令和7年9月28日まで「みぶほる」と題して新たな壬生町の出土品を展示しています。
壬生町の城址公園の中にあり図書館と隣接しています。 古墳の町として有名なだけあり富士山古墳出土の大型の家形埴輪をはじめとした数々の古墳時代の展示と江戸時代にこの地を納めた鳥居家や蘭学関係の資料が充実しています。 特に家形大型埴輪は埴輪の書籍には必ずと言っていいほど載っていますし、日本全国の博物館から貸出依頼が来るそうです。 (ついこの間まで橿原考古学研究所付属博物館へ行っていました。)
疑問としてはこの地を納めていた戦国武将の壬生氏の展示がほとんどありませんが、もしかすると関連資料自体が希薄なのかもしれません。 それと壬生には縄文時代の八剣(やつるぎ)遺跡という有名な遺跡がありますので縄文関係の展示をもう少し増やしてもよいかとも思います。 とはいえ、これだけの展示が無料というのは素晴らしい。 時代ごとの展示という意味では結構偏っていますが古墳時代の発掘物は必見です。
※先日お伺いした折「なぜ地元出身と言われている慈覚大師円仁の展示がないのか?」と館員の方に質問したところ
①壬生寺の円仁産湯の井は伝承であること ②円仁の父親である壬生の首麻呂(おびとまろ)が三毳の駅舎に勤務していた関係で現在では岩船町の盥窪(たらいくぼ)説が有力であること その他、壬生の地名に関しても、丁寧にご説明頂き大変勉強になりました。
若い女性の館員様でしたが不意の質問に対しても明確で詳細なお答えを頂だいた時は「さすがに体系的に歴史を勉強した方は違うな〜」と、ひとしきり感心しました。
その説は、ありがとうございました。 遅ればせ...
Read more10月8日雨天のため栃木市蔵の街観光から予定変更し、『壬生町立歴史民俗資料館』を見学してきました。
壬生町歴史民俗資料館は、壬生城(戦国~江戸時代)跡地の公園内に立地し、常設展では町の歴史のなかでも特徴ある古墳時代・江戸時代・工芸を中心に紹介されています。また、定期的に開催する企画展やテーマ展では壬生の歴史的な魅力を発信しています。
今回の訪問で一番楽しみにしていたのは、『壬生城のジオラマ』でした。ジオラマと合わせて、江戸と日光の間の宿泊場所としての壬生城についての歴史資料の掲示をとても興味深く拝見しました。
壬生城のジオラマ以上に衝撃的だったのは、壬生町北西部の羽生田地区にある栃木県最大の円墳『富士山古墳』から出土した二棟の家型埴輪(現在のところ国内最大級の高さ168cm)のホンモノの展示です。
次回は壬生町内8基の古墳を...
Read more壬生城趾に建つ資料館で展示室が本丸の真上に当たります。ジオラマを見ると予想外に堅固で立派な城だったのですね。 壬生町の富士山古墳から出土した180㌢はあろう家型埴輪には驚きです。朱と黒の彩色も残り、相当な権力の豪族の墓のようです。その他大型の円筒埴輪や人物埴輪が多数並び、大和政権頃のこの地の繁栄が偲ばれます。 12月17日まで鳥居元忠に纏わる企画展「家康-元忠」展が開催中です。企画展のみ写真撮影禁止です。前庭には鳥居忠宝が藩内の吾妻古墳からわざわざ運ばせた巨大な「玄門石」が展示されており、忠宝公は...
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