Houjuntei — Restaurant in Tokyo

笑顔が素敵なコワモテ店主の作る料理はやっぱり美味い！

秋雨の土曜日お昼時、地元の友達の理髪店で散髪後「どこか美味しいラーメンない？」と聞くと、「さっぱりならななふく、こってりなら豊潤亭」とのこと。とりあえず小金井街道の宮地楽器あたりを目指す。原付で移動中のワタクシ、残念ながらななふくは駐輪場なし、ならばと3人くらいのお待ちならとばかりに豊潤亭の前に原付を止め、列に並ぶ。

入り口から見えるところで、コワモテの店主が麺茹でをしている。1食分づつ麺をわけながら、モミモミ。丁寧な仕事してます。お、期待できるかも。

そして待つこと5分、店内に移動。食券を購入すると、とっても可愛い女の子が「脂の量どうしますか？」話に聞くと燕三条ラーメンという背脂が売りのラーメンらしいので、ならばと通常の２倍大脂を選択。そういえば、店内には煮干しのいい香りが漂ってます。さらに期待を膨らませて着席。

こんな可愛い子がバイトしてるなんて、あのコワモテ店主、きっといいやつなんだななんて勝手に妄想。

さらに待つこと2〜3分、丼の到着。いただきます。

なるほど、背脂たっぷり、なかなかの高カロリー感。混ぜ混ぜして、麺を咀嚼。おお、湯切りがきちんとされてて、しかも思ったよりこってり感は薄くでも味はしっかりしていて最近食べたラーメンの中ではダントツうまい。チャーシューも肉感たっぷり柔らかくて口中でほろほろしていきます。ノーマルトッピングの岩のりが煮干し出汁のスープを吸ってまたいい感じに。柚子ピールはあまり好みではなかったし大好きな追加トッピングの玉ねぎはできればもう少しみじん切りだと嬉しかったけど、全体的には大満足。こってり背脂ましラーメンなのにスープまで完食してしまったのでした。

帰り際、厨房のガラス越しに店主と目が合うと満面の笑みで「ありがとうございました」やっぱ飲食店はこうでなくちゃ。それにしてもコワモテだけど愛想のいい店主の作る料理はほぼ外さないというのは間違いない法則ですね。

ガラス越しに「美味しかったです」と声にならない私の返事、願わくば店主がラーメン作りだけでなく読唇術の達人であることを願...

初めて行った時に強烈なその背脂に魅了されてからどれくらい経ったでしょうか、かねてから好きなお店ではありましたが主に接客の部分でネックな部分がちょいちょい。

初期の頃は食券を購入して店員さんに渡した時点で背脂の量を聞かれたと思うのですが、途中からこっちから言わないと脂の量の確認がなくなったような気がしました。レビューを見ると近年は聞かれないという声が多いですが、多分この辺は元々のスタッフさんの匙加減という感じがしますね。少なくとも私は聞かれなかったことが以前から数回ありました。

ただこの部分は完全な無料サービスなので、判断が難しいところではあります。ここに文句をつけるのは違う気がしますね……なんせ背脂自体は少なめでもラーメンは旨いので。ただ脂多め、特に鬼脂にすると完全に別のラーメンであり、これが強烈なので背脂好きには1回味わってほしいものではありますが初見の人が入って食券買っていきなり「鬼脂で‼︎」とは頼み難いとは思うので、ここが難しい気がしますね。なんせカウンターには脂量調整ができるとの表示があるんですが店頭や券売機にはなく、またスタッフさんが確認しないタイプの人だと詰みます。これがラーメンが旨いのにお店を難しくしてる気がしますねぇ……(注、決してどの店員さんも態度が悪いとかではないです)

ところで、それはともかくここのまぜそばはこの辺の台湾まぜそば的なものでは1番旨いと思っており、初めて食べた時はスープ追い飯付きでしたが近年は聞かれることがなかったので「まぁなくなったのかなぁ……」と思ってたら追い飯はやってるようでした。それは最近行った時に丁寧な店員さんが言ってくれたので分かりましたが、やはり言ってくれない店員さんの方が多いです笑　あとまぜそばも脂を多めにすることが可能だったのを知らなかったので、今回大油(まぜそばに鬼脂はない模様)で注文したらサイコーでした‼︎

システムと店員さんのフォローがキモではあるんですが、やっぱ...

2021年7月再訪。 緊急事態宣言にともない、11時から20時の通し営業。土曜15時過ぎ先客4組だが並ばずに入店。2年ぶりの再訪。前回は特製中華そばを頼み、トッピングの岩のりがおいしかったので今回は岩のり中華そば1000円+大盛100円中油に挑戦。 ラーメンが見えないほどに岩のりが一面に。その上に中油が雪のごとく散りばめられています。海苔単体の風味もしっかりあるが、かえってラーメンの良さが半減。のりのスープを食っている感じ。何事も適量が大切と実感。次はまぜそばに挑戦したい。

2019年5月初回訪問 東京では珍しい燕三条ラーメンを食せます。武蔵小金井駅近辺ではツートップななふくと並ぶ人気店。この近辺の人気店は新小金井街道沿いと、東小金井駅周辺に分布しており、いずれも駅からは少し離れているが、駅近くではこの2店をおすすめする。駐車場はなし。休日12時店内は満席、待ち3名。店内はL字型のカウンターのみ10席程度で広くはない。入口すぐの券売機で食券を購入。厨房前で待ちます。ラインナップは王道の煮干をベースにした中華そばのほかまわや、味噌やつけ麺もあり。初訪の為、特製中華そば1000円を注文。岩海苔、炙りメンマ、チャーシュー、味たま、賽の目上に切られた玉ねぎがノーマルよりも多めにトッピング。特徴的な背油チャッチャは少なめ、標準から鬼油までお好みでチョイス可能。鬼油は通常の4倍。見た目はラーメンに雪が降り注いだごとく真っ白。今回は標準で依頼。スープは煮干ベースだが、そこまでくどくなく後味スッキリ。飲みやすい。油も一見もたれそうな感じはしたが、そこまでではなく、岩海苔の食感、風味や刻み玉ねぎと相まって気にならない。味たまも一見単なるゆで卵のようだか、しっかり味が染み込んでいます。麺も中太縮れ麺が背油、スープをほどよくリフトしこれまた絶品。燕三条ラーメンという独自ブランドもうなずける、他のラーメンとは例えようのない...