久しぶりに大阪に帰ってきたので、地図で確かめることもせずに立ち寄ってみました。 三十年ほど前、父の山辺の道散策に付き合っていて偶然見つけた時の事を今でも覚えています。 その頃、強い関心を持っていた現代美術、なかでもマルセル•デュシャンの作品の実物(自身で自作を回顧するかのように作られたミニチュア集)を初めて見た感動は今でも鮮明です。その当時はニューヨークにまで出かけていかない限り見ることができないと思っていた人の作品が何故ここにあるのだろうという驚愕で、自分の目を疑ったほどです。 その時期は何度か訪れて、結婚前の妻を連れて行ったりもしました。美術作品と気づかずにウォーホールのケチャップ箱に座ろうとするのをあわてて止めたのも今では懐かしい思い出です。 印象派の大家やピカソのあまり知られていない一面を見れる初期作品や、サム•フランシスの、小品ながら魅力の凝縮された作品、書ききれないほど素晴らしい作品が収集されています。戸外にあるアルマンの彫刻も山辺の道あたりの自...
Read more大神神社に参拝した帰りに山の辺の道を散策してたら途中にあったので立ち寄りました。 元々子供が先生から教えてもらって行ってたいと言っていたので、ほなついでに行こか、て軽い感じで入ってみてビックリ、こんな小さな私設美術館なのにピカソやゴッホ、ユトリロ、キリコなどの西洋近代絵画や熊谷守一、フジタの作品、ウォーホールの立体作品やリヒターなどの現代アートが所狭しと展示されてました。 訪れた時が我々のみだったので館長さんがほぼつきっきりで作品の解説をしてもらえて楽しかったです。入場料大人800円、子供は無料でした。 写真は禁止と書いてますが、フラッシュを焚かなければOKとのこと...
Read more山の辺道、南コースほぼスタート地点近くにある私設美術館(法人化はされてますが)。目的が山の辺ウォークの方達にとっては目的外で通り過ぎちゃう人が多い様ですが、行ってビックリの収蔵ラインアップ。誰もが名前くらいは知ってる超有名作家の作品群にそれら作家のレアな作品を個人所蔵されていたとは驚き。ココ目的で訪れる価値はあります。運営されている故収集家の御子息も若手や無名の作家への理解や支援の意識が高い方で、別棟のスペースでの長めの展示期間を設けられたりと素晴らしい方です。近現代のアバンギャルドやポップアートに至るまで幅広いセンス抜群の美術館。スゴイ!駐...
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