昭和30年創業、井の頭線永福町駅前の有名ラーメン店「大勝軒」から暖簾分けされたお店です。2023年4月にJR八王子駅南口に開店しました。
大勝軒と呼ばれるラーメン店は、沢山ありますが、主に下記の3系統があります。 ●1913年創業の人形町大勝軒。
●1951年創業の丸長系大勝軒。有名なお店では、東池袋駅の大勝軒も丸長系大勝軒の暖簾分けのお店です。
●1955年創業の永福町大勝軒。今回訪問したのは、こちらの永福町大勝軒系になります。
それぞれ同じ屋号を使われていますが、ルーツが全く異なり関係性がありません。 八王子北口側には、丸長系の大勝軒もあるので、間違われないようにしてください。
こちらは、本家「永福町 大勝軒」の味を踏襲していますが、このお店のオリジナルのメニューもあり、個性を出そうと努力されている事が垣間見れます。
場所は、JR八王子駅南口。駅改札から徒歩4分の場所です。 行き方は、JR八王子駅改札を出たら左(南口方向)へ。そのまま直進して南口のペデストリアンデッキ(大型公共歩廊)に出ます。ペデストリアンデッキ(大型公共歩廊)の突き当りのエスカレーターを降り、眼の前の信号を渡ります。角に建つファミリーマート左に見ながら、130m程進んだ左手にお店があります。改札からほぼ一本道です。かつて歌手グループのファンモンが愛したラーメン店「ラーメン宮城」が在った場所です。
ラーメンの具材は、本家と同じで海苔、チャーシュー、長ネギ(薬味)、メンマです。 これに、生卵やチャーシューやメンマやワンタン等のトッピングを乗せたアレンジメニューが加わり、本店よりラーメンのバリエーションが豊富です。 本店は、ラーメン専門店ですが、こちらのお店は、ライスやビール等もありますし、トッピングの種類も豊富です。また、ワンタン麺も本店にないメニューです。
スープの味も本家同様醤油味のみ。 動物系と煮干し系の合わせスープで、動物系、煮干し系のどちらかが際立つこともなく、本家同様の絶妙なバランスを保っています。煮干しの香りが漂うスープは、ホッとさせてくれる優しい味ですが、昔の「永福町大勝軒」の柚子の香りが漂うスープではありませんでした。
スープは、気を付けないと火傷をする熱さで、これも本店と同じ。スープがラードで覆われているため、最後まで冷めることなく熱々で頂けます。
麺も本家と同じ「草村商店」の中細麺を使われていて、麺の茹で加減もかなり柔らかめに茹であげられていますが、歯応えが無いわけではありません。 私は、好みではありませんが、「永福町 大勝軒」ではラーメンに別添えで生卵を注文し、麺を生卵につけて食べるのも人気です。こちらのお店でも注文が可能です。
麺の硬さや味の濃さなど、好みにも対応してくれるので注文時に伝えてください。
「永福町 大勝軒」と云えば、麺の量が並盛りで2玉(280g)分もあるボリュームのあるラーメンで有名すが、こちらのお店は、初めから小盛り1玉 並盛り1.5玉か2玉、大盛り2.5玉の3サイズを選ぶことが出来ます。券売機に各サイズが表示されています。 一般的なラーメンが、一玉140g前後なので、お子様や食の細い方は、小盛りを注文されたほうが良いと思います。
丼ぶりも洗面器を思わせる大きさの器ですが、本家のように銀色のお盆に乗せられることなく、そのまま提供されます。
注文方法は、入口の券売機で食券を購入するシステムです。支払いは、現金のみ。
客席は、L字形のカウンター席7席と4人用テーブル席2卓の合計15席です。
卓上調味料は、醤油、酢、辣油、白胡椒が用意されています。水は、セルフサービス。券売機横にコップが積まれていて、カウンターに冷水ポットがあります。
今回は、本家のメニューに無いワンタン麺を注文してみました。
ワンタン麺は、基本のラーメンにワンタンが5個程乗せられているだけです。 ワンタンの餡が少なく、ほぼワンタンの皮が入っている感じでした。 ワンタンの茹で加減も、ラーメンの麺と同様柔らかめに茹でられていて、ワンタンを箸で持ち上げようとしても、途中で切れてしまいそうな柔らかさでした。
味に関しては、本家のラーメンと変わらぬ味で、煮干しの風味が口の中に広がるとともに、動物系の旨味も加わり優しい味です。特徴的な柚子の香りは、かなり薄く控えめに感じました。 スープを覆うラードが少し多く感じ、昔より脂っぽく思えたのは、私がもう若くない証なのかもしれません(笑) それでも、わざわざ永福町まで足を運ぶこと無く、八王子という田舎町で「永福町大勝軒」の味を食べられて満足できました。
アクセス JR八王子駅南口徒歩4分 八 王子駅から330m
営業時間 11:00~21:00
定 休...
