Watabe

至福かな…😊

妻との旅行のディナーで来訪しました。事前予約の際に知合いや皆様が絶賛する「ヒレ焼き」、「肝焼き」を確認すると、まだ有るとのこと。そして最高峰の「大えんま重」も…。

普段、うなぎをそんなに頼む事など有ろうはずがありません…。けれど、知り合いから絶賛されていた「東京ドーム近くの老舗鰻割烹」を、どうしても確かめてみたくなったのでありました。

地下鉄丸ノ内線「後楽園」駅を降りて東京ドームシティで散策しながら、予約時間の10分ほど前に北に向かって歩くこと3分。目的地「わたべ」は高層ビル群である敷地内の一画に佇んでいました…。既に待っているサラリーマンのグループ🧑‍🤝‍🧑🧍🧑‍🤝‍🧑🧑‍🤝‍🧑🧍🧑‍🤝‍🧑が居られ、聞こえてくる会話では「有志で自分達へのご褒美会」だそう😅。やはり人気店のようです。ディナーは17:00〜と19:00〜の2回転で営業されており、17:00からのお客が続々と退店していかれています。カップル、夫婦、接待のサラリーマン…様々な人間模様か描かれています…。皆、満面の笑みで去っていかれた後、入口で順番に受付で待っていると、直前に並んでいたカップルは飛び込みだったようで、「満席で…」という案内をされており「あいたぁ…甘かったかぁ😫…」と、お連れ様からの痛い視線😾を浴びながら退店していかれ、ドキドキしながら名前を伝えると「お待ちしておりました」の温かい御言葉と共に奥へと案内をいただけ、ホッとする妻の横顔を見つつ、ココまでは及第点？と、変に冷静な自分が居りました…。そう…今宵は妻の接待であり、戦場になるかもしれないのです😅。

案内されたのは奥の10人ほど入れる個室。もう一組、先程のサラリーマンの有志も着席。直ぐに係りの方が事前オーダーした内容と、当日の追加オーダーが無いかを確認頂き、アルコールをお願いしました。成程、この感じならば接待も問題ないな…と、考えを巡らせていると、来ました！ビールと果実系のお酒。まずは乾杯し、お通しを口に…「うまぁい」…！妻もご機嫌です。

そして、いよいよ「アレ」かやってまいりました…。そう、「ヒレ焼き」と「肝焼き」か2串ずつ…。カリッカリに焼かれたヒレ焼き…香ばしさが伝わってきます。迷わず頬張ると外がパリッと…中は濃厚な旨味がジュッと滲み出て…至福です…。ふと…視線を感じると、お隣の皆様がコチラを凝視しておられ😳😲😧😐😒😦…お互いに気まずい笑み😅😥を浮かべつつ、「絶対、美味いですよね？」というツッコミがあり、「す、すいません…はい」としか答えられず大爆笑に…。「いつ予約したんですか？」と聞かれ、「今回は3週間前でした」と返すと、「そんなに？甘かったかぁ…」と、先程聞いたような会話がなされたのでありました…。肝焼きは、これまた苦味とタレのお味がバランス良く、すまし汁のソレとはまた違う逸品でありました…。こちらも視線が痛かった…。

と…既にこの串物をアテに飲んでいると、お腹も落ち着きつつある感じ…「いやいや、ココは鰻割烹。肝心な【鰻の蒲焼】を食べずにどうする？」と、心の中でツッコミながら待つこと30分。

先ずは妻の特上重、肝吸い付きがやってまいりました。重にギッシリと横たわる鰻の蒲焼き…もう、美味いしかないでしょう…。関東スタイルで蒸して焼かれた一切れを妻が口に運びます…。「😊⇒😚⇒🤗⇒😆」という反応に、思わず『良かったぁ…』と安堵しました。コレで一安心であります。

続いて真打ち登場…「えんま重」の上を行く『大えんま重』の登場であります。これは、特上と同じ鰻蒲焼き一尾と、更に白焼きも一尾が横長のお重へ、熱々の白米の上に、はみ出さんばかりに盛り付けられています。故にお店の方は「蓋を載せることができない」と仰っています。お重をひと目見て…😱…啞然とするばかり…間髪入れずに白焼きから口に運びます。…タレのチカラを借りずとも、鰻本来のお味が香ばしく広がり、贅沢感満載であります。続いては蒲焼きを口へ運ぶと…『至福・・美味ッ・・🥺』…程良く脂の落ちた芳ばしい白身と臭みのない皮がタレと相まって、そして調和します…。妻にも最初に画像撮影してもらいましたが、原型を留めていたのは本当に一瞬でありました…。鰻二尾分を贅沢に頂く…その食べ切れない程の、圧倒的な存在感は、大えんま重の名に相応しいといえます…そして勿論お値段の方も…😅。

食べきれない場合は、テイクアウトも可能です。が、この美味しさはお店で味わってこその部分もあります。…また、次に食べられるのはいつになることか😊……？