2023/6/18 大分別府・鉄輪温泉にある日本唯一の地獄蒸しイタリアン「Otto e Sette Oita」 食べログ「イタリアン WEST 百名店2023」選出。 豊後水道の海の幸と九重連山の山の幸に恵まれた大分食材をふんだんに使用し、源泉から噴き出す天然の蒸気を活用したかまどによる地獄蒸しを活用することにより、素材の持ち味を最大限に活かす料理が特徴。 ランチ・ディナーともに前日までの完全予約制。 ディナーコースは、平日限定5,500円・8,000円・12,000円の3種類で、メニューは毎日変更。
ディナーコース「Terra」8,000円 魚・肉料理付き全8品。 6/18は以下の構成で供された。
1.Prelude 以下4品 ・クレープ状の生地と一緒に仔牛のスライスとツナマヨベースのソースと野菜を巻いたヴィテッロ・トンナート ・大分県産鹿肉と猪肉を使ったパテ・ド・カンパーニュ ・サザエときゅうりのピクルスを使ったテリーヌ ・最中の器に炙った大分県産小イカと野菜を盛り、桜スモークチップの煙で鉄輪の湯けむりを再現した品 いずれも食材の良さを活かした高品質のものだが、パテ・ド・カンパーニュは上に多めに盛られているエディブルフラワーが苦味が強くて食べづらかったのが残念。
2.潮トマトのフラン 海水栽培により高糖度で味が濃厚な潮トマトを使い、地獄釜で調理した欧風冷製茶碗蒸し。 豊後水道で水揚げされたアサヒガニとセロリを合わせてサラダ状にしたものと赤ウニをONし、ハーブオイルでデコレーションした贅沢な構成。 潮トマトの芳醇な味わいとともに、アサヒガニや赤ウニの豊かな甘みや旨味が合わさり、抜群の口福感。
3.マグロとサラダかぼちゃ 津久見マグロのトロにサラダかぼちゃと新玉ねぎを使ったサラダ仕立ての一品。 すこぶる脂が乗った上質なトロと、シャキシャキで甘いサラダかぼちゃと新玉ねぎの美味なる組み合わせ。 マグロの中に仕込んだ甘めなビーツソースと、周りに散らしたオリーブオイルパウダーが味のアクセント。
4.温泉パスタ オストラクニサキ ズッキーニ・なす・潮トマトの夏野菜と国東半島で育てた牡蠣を使った和風出汁ソースの濃厚パスタ。 温泉水で茹であげており、天然ミネラルの影響で独特のもちもち食感と減塩効果があるとのこと。 ガツンと濃厚で旨味抜群のソースがもちもちパスタとしっかり絡み、具材も食べごたえ充分で、特筆の満足感。 また、パスタのタイミングで供される1つ目のパンは、焼き立て熱々な大分県産米粉と塩糀の丸パン。 風味豊かでしっとりもちもちな良食感が素晴らしい。
5.鯛の地獄蒸し 塩糀でマリネした鯛を、地獄釜で身が縮まらないように蒸した後に皮面を炙って仕上げた一品。 付け合わせは別府湾のひじきとベビーリーフ。 白い酒粕ソースと、鯛の骨・身・頭から取ったオレンジ色の濃厚ソースと、ハーブオイルで味付け。
6.蓬の串 メイン前の口直しとして供される。 バタフライピーの茶葉で青く着色し、ほのかに蓬の風味を付けたシャーベット。
7.阿蘇のあか牛 あか牛のローストに肉汁をブレンドした赤ワインベースのソースを合わせた一品。 アスパラガスと蕪に似たコールラビにアスパラガスソースを敷いたものが付け合わせ。 自家製味噌やカカオを煎った香りの強い茶色いパウダーがアクセント。 あか牛は2切れと量自体はそれほど多くないが、すこぶる柔らかで赤身肉の旨味濃厚。 コールラビは初めて食べたが、蕪よりもシャクシャク食感で味わいはキャベツに近い。 肉料理のタイミングで供される2つ目のパンは、焼き立て熱々な大分県産大麦に臼杵生姜を練り込んだ甘いパン。
8.塚原牛乳と塩のジェラートと枇杷 田ノ浦枇杷をコンポートにしてゼリー状にしたものに、由布院塚原高原で作られた牛乳を使った自家製ジェラートとほうじ茶と抹茶のメレンゲを添えたデザート。 みずみずしくて上質な甘さの田ノ浦枇杷は相応に投入されていて食べごたえがあり、旨味がありながら甘さ控えめでさっぱりテイストのジェラートやメレンゲの口溶け食感との取り合わせ良好。 食後のドリンクは、コーヒー・エスプレッソ・杵築紅茶から選択。 オーダーした杵築紅茶は、まろやかテイストでちょい渋め。 その他、ミネラルウォーター(ガス無しorガス入り)がコースに含まれる。
細かい部分で気になるところはあるが、地産地消で素材の持ち味を活かした味付けと、地獄蒸しならではの食の感動体験を愉しめる良店。 お会計は、AirPAYによるクレジットカード(タッチ可)・交通系IC・iD・QUICPay・Apple Pay・PayPay・楽天ペイ・au PAY・d払い・メルペイ・J-Coin Pay・Smart...
