Honmura-an Ogikubo

(・∀・)ﾀｶｸﾃｳﾏｲ

雰囲気がよくて値段が高くてそこそこおいしいお蕎麦屋さんです。 JR中央総武線の西荻窪～荻窪駅間にあって電車からよく見えるのでご存知の方も多いんじゃないでしょうか。 店内はきれいで広くてしっかり換気されており、駐車スペースもたくさんあり、店員さんも感じよく、提供もまずまず早くて過ごしやすかったです。

肝心のお蕎麦ですが、せいろ1枚の分量がやたら少なく、まあそういうお店は珍しくないので複数枚頼めばいいんですが、蕎麦のみ追加ができないのは大きなマイナスです。お品書きに書いてありませんし、店員さんに確認しても「そういうときはせいろそばを追加されるといいです」と言われたので間違いないでしょう。仕方なく鴨せいろとせいろそばを頼みましたが、そうするとすげえ高くなっちゃうんですよね。 そういうわけで鴨せいろとせいろそばを食べましたが、味はまあそれなりです。特別香り高いとかいうこともなく、手打ちとはいえコシが極端に強いということもありません。もちろん駅ナカの立ち食い蕎麦なんかより遥かにおいしいのは言うまでもありませんが、今日び安くておいしい蕎麦屋がたくさんある中であえてこの店を味で選ぶかというと微妙です。あ、そばつゆはおいしかったです。あと鴨せいろのつけ汁に豚バラがめちゃくちゃ入ってて、具だくさんなのは嬉しいんですが途中で自分が何を食べているのかわからなくなりました。 お値段は上記2品で2,400円、率直に言って高いです。

ただ、そこらの凡百の蕎麦屋と同じ体験を期待して行ったから肩透かしを食らったのだと思います。店構えからして高級感がありますしサイドメニューも大量にあるので、いろいろつまみつつお酒を飲みつつ〆に蕎麦も、と高級そば懐石みたいなつもりで行けばきっと満足できるハズです。 自分にとって蕎麦はもっとカジュアルにズババッと食べるなものなので残念ながら合いませんでしたが、都会のオアシス的な静かな雰囲気は唯一無二なので、そういうのが好きな人には最高のお店だと思います。ただ繰り返しますが、蕎麦そのものは値段に見合ってないです。2022年8月訪問