御朱印を頂きに参拝。梅若塚と御本尊の元三大師の2種類の御朱印あります。 寺務所入口に書き置きのものが2種置いてあり、どちらもひとつ300円のお納め。 隣においてある箱にお金を入れて拝受。 つまりお釣りは無いので気をつけて!
平安中期に人買いに拐われた貴族の息子、梅若がこの地で亡くなり、それを捜しに東国まで来た母親が隅田川の渡し守から息子の死を教えられ、それを追悼する法要で死んだ息子の霊に会う。その後息子は消えてしまった…という救いの全くない梅若伝説の舞台がこの木母寺。 しかし正確には災害時の整備事業で元々あった場所からは少し移動している。 ちなみにその後、母親はこの地に定住するものの、息子を失った悲しみに堪えられず浅茅池という池に身投げします。 更に救いの無い話。
その梅若伝説を不憫に思った天台宗の僧忠円によりお堂が建てられたのが木母寺(梅若塚)の始まり。
ちょうどこのお寺の近くを対岸の石浜から鐘ヶ淵方向に向けて古代東海道が通っており、この地は隅田宿という宿場を形成していました。 当時東京湾はこの辺りまで湾口になっていて、石浜は文字通り石のゴロゴロしていた浜だったから石浜なんだそうな。面影なんて全くないけど。 …というか縄文海進の頃は更に埼玉は大宮の見沼辺りまで海だったというのだから、そうなると面影どころか想像も出来ないのね。
この梅若伝説は能や浄瑠璃になっているので、こちらのお寺は芸能関係にご利益があるのだそうです。 芸能上達の絵馬も授与されてます…というかその絵馬書...
Read more白鬚防災団地東側にある梅若公園の場所が本来の梅若塚と木母寺のあった場所です
白鬚防災団地建設に伴い現在地に移転してきたので、本来の塚跡は現在でも梅若公園にある
また梅若公園の榎本武揚像は旧木母寺境内にあったもので、寺の移転に取り残された形だが、榎本武揚像以外、木母寺は塚共々まるごと移転してきたので見所が多いのが特徴
私の大好きな謡曲『隅田川』の舞台であります
能、謡曲、浄瑠璃、歌舞伎と商業舞台化されてきた梅若伝説の舞台
梅若堂 梅若塚 宇賀神像 三遊塚 浄瑠璃塚 天下之糸平の碑ほか見所多数あり
梅若伝説は息子の誘拐、母の狂乱、息子の死、母の身投げと、救いが全く無い悲しいお話ですので嫌いです
しかし好きなのです
惹かれる魅力があるのです
この二律背反する気持ちは何なのか自分でも分かりません
『隅田川』これには思い出がある
知人が年少時に日舞で「隅田川を踊った」話しをしてきたので、
私はてっきり謡曲の梅若伝説の隅田川だと思い「あれは悲しいお話だよね」と話をしていたら、何か知人の話と噛み合わないのだ
そんなやり取りが続き、最後になって知人が踊ったのは島倉千代子の「すみだ川」でしたと言うオチ...
Read moreここに祀られている梅若様がそもそもどれだけの人物かはよく知りませんが、これだけの祀られ方をされるということは、かなりのものですかね。でも、子供ですよね。もっとよく勉強してみます。お堂がコンクリートの建物内にあるのも珍しいです。これも、特別な理由がありそうなので調べてみます。ほとんど知識が無いのに訪れたのは、墨田北部のウォーキングコースに入ってたからです。色々な建造物がありましたが、ガラスケースの中にあるのが梅若様と母ですよね。しかし、本堂の中にどうやって入るのかわからず、手は...
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