― 吉村家直系爆誕以前の壱系&独学・インスパ店巡礼 [首都圏版] ― 『家系総本山 吉村家』とは一切血縁関係が無く、独学・又は他ジャンルから自らの 家系(かけい)を築いた、首都圏内にある独学・インスパ(俗に言う亜流)の老舗を巡礼。
其の代表格に挙げられるのが「壱系」と「千家系」。その2大家系(かけい)には、 1990年代に首都圏にて開業したお店が共に4軒ずつ現存。
本日は壱系サイド、1998年創業『ラーメン 松壱家 藤沢本店』さんに初訪問。
関東南部を中心にFC展開されているウルトラフーズ㈱運営の大手資本系。 当RECsでは、超大手チェーンや、店炊きされていない資本系、CK系は基本的にレビュー しない方向性なのですが、一応、壱系総本山『壱六家』の御出身である事と、私自身一度も 『松壱家』チェーン店さんに伺ったことが無かった事もあり、今回の初訪問に至った次第。 現状のCKを知り、“改めて” を知る! も一興w
入店。 北斗七星(柄杓)の様な珍しい形のカウンター席と、6人はイケそうなテーブル席が3台。 厨房は、男性の1オペ。 藤沢駅から程近い事も有ってか? 昼過ぎでも後客は次々と。
[醤油豚骨ラーメン 並 … 830円] とりあえずのデフォ・全部ふつうコール。 着丼。 壱系のシンボル“うずら”もしっかり鎮座! 只、この御時勢の影響か? 掲載写真にはあった筈のキクラゲ、遂にはメンマも無くなってます...。 まぁ、個人的には何の問題もないんですけどね!w ンッ!小さな寸胴で温めた明らかにCK系な筈なのに、しっかり豚骨・脂臭がしています!
・スープ(味の濃さ:ふつう / 油の量:ふつう) CKっぽいクリーミーポタージュ系ながらも、醤油がクッキリ立ってます! 脂感も、大手『魂●家』のようなイヤなクドさは無く、良い感じの纏まり具合! コレは良い意味で予想外!!
・麺(長多屋製麺 / 麺の硬さ:ふつう) 長多屋製のユル縮れ中太角麺。 ここ最近の長多屋って、やや細身・角麺が主流なんですかね?
・トッピング 壱系のシンボル! 松壱家 藤沢本店の「うずら」は、白身はプリっと! 黄身は柔らか! 特有の臭みもナシ! チャーシューは、オーブンでこんがり熱されたバラロール。 豚バラ特有の脂っ濃さも控え目なのがイイ! 若干ニンニクの様な風味も? ほうれん草は、少量ながらもコリコリで歯応えが良く存在感アリ! 長ネギは、ザク切り・多目でニオイもしっかり! このコッテリスープに相応。 のりは、スープに溶けないしっかりタイプ。
明らかにCK・温め系のクリーミーポタージュ系スープには違いないのですが、 何処ぞのCK使用店よりも印象は、“思っていたよりも”良かったです。 只、この内容・量で830円かぁ...、という疑問点だけは残ったかなぁ..。
☆PWF (Pedigree Widespread Followers) 20世紀代のプロレスラーに例えるなら… 濃厚クリーミーポタージュ系豚骨×醤油がクッキリ立った力強いスープのこちらのお店は、、 新日~SWS時代のアメリカナイズされたファイトスタイル(?)で、イケイケだった頃の 世紀末の超闘王、デンジャラス新人類、サンダーストーム:北尾光司 を想起!w 各界時代は横綱にまでの盛り詰めた強者。...
Read more1998年創業のラーメン店 松壱家。 創業当時は、ラーメンの味に大変衝撃を受け週に3.4日は通っていました(あくまで過去形)
お店の公式サイトに「心を込めた1杯を」的なことが書いてありましたが現在は消されているようです。 理由は下記を見れば分かると思います。
こちらは創業当時は1店舗のみだったので、お店でプロの方が大きな鍋でスープを作っておりました。 とてもパンチの効いたスープに感動を覚え衝撃を受けました。 創業してから数年、店舗さんは何をちまよったかチェーン展開を始めました。
店舗が増えれば当然、スープを作る施設が必要になりますよね。 現在はスープ工場にて全店舗分を作り恐らく冷凍して各店舗に専用車両で運搬。 各店舗には、スープを一から作れる職人さん無しで経営。
はい、ここまで言えばわかりますね。 「心を込めた一杯を」が消された理由は、愛情を込めなくても、牛丼店と同じで出来上がったものをラーメン素人従業員が盛り付けてるだけなのです。 各店舗では、解凍したと思われる少し大きめの鍋から小さな鍋にスープを入れて1杯1杯温めてますよ(笑) 各店舗で販売しているラーメンは生麺のレトルドラーメンといっても過言ではない1杯をお客様に販売しています。 しかも、近所の他店舗よりおよそ100円増しです。
しかし! レトルドラーメンを食べていると思えば、確かに、めちゃくちゃ旨いです(笑) しかし、われわれ素人の客達は、スープもプロの職人が各店舗で作っている。と思うものではないですか? それをスープ工場でとなるとレトルドラーメンになると思う私の思考回路はおかしいですか? レトルドラーメンを店舗で食べて、満足しますか?...
Read more横浜の方がずっと行く機会の多い自分にとってはゴル麺で馴染みのある松野軍団の総本家。そして、家系界のビッグネーム「壱六家」の出身である。そして、その特徴としてウズラの卵がデフォで付く。これは玉子を食べたいけど一つは多い自分にとっては非常にありがたいサービスなのである。そしてそれは、自分だけでなく連食が当たり前の大方のラヲタに当て嵌まることだと思う。
麺は初めからそこそこ硬め。その硬さが実にスープとあって良かった。家系で硬めにすることは滅多にないのだが、今後は考え直した方がいいのかもと考えさせられた。 このレベルの家系は少ないのではないだろうか。麺もスープもそのバランスも良く出来ていて言うことなし。化調に頼り過ぎの一歩手前の所で抑えている所もとても上手だと褒めてやりたい。 だがその分値段は780円と家系にしては類のないほど高すぎる。住んでる日吉では600円でライス食べ放題まで付くのが普通なのでちょっと考えられない値段設定。それでもここまで作りこまれた家系はなかなかないし、店内環境も食事環境として明るく清潔でとても良いので満足。写真が綺麗に撮れるのもポイント高い。 それに家系では珍しい、鶏白湯なるものを提供しているのにも惹かれた。食べてみると、家系ラーメンから豚を除いて醤油を抑えたような味で美味しかった。二人で来たら普通のと鶏白湯でシェアして食べるのがお勧め。
壱六家と言えば、◯◯商店の家系でお馴染みの町田商店もその出身だし、だるまのめでお馴染みのユウシングループの壱角家もその...
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