そこそこに口コミも高いので鰻重と白焼きを予約して来店。ここはホテルの日本料理店で値段も手頃、地産地消にも力を入れているらしい。公式サイトでは鰻重へのこだわりが載っていて、鰻、たれ、調理法、米にそれぞれ講釈がついている。鰻屋で待たされてもなんの文句もないが、やはり店側も客側も暗黙のルールが通用しない時代な訳で、土用丑の日ともなると予約無しなど論外、鰻好きからすると土用丑の日など迷惑でしかないのだが、そこはまぁ季節ものと割り切って入店。着座数分後には白焼きが登場。 フム、身、皮の焼き具合は良さそうだ。香りに際立つものがない事から竹炭などは使っていない、と。で、箸休めは定番の奈良漬け、薬味はおろしと山葵… 山葵は残念ながら一目で練り物とわかるものだった。この地は山葵なら東北随一の生産量、地産地消を謳う地元ホテルならそこは頑張ってほしいところだが、薬味のありがたみが薄れる昨今ではしょうがない。 さて待つこと数分、メインの鰻重登場となった。白焼きで焼き具合は確認済み、たれと米のマッチングも箸を入れればすぐわかる、悪くない。山椒の葉が添えてあり、見栄えも食欲をそそる。 さて薬味はと…あれ?ない。まさか市販の小袋じゃないだろうし、やはり、ない。もしかして掛かってるのか?いや、それはない。膳を運んできた娘さんは既に消えていて、おまけにここは座敷の奥で呼び鈴もない。 つまり、これはこれで完成形として出されたもの、という事か… 鰻重は地域によっても店によっても薬味は様々である。そこには店の気概というか、掟みたいなものを感じさせる店も少なくない。自家挽の山椒や粉山葵などを出す鰻屋、焼いた鰻の香りを殺さないように薬味に注意をはらっている店もある。ただ、この店にそういうこだわりがあるのだろうか?さっきの練り山葵から察するに薬味なんかどーでもいい系なのでは…まぁ、ともかく熱いものは熱いうちに食うのが一番なので箸をつける。 タレは舌にささらない程度に塩気があり悪くない。身も最近の国産うなぎトレンドである巨大化モノではなく、程よい肉厚さ加減だ。 でも、やはりコレは足りていない。香味に欠けているのだ。
食後しばらくして、ようやくお店の人が隣席にきたようなので声をかけた。 「ここでは薬味はつかわないのですか?」と。 先ほどの20代の女性と違い、それなりのポジションであろう妙齢の女性は即座にテーブルを見回したが、その所作ですべてが判ってしまった。 「薬味をつけ忘れた」のだ。 そのあとは謝られたが、もう掛けるものないのでしょうがない。食後のアイスサービスの申し出も断った。この上、甘ったるいのは勘弁だった。
確かにwebで謳っている部分のこだわりは判った。でも薬味には触れていない、おまけ扱いなのだと思う。食してないので判らないが多分山椒だろう。 岩手山麓で天然モノの山椒が手摘みで取れる土地で、時期も7月ならギリギリ間に合うだろうが、多分使われ...
Read moreVery Japanese - and very good 👍 Our Soba sets included some fantastic tempura, excellent soba, fresh wasabi and several other small dishes. It’s more Japanese than western leaning me usually gets, but loved it...
Read more東日本ホテル二階の静かな和食処。高級感がありますが、気軽に入ることのできるお店です。メニューの種類が多く、基本的な和食類が揃っているので好みが分かれても安心です。 来店時は予約がおすすめですが、必須ではありません。お値段は気持ち高めですが、その実妥当だと思います。
時期メニューもあります。夏の鰻はオススメできる一品でした。6月中旬から8月頃までですので、是非お試しください。うな重には漬物、肝吸いがついてきます。
支払いにはクレジットカードを使用できます。車を東日本ホテルではなく提携駐車場であるクロステラスに止めた場合にはこちらで駐車券を出すことでサービス券をもらうことができます。 車...
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