東急田園都市線・池尻大橋徒歩🚶10分 バス 東急・小田急・池尻徒歩🚶1分

主祭神 倉稲魂命 稲荷大明神 「火伏せの稲荷、子育て稲荷」として住民に信仰されてきました。 また大山道に面しており、江戸からの大山詣で旅人が水を求めて立ち寄ったとされ 「大山道と池尻稲荷」としてせたがや百景に選定されています。

稲荷神社は宇迦之(うがの)御魂神 《倉稲魂神とも記載する》をお祀りしたものです。 約1,300年前の昔、和銅4年の2月初午の日に京都伏見の地に稲荷神社が鎮座したのが始まりです。 この神は「稲がなる」イナリの別名が示すように五穀の成育や全ての産業を育成する広大な御神徳のある神ですから、あらゆる人々の信仰をうけ、全国各地の神社や邸内に祀られています。

池尻稲荷神社は、今から350年前江戸時代の初期に旧池尻村・池沢村の両村の産土神として創建鎮座になったもので、それより村の共同生活と信仰の中心として現在に至りました。

当時は、大山街道のほとり常光院の片隅に勧請されたもので、村民の信仰は勿論のこと、当時矢倉沢往還と津久井往来の二つの街道からの人々が角屋・田中屋・信楽屋の三軒の茶屋（三軒茶屋の起源）で休憩して江戸入りする道筋 また、江戸から大山詣での人々が大坂を下った道筋で道中の無事を願い、感謝する人々の信仰が篤かったと伝えられています。