An izakaya restaurant in Shinbasi, apparently very popular with the “salarymen” who frequent the place over the weekend to socialize. We visited the restaurant with a group of work colleagues. The restaurant was packed and we had several platters of local fare, mainly fish based, too numerous to recount. We gulped it down with copious amounts of beer, plum wine and sake; all very enjoyable. The service was brisk and business like and once the last course was served we were asked to finish our drinks and clear out in 30m. Seemed a bit rude which is why it gets...
Read moreGreat food. Went for dinner with a friend and ordered the platter for two. The fresh fish was just awesome. My first time with raw oysters and boy, was it awesome or what!!! The small squids were juicy and octopus was crunchy (not so chewy as I expected) . Was almost surprised by the lovely taste and texture. Will...
Read more新橋という街は、いつ来ても妙にざわざわしてる。ビルの隙間を吹き抜ける風が、やたらと喧しくて、誰の足音も、自分より立派に聞こえる。
俺は今日、魚金総本店に来た。
理由はシンプル。 このあと、連れと一緒にいつもの店の女の子、まゆちゃんに会うからだ。
まゆちゃん──新橋のとあるビルの7階にいる女の子。 いつも、ほんの少しだけ声が甘くて、 「売上…今日ちょっと厳しくてさ…お店来れないかな?」って、 その“さ…”の余韻が、もう全部持ってくの。
俺はそれに、負け続けてる。 「じゃあ私も飲んでいい?」って、 今日もどうせ6杯は飲まれてしまうだろう。
たぶん1杯目はクライナー。 2杯目もクライナー。 そのあともクライナー。地獄だろこれ。
財布は軽くなる。 まゆちゃんの笑顔は見れる。 けど、それが本当に欲しかったものか、 もう分からなくなって久しい。
で、だからさ。 せめてその前に、俺にも「本物」が欲しかったの。 嘘のない、味のするもの。 誰にも媚びず、ただ黙ってうまいと言わせる、そういうやつ。
それが、魚金の刺身だったのかもね。
頼んだ盛り合わせ、 出てきた瞬間──わかる、これは暴力だって。 大トロ、白身、貝、あれは戦車の隊列だよ。凄ボリュームだもん。 しかも全部、ちゃんと冷たいの。 ほんのり甘くて、シャクッと歯に響く。
……ああ、俺、こんなの久しぶりだ。 誰にも媚びてないのに、 こんなに優しくて、こんなにうまい。
その瞬間だけ、 「まゆちゃんの顔」じゃなくて、 「海鮮」が脳内を支配してた。
でも、それも10分。 皿が空になった瞬間、 またLINEが来た。
「あと何分くらいで来る〜?🥺 早く藤牧さんに会いたい🥺」
もうダメだった。 この刺身で少しだけ“強くなれた気がした”俺は、 その絵文字一発で崩れた。
ありがとう、魚金。 ほんの少しでも、 俺が“味方されてる”って思わせてくれて。
ありがとう、厨房の大将。 ひとことも話してないのに、 なんか“分かってくれてる”気がした。
ありがとう、刺身。 まゆちゃんの笑顔より、今日だけは、お前のほうが沁みた。
でも、俺は行くよ。 このあと2.5万は消える。 でも、刺身が教えてくれた「ちゃんとしたものがある世界」── ごちそう...
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