Yamatoan kuroishi — Restaurant in Ise

Reservation is a MUST

Welcome tour: It was an extraordinary experience. The owner granted us with a warm welcome and brought us to their own lobsters pool. He shows us how they used CCTV to observe lobster ecdysis/ molting so that we can enjoy this specific dishes. We were even being brought to their kitchen. After all the 15 mins welcome tour, we must take our shoes off when entering the restaurant and walk up to first floor dining area.

Food: We ordered ¥29,000 lobster set and every dishes were awesome and delicious in terms of taste, presentation and smell.

Service: Excellent service and friendly staff.

Seating: There are several rooms which are suitable for a group of people who prefer privacy

Reminder: You must arrive on time and...

My husband and I both ordered a set of 11000 yen Ise lobster with 9 dishes. It was a fantastic experience and beyond our expectations, although it was a bit scary in the beginning. The lobster was alive and moving while served raw. It tasted very chewy and fresh with umami. The flavour of the lobster gratin was so rich, which can be my favourite of the day. Anyway, the whole experience was so great, amazing freshness, perfect seasoning, serving and proportion.

Though the location is a bit far away from the nearest station by walking, taking a cab or driving is highly recommended. Do reserve a table before heading, it is quite popular...

2023/06/03(土)の19:00頃に訪問。幻の脱皮伊勢海老を味わう事が出来る伊勢の名店。 注文した料理は事前に予約していた幻の脱皮伊勢海老会席。様々な形で伊勢海老を堪能出来るコース料理だ。 …という事で、今回は提供された順番にレビューさせていただこうと思う。

まずは先付けの鯵の南蛮漬けともずく酢から。 南蛮漬けは優しい酸味と甘味が鯵が纏った衣に染みており美味しい。 もずく酢の方もそこまで酸味は強くなく、むせることなくするすると入っていき美味。 次は地魚の刺身。 …魚の刺身に関しては苦手なのでノーコメントとさせていただきたい。 次にやってきたのは伊勢海老のお造り。活け造り状態で鮮度の良さを感じられる。 光を浴びてツヤツヤと輝く宝石のようなその身は驚く程にぷりっぷり。こんな弾力の海老は今まで口にした事がない…。流石は海老の王様である。 味の方は伊勢海老の風味の中に甘みを感じられて絶品。これがあればお酒が無限に飲めてしまいそうである。 お次はサザエのつぼ焼き。実は人生初サザエだったりする。いただきます。 …おぉ！咀嚼する度に磯の香りと貝の旨味が滲み出てきてウマい！ 見た目がグロテスクだからという理由で今まで食べず嫌い状態を貫いてきたが、もっと早くに食べておけばよかったとちょっと後悔。 次は伊勢海老の塩焼き。 クリーミーで濃厚な内子と伊勢海老の旨味がぎゅぎゅっと濃縮されたミソがたまらない。身の方は大味だがほんのりと甘みを感じられて食感はぶりんぶりんでうまし。まさにシンプル・イズ・ベストという言葉が相応しい調理法である。 お次は伊勢海老の足の天ぷら。 これが地味ながらも非常に香ばしくサクサクで美味い。個人的には今回のコース料理の中で最も伊勢海老の香ばしさを堪能出来た逸品だと思っている。 お次は伊勢海老の鬼殻焼き。 塩焼きの美味しさに醤油の香ばしさがプラスされて美味しくないはずがない。美味しい。 そして次に登場したのは今回のコース料理の主役とも呼べる幻の脱皮伊勢海老。調理法はバター焼き。その姿とバターの香りに生唾を飲んでごくりと喉を鳴らし…いざ、いただきます。 香り高いバターを使ってこんがりと焼かれた脱皮伊勢海老はどの部分を口にしても芳醇なバターの香りと伊勢海老の旨味・香ばしさが溶け合った夢のような味がする…。 私が特に美味しいと思ったのは殻の部分。食べるとパリッと香ばしく、ジュワッとバターが滲み出してくる…。その味は間違いなく今回のコース料理の中で最も美味しいと言える料理だった。 普通の伊勢海老と比較すると少々値が張るので最後まで食べるか迷ったのだが…かけがえのない食体験を得られたので食べてみて本当に良かった。 メイン料理は既に出てきたがまだ伊勢海老ラッシュは終わらない。次は伊勢海老の具足煮だ。 これまでの伊勢海老料理と比較すると弾力が弱く柔らかい。甘く優しい白味噌の味付けも相まってほっこりするような料理だ。 次は伊勢海老の味噌鍋。 伊勢海老という食材の出汁としての優秀さがよく分かる料理。伊勢海老の旨味が溶け出したスープで煮込まれた食材は１ランクも２ランクも美味しくなっていた。 次は天巻。 美味しいのだが特筆すべき点はなかった。 次はおじや。 先程の味噌鍋のスープで作られているので見た目はシンプルだが味は一流。おじやという料理の概念が覆るくらいうまい。 最後はデザートの自家製アイスクリーム。 爽やかな抹茶の風味がコースの幕引きにちょうどよかった。

これにてコースは終了。 途中、調理前の脱皮伊勢海老と普通の伊勢海老に触れさせてもらって固さ比べを楽しませていただけたり、温くなったおしぼりを交換していただけたり、大将がお客さん一人の為にわざわざ挨拶に出てきてくださったりと味だけでなく接客面も一流だった事もここに記しておく。 もしもまた伊勢市で伊勢海老を食べる機会があればその時は是非ともこの店で食べたいものである...