金の字 本店 (静岡県静岡市清水区/最寄駅:清水)
JR東海道線・清水駅西口(江尻口)から徒歩1分、線路沿いに数多くの飲食店が軒を連ねる「清水駅前グルメ通り」にある昭和25年(1950年)創業の老舗酒場「金の字」。
清水名物のご当地B級グルメ「もつカレー」の発祥のお店として有名。こちらの本店の他に、静鉄(静岡鉄道)・新清水駅前にも店主の親族が営む支店がある。どちらも週末は開店直後から満席になる人気店で、名物のもつカレー煮込みは早い時間帯に売り切れてしまう日も多い。
以前はJR静岡駅近くの静岡市葵区常磐町にも暖簾分け店があり、1981年の創業から40年以上地元で愛されていたが、そちらは2023年6月に閉店している。
金の字の元祖もつカレーは、串に刺した牛モツを継ぎ足しのカレーソースで煮込んだもの。金の字の初代店主・杉本金重さんが名古屋の「どて煮」を参考に考案し、屋台時代から名物メニューとなった。
初代が戦時中に満州でカレーを作ったことがあり、味噌味のどて煮だと夏場は売れ行きが落ちるため、季節を問わずどの世代にも人気なカレー味にしたのだそう。
酒のつまみとして評判となり、昭和30年代~40年代にじわりじわりと周辺の居酒屋や家庭にも広まっていき、今では地元清水のソウルフードとなっている。
港町・清水の名物といえばなんといってもマグロが有名で、もつカレーは知る人ぞ知る隠れご当地メニューのような存在だったが、2006年に第1回「B-1グランプリ」が開催されたことで、ご当地B級グルメでの町おこしブームが全国的に巻き起こり、清水でも2008年に「清水もつカレー総合研究所」が設立された。
清水駅周辺のもつカレーを提供する飲食店を紹介する観光マップが作成されたり、レトルト商品や缶詰などお土産としても発売されたことで全国的な知名度が高まった。
他のお店ではモツを串に刺さずにカレーのルゥで煮込むのが主流だが、発祥の金の字では創業当時からの串焼きのスタイルを守り抜いている。毎日、一本ずつ串打ちし、カレーも自家製でイチから作っていくので、朝から仕込みを初めても1日に提供できるもつカレー串は約200本が限界だそう。
本数の制限も設けていないので、一人で5本~10本を注文する常連客も多く、お土産で10本単位で買っていく人もいるので、開店から1時間ほどで完売してしまうこともあるそうだ。
この日は月曜日の17時30分過ぎに訪問。週初めの早い時間帯なので店内はまばらな客入り。店内はヒノキの一枚板を使ったコの字型のカウンター席と長テーブルがあり30席ほど。奥には団体客用の座敷もある。
老舗らしい重厚感のある雰囲気だが、清掃は隅々まで行き届いていて清潔感ある。テーブルの上に灰皿があり店内喫煙可。二代目夫婦と三代目、妹さんの家族経営のアットホームな雰囲気。
●瓶ビール(大瓶) 800円 生ビールはサッポロ黒ラベルor静岡麦酒で、瓶ビールは大瓶(633ml)がキリン、アサヒ、サッポロから選べ、小瓶(334ml)はエビスになる。大瓶のキリンをチョイス。銘柄は「一番搾り」ではなく「クラシックラガー」。現在市場で流通している国産ビールのほとんどが非加熱処理の「生ビール」だが、伝統的な熱処理をした生ではないビールは「キリンクラシックラガー」と「サッポロラガー」の2銘柄のみ。生ビールの軽快さとは違った昔ながらのどっしりとした厚みのある味わい。
●もつカレー煮込み 1本210円 名物のもつカレーを2本でオーダー。10年以上前にもこちらの金の字本店の来たとこがあるが、そのときは土曜日の遅めの時間だったのでもつカレーは売り切れだった。10年越しの念願。
飴色のカレーをまとった牛もつ串で、ふわふわの柔らかいモツは臭みは全くなく噛むほどに味わい深い。毎日継ぎ足していく伝統のカレースープは、食欲をそそるスパイスの香りと焦がしたようなほんのりビターな風味が絶妙。家庭で食べるカレーよりもコクが深く、牛の旨味も溶け込んで濃厚な味わい。
もつカレー煮込みに使う牛もつは1日でなんと牛6頭分になるそうで、冷凍ものは使わず、毎日大量の生の牛もつを仕入れ、丁寧に下処理している。洗浄から下茹でして串に刺すまで1時間半~2時間弱を要するとのこと。お店によってはすでに茹でられた冷凍のもつを使っているところもあるそうだが、下処理を業者任せにしていると、汚れを落としきれていないこともあるため、臭みのないモツの美味しさを提供するため、お店でイチから仕込みをしているそうだ。
●アカ焼、ナンコツ焼 1本210円 串焼きは1本からオーダー可能。もつカレー以外に使う牛や豚のモツも生の状態で仕入れて、手間を惜しまずにお店で下処理を行っているので鮮度抜群。アカ焼は脾臓のことチレやタチギモとも呼ばれる部位。レバーに似たコクのある風味と歯応えが食感で甘辛いタレと相性抜群。ナンコツ焼は淡白でコリコリした歯応えが絶妙な喉軟骨(気管)の串焼き。
●タン焼 1500円 皿物のタン焼きは豚2頭分(舌2本)のステーキのようなボリュームで1500円の値段も納得のボリューム。丁寧に焼き上げられていて柔らかくジューシィな仕上がり。弾力のある食感で脂の少ないさっぱりした味わい。付け合わせのレモンを絞ると爽やかな酸味がプラスされ相性抜群。
●冷酒 純米酒 正雪(しょうせつ) 900円 清水区由比にある神沢川酒造場の銘酒「正雪」。純米ならではの濃厚な味わいと飲みごたえがあり、余韻の旨味もどっしりときます。コメの旨味ともつカレー煮込みや串焼きとの相性が抜群。カレーとライス(日本酒)なので相性が良いのは当たり前。
●若どり焼(もも)...
Read moreHas the very famous Shimizu Motsu Curry (清水もつカレー). It is very very good, a must if you ever visit Shimizu district. Just one thing; I bet it would be so much better if they have rice as well, since when you order the Motsu Curry you have so much leftover curry - which tastes delicious by itself - and it is quite sad to leave as leftover. I guess it would go...
Read moreThe food here run out really quick. The curry sauce is not for me but others love it so it depends on your tatse. All the grilling smell so good and so soft. Good atmosphere too. Came here with friends or else I will never...
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