Read more大分県別府市の鉄輪温泉の柳屋という旅館の敷地にある「オット エ セッテ 大分」へ日曜の12時頃にランチで行ってきました♪
食べログで検索して良さそうだったためです♪ このお店は大分県内の食材を利用して地産地消を進め、温泉熱を利用した地獄釜による地獄蒸し、そしてその温泉水を利用したお店となります♪
このお店はランチも完全予約制とのことで、あらかじめ予約して伺いました♪
車で行ったのですが、道が狭くて場所がよく分からず、お店の近くでお店に電話をして、駐車場の場所を教えてもらいました♪
お店は柳屋の敷地の中にあり、大きな温泉の源泉の装置?や、飲料の温泉の釜の横を通って店内に入りました♪ 別府らしくて良いです♪
お店はリノベーションされたようで、上の方には大きな木の梁などがありましたね♪
また店内すぐには大きな生け花があるのも素敵です♪
右奥の席に案内されて座りました♪ 女性店員は二人とも明るく気さくで色々と話が弾みます♪
このお店は7年前の2015年に移転したようで、BGMを伺うとウクレレのクラシック音楽のようで、静かに流れていました♪
ランチコースは3千円税込と5千円税込で、あらかじめ3千円税込のコースを選んでいました♪ 3千円税込のコースはパスタやメイン、デザートを選べますが、5千円税込のコースはあらかじめ決まった内容とのことでしたね♪
3千円税込のコースは以下の内容でした♪
前菜:宗麟かぼちゃと美濃崎のサラダ
パスタ:以下のいずれか ①モッツァレラのポモドーロ ②空芯菜入りナポリ風ジェノベーゼ
メイン:以下のいずれか ①吾一の黒豚 地獄蒸し ②鰆の地獄蒸し ③豊後牛ドライエイジング(+1200円)
デザート:以下のいずれか ①杵築卵、別府蜂蜜、塚原牛乳の地獄蒸しプリン ②庄内梨と桃の地獄蒸しと塩入りクチナシのジェラート
その他:パン2個、ミネラルウォーター、食後の飲み物(エスプレッソorコーヒーor紅茶、アイスは+100円)
まずは緑色のかぼちゃと白いかぼちゃが運ばれ驚きましたね♪ 左側の緑色のかぼちゃはスープに使われ、甘く美味しい冷製かぼちゃスープでした♪
そして右側のかぼちゃは宗麟かぼちゃと言って、大分の戦国大名の大友宗麟から名付けられていて、かぼちゃの形が家紋?の菊の紋章に見えるので重宝されたようです。 それを軽く炙られた杵築の鱧とともにいただきますが、かぼちゃが花びらの形でオレンジ色で綺麗で、味はあっさりと上質さを感じ良かったです♪
そしてモッツァレラのポモドーロが運ばれました♪ モッツァレラは近くの湯布院産とは素晴らしく、麺は結構太めでもっちりと、これが絡みつくトマトソースとそして淡白なモッツァレラチーズと合いましたね♪
空芯菜入りナポリ風ジェノベーゼは 、土管型の麺で、空芯菜のイタリアンとは珍しかったですね♪
パンは2種類運ばれ、温かくフワフワで一つはチーズパンでしたね♪ これらはこだわりを感じかなり美味しかったです♪
そして口直しがあるとは驚きで、よもぎシャーベットでしたね♪ 串に刺された飴玉のようで、口の中で溶けました♪
そしてメインの大分県産の吾一の黒豚は地獄釜で地獄蒸ししたとのことで、これがさすが柔らかくて美味しかったですね♪ かなり長時間地獄蒸しされたようです。 黄色や赤色のパプリカ、ごぼうなどと共に大山の梅肉ソースで美味しく頂きました♪
それから鰆の地獄蒸しは塩麹でマリネ後に地獄蒸ししたとのことで、さすが鰆の上質さを感じましたね♪ これをココナッツソースで美味しくいただきます♪
そしてデザートは昭和をイメージしたというプリンで、これも当然のように地獄釜で地獄蒸しされ、杵築卵・別府蜂蜜・塚原牛乳と地元産で、甘く美味しく頂き、コクのあるコーヒーとも合って、大満足でした♪ 美味しかった♪
塩入りクチナシのジェラートも美味しそうでしたね♪
なお、このお店は完全予約制ということもあり、料理の提供もゆっくりで、ゆったりと過ごしたいカップルなどにとてもオススメですね♪
「オット エ セッテ...
