・宮乃咩神社（みやのめじんじゃ)は御祭神に演芸の神、安産の神で崇敬を集める天鈿女命（あめのうづめのみこと）が祀られていることから、古くから芸能上達や安産祈願で信仰を集めているようです。

・中でも現在テレビドラマでも放送されている鎌倉殿の13人の源頼朝の妻・北条政子も安産祈願に訪れたと伝えられているそうで、安産のご利益で有名です。

・ということで安産祈願をしに7月12日に行われている特別祈願祭の時に参拝しました。 ご祈祷の受付時間は9時～16時で、予約無しでいいとのことで予約はしず14時半頃到着しました。

受付で初穂料5千円と記入した申込用紙を巫女さんに渡し、申込を済ませました。

腹帯は神社で購入(2千円)、もしくは持参、どちらでも可能です。

私は持参しましたが、御供え物が置いてある棚などに置くわけでもなく、持参したカバンの中から出すことなくご祈祷を終えて、これで良かったのかな？と少し不安になりました。 後で受付の巫女さんに確認したところ問題ないと思いますとのことでしたが、神社で購入の場合ですと袋から出すなどきちんと祈祷してもらえるのかもしれません。

また一緒に安産祈願をした方がおらず、貸し切り状態でした。

所要時間としては、受付した5分後に呼ばれ祈祷の時間は15分程で終わりました。 授与品はお札や御神酒、お米、落雁でした。

・境内には、安産祈願や安産御礼で奉納された絵馬や柄杓がたくさん掛けられていました。

安産祈願に絵馬を奉納する神社は多いですが、絵馬のほかに底が抜けた柄杓を奉納する珍しいならわしがあるようです。

出産前の方は穴の開いた柄杓の水が抜けるようにお産が軽くすむことを願って、安産御礼の方は安産であったことを感謝して奉納するのだそうです。 お柄杓の初穂料は1500円でした。