玉川八十八ヵ所霊場の参拝でお伺いしました。 真言宗智山派のお寺で、明楽山森立寺密蔵院といいます。 玉川霊場の御本尊は大日如来で、霊場第五十六番札所になります。 密蔵院の開基は永正の頃(1504年頃)に森氏により建立されたが焼失、その後森庄兵衛が再建以来寺号を森立寺と称している。 境内の庚申堂に祀られている青面金剛尊(庚申尊:二童子像と四夜叉立像が配置されています)は、江戸時代初期の作と伝えられ近郷近在の庚申信仰の中心として現在まで講社を持ち、参詣者が多く沼部の庚申様と呼ばれている。 大慈閣に鎌倉期作と伝わる七体の観世音菩薩(千手観世音菩薩・十一面観世音菩薩・如意輪観世音菩薩・聖観世音菩薩・不空羂索観世音菩薩・馬頭観世音菩薩・准胝観世音菩薩)が安置されている。 大慈閣はもとは観音堂と呼ばれ、現在のお寺より約二百メートル離れた場所にあり七体の観世音菩薩が安置されていたが、度重なる多摩川の洪水により密蔵院の境内に移された。 かっては雷止七観音とも榎木七観音とも呼ばれていました、雷止七観音の縁起は南北朝期の新田義興公(矢口の渡しで一族とともに滅んだ)にまつ...
Read more・お花が楽しめるお寺 ・機能的かつ安心な駐輪場あり
お庭を眺める楽しみのあるお寺です。 訪ねた日には、可愛らしいテッセンが咲いていました。
親戚のお墓があり久々に訪ねて場所があやふやだったのですが、お寺の奥様に確認すると親切にご案内してくださいました。 また、お茶とお菓子でもどうぞと敷地内の東屋に通してくださり、ちょうど汗ばむような陽気の日だったので、おもてなしがとてもありがたかったです。
ロードバイクタイプの自転車も止めやすい駐輪場があることもわかりましたので(駅が近いので普通は歩くと思います...
Read more年末らしく新年を迎える準備で、境内の清掃に数人が忙しくしておられました。そんな中、気は引けたのですがご住職様にお尋ねすることが出来ました。「奥沢神社の境内に密蔵院と彫られた石像がありますがどういう経緯なんでしょうか?」と。そのお答えは、「神仏習合の時代は当院の別当だったからです」と。やはり、明治時代になっての俗に言う神仏分離令によってのことでした。その昔、奥沢神社が密蔵院の別当であったことを知ったのが収穫で、いわば、小さな石像が教えて...
Read more