Read more2週間程前に予約が取れました。 今まで何度か予約を取ろうと試みたのですが、いつも満席でようやく念願が叶い、楽しみにランチに伺いました。 今回は5000円のコースを予約。 隠れ家的な場所にある、静かな雰囲気のお店でした。 いで湯坂沿いに駐車場があり、その駐車場がわかればお店の場所はすぐわかります。 小さな門をくぐると、素敵な中庭にテーブルと椅子が置いてあり、その奥にお店の入り口が。 入り口の手前には別府ならではの年季の入った地獄蒸し釜が鎮座されておりました。隣接する旅館で使用していた(今現在も使用されているのかも)物でしょうか。 飲用出来る温泉水もあり、食事前に頂きました。 時間になり、店内に案内され僕達は一番奥の大きなテーブルに。 店内にはテーブル席が7席ほど。 地獄蒸しと地場の食材を使ったイタリアン、念願叶ってようやく食べれました。 まずは、トマトのフラン。 洋風の茶碗蒸しみたいな料理です。 しっかりトマトの味が生きていて、上に乗った雲丹が良いアクセントに。 次に猪のテリーヌ。テリーヌの上には華やかなエディブルフラワーが乗っており、その下には甘みのある梅ソースが隠れていました。 ジビエの臭みなど全く感じさせない旨味と爽やかなソースとが相まって素晴らしい。 次は五一さんが育てた黒豚で大葉とツナソースを巻いて、地獄蒸しで蒸し上げた一品。 余分な脂が落ちて豚の脂の甘みだけが残り、大葉との相性抜群でした。 あったかいパンのフォカッチャ。ふわふわもちもちのパン美味しかったです。 次はアスパラと湯布院サーモンのカルパッチョ。フキのピクルスと花を模ったビーツと一緒に頂きました。クレソンの苦味が良いアクセントになっていました。 そして次は別府の温泉水で茹で上げたパスタ。 キャベツの甘みとアサリ出汁、鯛の旨味のバランスが良く、上に振りかけたカラスミのコクも重なり合って非常に美味しかったです。 ここで、お口直しにと小さな飴のようなシャーベット。 口の中が爽やかになり、気分一新。 メインは、阿蘇の赤牛を使った赤ワイン煮。 ほろほろになるくらい柔らかく煮込まれた牛肉を、里芋とチーズのムースと一緒に頂きました。これも、非常に美味しかったです。 デザートはタロッコオレンジを使った物。 ドライフルーツのタロッコと生のタロッコをホワイトチョコのムースと一緒に頂きました。 このデザートには、山椒がかかっており、不思議な味わいでした。 コースを一通り堪能して時計を見れば、いつのまにか2時間が経過していました。 ホールスタッフの女性の接客も素晴らしく、店の雰囲気も良く、普段使いするお店と言うより、贅沢な時間と料理を楽しむお店ですね。 予約でしか、来店出来ないのもデザートまで堪能したら2時間経過していた事を考えれば、ランチの時間は席の数のお客さんしか入れないからなんでしょうね。納得です。 敢えて残念だったた事をあげるとすれば、座った席の場所でしょうか… 3人と言う人数と料理内容とかで、一番奥の良い席にご案内して頂いたのですが、僕はフレンチやイタリアンのお店は、サービスを受ける上で、真ん中近くの席が上席だと思っているので、そちらに案内して頂いた方が嬉しかったかなと。 まぁ、車の運転があったので、ワインを飲まなかったから、良いのですが。 あと、料理の提供タイミングがもう少し良ければ嬉しかったかな。 料理の味は最高でした。 色々と鑑みて、僕達の中では最高得点である、星⭐️⭐️⭐️⭐️を。 別府で非日常と素晴らしい料理があじわいたいなら、予約の日にちが少し先になって...
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