亀井鮨 — Restaurant in Aizuwakamatsu

助六¥840@亀井鮨

歌舞伎の演目「助六所縁江戸桜（すけろくゆかりのえどざくら）」の主人公の助六の愛人は「揚巻」という名の吉原の花魁だった。 「揚巻」の「揚」が油揚、「巻」が海苔巻き。それで稲荷と海苔巻きを混ぜた寿司を助六と呼ぶようになったとか。 子供の頃は山葵の効いた鮪の寿司など大嫌いで、大人の傍で専らこんなのを食べていた。 せっかくお寿司屋さんのランチで格安に握り寿司が食べれる時間帯だというのに、やたらと海苔巻きと稲荷が食べたくなった。ああ、のり玉も食べたいなとも思ったが、助六とのり玉を注文するとかなり量も多くなるし、ランチの握りの倍ぐらいの価格になる。うーんどうしようと暫く迷いつつも助六に決めた。 友達と飲みに出かけ、〆にラーメンを食べて行こうと誘われた際に、自分一人そこで別れて、深夜に開いている寿司屋にサクッと入って、助六と瓶ビールなんかよく注文したものだ。飲んだ後などは握りよりも、こういった甘めの炭水化物が食べたくなる。 助六なんて今時、コンビニでも買えるじゃないかと思われる事だろうが、やはり寿司屋の助六は美味い。酢飯の塩梅も干瓢の柔らかさも、お揚げの柔らかくも瑞々しい感じも抜群だ。

いいなこういうの。 のり玉だけを腹一杯食べたりとかもいいな。 何ていうか、子供の頃に好きだったお寿司への初期衝動を思い出す。 別に奮発して高い寿司ばかり食えばいいってもんじゃない。フラッと立ち寄って身近に...

【老舗の寿司屋さん】 回らない寿司屋さんには滅多にいかないですが、たまたま、たまたま、たまたまこちらへ。出前では何度かお寿司をいただいていました。感想としてはピンときたことはありませんでした。

入店した土曜日夕方7時にはカウンターの8席中7席は埋まってましたので、小上がりの出入口側に着席。

時間が押していたので、パッパと注文

刺身盛合せ上2600円と特上寿司2600円、茶碗蒸し500円 途中で鶏の竜田揚げ900円を追加

美味しかったもの

鶏の唐揚げ、茶わん蒸し、サービスの白菜の漬物でした(笑) 刺身の赤身の一部に脂があったかな？と思いました。

後客は家族連れで5名、他4名程の入店があり小上がりの座卓も埋まってました。

※海鮮物は旬でなければ味がしないことをしっかり...

会津って海岸から随分離れた山の中なのにこの亀井寿司はね。築地直送のすごいいいネタがいっぱいあるんですよ。おすすめはもちろん大トロ中トロ。それからいろんな突き出しを出してくれるんですけど、それもね。女将さんの手作りの珍味があって、これも楽しみです。雰囲気も最高。親父さんももうそろそろ白髪から無地の頭部に移行する世代ですが、この人も隅に置けない才人でね。話の上手い人です。いい大将です。ま是非会津にいらしたら山ん中だからいい寿司屋なんかないだろう。とんでもない。ここ行ってごらんなさ...