが分からなかった。ドラクエで花畑の中心に看板があって、花畑に入って看板を読むと「花畑に入らないで」と書かれていたことを思い出しました。窯跡は土に埋もれてパッと見だと何もわからないですが、○号墳というかたちで看板が設置されていたり、調査したときの窯の形状をタイルに写して設置していたりと、いろいろ工夫はされています。公園はバリアフリーですが古墳部分は階段が...
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