Read more2025.6.8近況 最近の口コミで投稿者をサクラと書いてらっしゃる方がいますけど、私は少なくともサクラじゃありませんし、レビューに忖度しません。 ラーメンは年に200杯ほど食べてると思います。 他のレビューワーを否定する書き込みには残念です。。
とは言っても食事には好みが付き物です。 塩味のあるものは体調によっても舌の感じ方が変わりますし。 ご自身で食して判断すればいいのかなと思います。
最近は厨房を1オペで回しているようです。 でも提供は早く、ストレスなく楽しめます。 いつもブレが少ないですけど、特に外国人のお兄さんが作ってくれる時はカエシとスープのバランスが絶妙で私の好みです。 日本語も凄く上手で常に笑顔で食事がいっそう楽しい時間に成ります。
2025.2.1 近況 良い感じに魚介系のコクと言うか香ばしさが出て、全体的な調和がとれて美味しいです。😊 八王子ラーメンの様に塩辛過ぎず二郎系のようにもたれる感じも無く、バランスの良い王道のラーメンで、スープを飲んだ瞬間ホッとする心地よさがあります😊 物価高騰のせいか、チャーシューは以前の肉質から変わっている気がしますけど、これはこれで昔ながらの歯応えある感じで好きです。
店内の雰囲気も心地いいラジオが流れ、寸胴鍋から立ち上る湯気をカウンター越しに感じられるのも、ノスタルジックな屋台のようでとても良いです。
最近の私のハマった食べ方を。 小鉢の生玉子を溶き、卓上にあるカエシをひと回し入れ、コショウを気持ち多めに小鉢に入れ再度かきまぜる。 そこにすき焼きの様に麺を付けて食べる。 って感じです😊 どんぶりのラーメンはプレーン状態で食べ、味変は小鉢の生玉子で、って食べ方です。 コショウ感がダイレクトに来るので結構鮮烈ですよ! お試しくださいませ。
ラーメンの好みはほんと難しいと思いますけど、魚介系であっさり目のラーメンがお好きでしたらお薦めしたいお店です。...
Read more永福町大勝軒系の新店舗です 私は永福町大勝軒系が大好きです
こちらは23年4月にオープンとのこと もっと増えないかな~ 永福町大勝軒系が
以前、八王子の北口に「大海軒八王子店」があったが、閉店してしてしまった 永福町大勝軒系で結構、好きだったけどね 残念 こちらの新店はどこの出身なのでしょうか 分かりません 昔、一橋学園の大勝軒の店主さんが、八王子に大勝軒を出していた時は 黄色い看板だったので同じかな? 草村の麺を使っているので関係していないと引けないはずです
さて、なかなか八王子に行けなかったのですが、 山登りの帰りに寄る 八王子駅南口から「とちの木通り」を数分歩くとあります
黄色地の看板で二郎っぽい 食券機でコウニューします 中華そば1玉@800,1.5・2玉は@900(ラーメンとチャーシューメンは1.5・2玉は同額) そしてワンタンメン・チャーシューメン・ワンタンチャーシューで、各種トッピング、 ライス、ビール、お土産もあります
●ワンタンメン1.5玉@1,050(税込)をぽちっとコウニュー
ワンタンが入ると、1.5玉、2玉とは値段が違います L字カウンター7席とテーブル2卓
店員スタッフさんはワンオペで、外国人ですかね 若いです 先客1名後客1名 BGMはラジオ
7分待ってご対麺 ステンレスのトレーには載っておりません ですが相変わらずの大きな丼ぶり 具はチャーシュー、メンマ、なると、海苔、ワンタン、ねぎ
スープに表面にはしっかりとラードの層 結構、オイリーで、 軽い煮干し感はあるのですが、全体的に動物の出汁はライトですね そして醤油ダレも抑え目ですね ですが、バランスは保っています よくある、永福町大勝軒系の味わい 醤油ダレは卓上に置いてあるので調整可能です 個人的にはもう少し、煮干と動物の出汁が強い方が好きです
麺は、草村商店の中細で軽くちぢれがかかっております やや、硬めな茹で加減でプツっとした感じの食感があり、 いつもの柔茹でが多い永福町大勝軒系では珍しいかも 良くスープと絡んでいます
チャーシューはやや硬めな食感で肉の旨味を感じます
ワンタンは薄皮でフワフワ よくあるのが、ワンタン全部がくっ付いていることが 多いのですが、こちらはひとつづ、リフトできました 餡は少ないものでしたが、薄皮のチュルルンは舌触りがたまりませんね
今回、生卵を頼むを忘れていました 次回は生卵ですき焼き風に頂きたいで...
Read more