真珠王・御木本幸吉の生涯を辿る博物館です。この真寿閣は、数多くの写真や実物、説明パネルによって、時代順に物語られています。愛用の日常品やコレクションなど、遺品の数々は、幸吉独特の人生哲学や暮らしぶりを伝えています。御木本は、鳥羽のうどん屋「阿波幸」の長男に生まれ、96歳で没しました。生家である「阿波幸」の復元、鳥羽に残る幸吉の足跡、当時の鳥羽の様子が一目でわかるジオラマ、郷土への愛が大きなテーマです。
幼い頃より野菜の行商をするなど、商人として多くの経験を積む中で、20歳になるのを機に出かけた東京・横浜への視察旅行で志摩の特産物である真珠が高値で中国との貿易商品になることを確信。この希少価値の高い真珠を偶然にまかせるのではなく、自分の手でつくり出そうと決意をしました。波瀾に満ちた生涯には、幸吉を支え、励まし続けたうめ夫人、真珠養殖の可能性を示してくれた大日本水産会幹事長・柳楢悦、東京帝国大学の箕作佳吉との交流がありました。数多くの困難を乗り越え、1893(明治26)年7月11日、鳥羽の相島(現ミキモト真珠島)で世界初の半円真珠養殖に成功しました。その後も真円技術への研究を続け、赤潮などの被害にも襲われながらついに技術が完成。量産体制が整いました。
発明王エジソンが幸吉に宛てた手紙が展示されています。「真珠を発明されたことは、世界の驚異です」これにより、ミキモトの名は瞬く間にアメリカで広がりました。
諦めないということはこんなにも大切なことなのかということを教えてくれる博物館です。ぜひ、ゆっくり観...
Read moreWasn't expecting much from this museum but was impressed and moved by the ambitions and struggles of the person who established the cultured pearl industry. Entertaining and easy to...
Read moreLa vie incroyable de Kokichi Mikimoto mérite d'être racontée car elle est vraiment riche et passionnante.
Ce petit musée retrace bien sa vie à l'aide de reconstitutions de lieux, de présentations d'objets, de panneaux décrivant son histoire. On en apprend sur sa vie mais aussi sur la vie au Japon à cette époque.
Très...
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