Il Vecchio Mulino — Restaurant in Sassari

Wonderful restaurant ambient with nice tasteful music, nice furnitures.

Inexpensive food for the portion size, menu consists of mainly meat and sheep cheeses, there are no seafood at all, as some pictures of the restaurant food suggest. So if you do not like sheep cheese or meat in general, this is not the place for you.

We came without reservation and were seated on the last table which was under direct sunlight, which was quite uncomfortable due to the heat. Other seats were directly near the AC and they could enjoy this. Our suggestion would be for the restaurant to find a solution for this corner and make the whole restaurant comfortable at every table.

The staff took awhile to come to us to take our order although we looked at them for a while, however when served they were...

カリアリから北上しながらいくつかの町を巡り、たどり着いたサッサリ。 この街ではたくさんの選択肢がありましたが、口コミと写真を見て、 「絶対にここは行くべきだ」と思ったのがこの店 Il Vecchio Mulino でした。 結果から言えば、大正解。今回の旅の中で間違いなく一番美味しい食体験でした。

🏡 空間と雰囲気

店内に一歩入ると、まるで小さなジャズホールのよう。 壁にはレコードや写真、木製キャビネットには“Slow Wine”“Osterie d’Italia”の認定証が飾られ、 奥にはピアノとスピーカーが静かに存在感を放っています。 元々は古い製粉所を改装したという空間で、 石壁と木の梁が温かく、柔らかな照明が心を落ち着かせてくれます。 過去にここでジャズイベントも開かれていたそうで、 静かな夜でも音楽の余韻が空気の中に残っているようでした。

スタッフは皆とても穏やかで、目配りと気配りが行き届いています。 お皿を下げるときの仕草や声かけも優しく、 まるで家族経営の温かさとプロのサービスの両方を感じるような接客。 最後には食後酒のミルト（Myrtle liqueur）をプレゼントしてくださり、 その心遣いにも深く感動しました。 疲れがすっと抜け、体の芯から温まるような味でした。

🍝 食べた料理たち

まず最初に出されたのは、2種類の パーネ・カラザウ（Pane Carasau）。 素焼きのものと、オイルを軽くかけて香ばしく仕上げたもの。 この違いだけでも香りと食感がまるで別物で、 最初の一口から「本物のサルデーニャ料理」を感じました。

前菜には、サルデーニャ伝統の卵をのせた料理を。 パーネ・カラザウを使った一皿で、ふわふわの卵とソースのバランスが絶妙。 郷土の素朴さと丁寧な手仕事を感じさせます。

続いて タリアテッレのイノシシラグー（Tagliolini al ragù di cinghiale）。 これは圧巻でした。 濃厚なのにしつこくなく、ソースの奥に感じる野性味と香味野菜の甘み、 手打ちパスタのもちもちとした歯ざわり。 これだけを目当てにもう一度来てもいいと思えるほどの完成度。

メインは 肉のグリル盛り合わせ（Grigliata mista di carne）。 馬、牛、豚の3種（部位ごとに計6カットほど）。 どれも火入れが完璧で、脂と赤身の旨味のコントラストが見事。 特に馬肉は日本では滅多に味わえない赤身の力強さで、 塩とオリーブオイルだけで驚くほど深い味わい。 牛は香ばしく、豚は柔らかくジューシー。 素材への敬意をそのまま皿にのせたような一品でした。

さらに煮込み料理 Bocconcini di cinghiale al Cannonau（イノシシ肉の赤ワイン煮込み）も絶品。 トロトロに煮込まれながらも肉の繊維感がしっかり残っており、 カノナウワインの香りとローリエが全体を包み込むように香ります。 これはもう一度食べたい、魂に残る料理でした。

🍮 デザートとワイン

最後にいただいた クレーマ・カタラーナ（Crema Catalana） は、 表面がパリッと香ばしく、中はふわりと軽い。 焼き加減が完璧で、甘さも控えめ。 その後に添えられた小さなアーモンド菓子（アマレッティ）も、 香り高く優しい味わいで、食後の幸福感を締めくくってくれました。

ワインは ヴェルメンティーノ（Vermentino） の白と、 赤は カノナウ（Cannonau） ではなく、より柔らかい地元品種のグラスワインを。 どちらもハウスワインとは思えないほど上質で、 1杯3ユーロという良心的な価格にも驚かされました。

🌿 次に来たら食べたいメニュー

次回はぜひ以下も試してみたいです：

Culurgiones ogliastrini con ghisadu di cinghiale（イノシシソースの詰め物パスタ）

Ravioli al finocchietto selvatico e fiori di zucca（野生フェンネルと花ズッキーニのラビオリ）

Filetto di Bue Rosso alla griglia（牛フィレのグリル）

Seadas con miele（チーズ入りの揚げ菓子、はちみつがけ）

Tabaccheras dolci ripiene di Biancamangiare（サルデーニャ風甘いラビオリ）

Biancamangiare con composta di frutta e fichi（イチジクとフルーツのミルククリーム）

どれも素材と手仕事を大切にした一皿で、 写真を見るだけで香りが伝わってくるようです。

💬...

First time in Sassari, first time to this restaurant. If I ever make it back to this town, it will be the only place I’d go for food as it was so top-notch that in my point of view nothing would be able to beat it. Excellent service and athmosphere, but this only give a tony extra to the quality and awesomeness of the food we had… highly, highly recommended for people who are not seekinf huge portions but good quality and mouth-watering taste. Compliments to the team again, as I did in person after finishing our magnificent experience at this place today....