2013年9月14日に、東京から妻と二人でお邪魔しました者です。
連休でしたが、予約が取れてよかったです。長野市内に寄ってから向かう。 15時過ぎに宿に到着。ナビで行くと少しズレる場合があります。※ウチのが古いのかも知れません。付近に行くと「角間温泉」の看板が有り、それ通りに行けば迷いません。一番目に到着したので、宿の前にクルマを駐車する事が出来ました。2台まで駐車可能。それ以降は少し行った場所に駐車場が完備しているようです。
趣は古旅館でとても感じが良いです。築は明治頃と聞いています。部屋は2階の真ん中の部屋でした。いわゆる旅館の和室八畳一間。窓側は二畳程のスペース。通りに面していいました。清掃は行き届いていて、いわゆるカビ臭さもありませんでした。涼しいのでクーラーも無いですw すぐ斜めに大湯の建物がありとても情緒的です。温泉の窓から川とかが見えるような所ではありません。山間の村の目抜き通りの真ん中って感じです。
斜めに、何でも屋的なお店があります。生活雑貨&飲み物くらいです。コンビニはありませんw
旅館内の温泉は3ツある。奥から檜風呂、大浴場、ローマ風呂。大浴場以外はカギが付いているので一人でも入れます。お湯は掛け流し。我慢出来ない程、熱くは無い。個人的にはローマ風呂が好きですね。段差があるので高齢者は要注意でしょうか。大浴場はコウモリをデザインしたタイル張り。現在にはないタイプですね。 表に大湯を始め幾つかの共同温泉浴場があります。カギは旅館の受付で借りていきます。僕は大湯に朝7時に入りましたが、とても熱いですw 男女別。ここもゆったりしてて気分がいいですね。
2階のトイレは共同で水洗です。少し水の出も困難がありますが、こういう不自由さも昭和的というか。。。ま、これもコツを掴めば。。。w
食事は、夕食、朝食とも一回の座敷で、各部屋で襖で仕切られます。料理は旅館的で僕には、必要にして充分。美味しく頂けましたw ビールを付けたらお腹一杯です。基本的にグルメで期待するものではありません。
また、旅館という性格上、様々な方が泊りにきます。壁一枚、襖一枚の昔ながらの旅館ですので、生活感とか旅情っといった感じで、いろんな声や音が聞こえて来ます。人が話せば声は聞こえてくる。子供が泣けば響いてくる。ま、これも味と思えればいいんじゃないかな、と思います。子供の頃に泊っていた旅館ってこういう感じでしたよね。今は奇麗で豪華でグルメでプライベート感がある高級温泉ホテルなんかが主流かも知れませんが、僕は越後屋旅館さんのような感じがしっくり来ますね。女将さんも気さくな方で、安心して泊れますね。道を挟んで民家とかも有りますので、騒ぎたい方は不向きかも知れません。
星5つつなら、4.7星くらいでしょうw −0.3は。。。思い当たりませんが、ユニバーサル的には段差も多いので、高齢者同士では難しいかも知れません。 料金は僕が泊った時は8,550円(大人一人分、一泊二食付き、入湯料150円込み)。他の季節は分からないので要確認。食事の好き嫌いがあれば対応してくれました(事前に連絡)。
家族、奥さん?!意外でも仲の良い友人とかで、隠れ屋的に使うのが由緒正しい...
Read moreとにかくレトロタイルの湯舟が素敵。そこに掛け流される熱めの源泉は、さっぱりと気持ち良い。この源泉投入量の調節には珍しくといが使われている。といの向きの微妙な調整が湯温を決める。これは御主人だけしかできない繊細な調整であり、そのため何度も湯船に足を運び、適温として温泉を提供して下さっているそうだ。||湯舟は3つ。いずれも貸し切りとして利用できるのがまた良い。1つは珍しい椅子型のレトロタイル風呂で、背もたれのカーブが身体に馴染んでとても心地良い。一番大きな湯船もレトロタイル風呂で、こちらは女性像が手にした瓶から源泉が投入され、顔を何故だか、恥ずかしいのだか少し背けてくれている。湯船が大きいためか最初に入るのが気持ち良い様に感じる。もう1つは桧の湯船で、こじんまりとしているので浴室も湯も一番暖かい。使い込まれた桧の落ち着く湯船でもある。明治に建てられた宿をそのままに温存し、部屋もレトロ感があり凄く雰囲気が良い。きちんと敷かれた布団、低めの蕎麦殻枕に、糊がかかったシーツ類。冬はコタツも用意されている。共同湯は3ヵ所有り、鍵を借りて入る。大湯を中心にして、レトロな宿が数件建ち並ぶ様はそれだけでも良い雰囲気だ。あちこちで湯煙が上がる湯田中温泉郷。その中の一つ角間温泉が、現在もこの様な姿で顕在している事が本当に素晴らしい。レトロ好きな方には是非行ってみて頂きたい。そして大切に守り継がれて来た越後屋のレトロな湯船に身体を沈め、レトロな部屋で心癒されて頂きたいと思う。リピ間違いなしの宿である。1人泊、素泊まり5650円、2食付き8950円。いずれも税...
Read more長野県山ノ内町の角間温泉には、渋湯田中より少し離れた小高い山際に、湯治客向きのこぢんまりとした温泉宿が数軒ある。||越後屋旅館は明治時代に建築された、歴史を感じさせる木造の宿だ。当然ながらウォシュレットやWiFiなどないのだが、そういったものが無い方が、この宿には似合う。||作りは古いが館内は清潔で、掃除が行き届いており、また外光が程よく差し込む設計なので、部屋も浴室も思った以上に明るい。||ここは温泉がとにかく良い。掛け流しの加水加温なし。湯量も豊富で湯口からなみなみと注がれる新鮮なお湯は、熱めのさっぱりとした感触。ナトリウム塩化物硫酸塩温泉とのことで、乾燥肌が潤い、しっとりすべすべになる。||身体に熱が入りやすい泉質なので、入るとすぐポカポカになるが、熱が引くのも早いので、おすすめは、3分ほど浸かり、湯船から上がって熱が引くまで休み、また3分浸かるのを数セット繰り返すと、湯冷めしにくくなる。||この休む間に、よく絞ったタオルで身体をこすり、垢すりをしてみて欲しい。角質がポロポロと落ち、その後温泉に入ると、むきたてのゆで卵のようなプルプルの肌になって、びっくりした。||ちなみに、ここはすべて貸切で入ることのできる内湯の家族風呂が3つあり、露天風呂は無い。中庭のは池。鯉も泳いでいた。お風呂が24時間入り放題というのもまた魅力。客室数も6つなので、混み合って入れないことは全く無かった。||次回はぜひ食事も堪能してみたい。||オーナー夫婦も親切で居心地が良い。のんびり滞在し、お湯を愉しみ、心と身体を休め...
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