昔ながらの、衛生的も文化的にも大らかだった時代の雰囲気を色濃く残すクラシックな佇まい。 今思えば、店頭のガラスケース下に害獣の糞らしきゴミを確認した段階で訪店を思い留まるべきであった。
昭和期の商店街によく見られた、エントランスへの暗くて狭くて湿度の高い間口を抜け、やっとの思いで暖簾をくぐれば、清潔感こそないが生活感が全身から溢れる、飾り気のない年配女性スタッフの早速の着席要請。
"私のオペレーション"と客のペースが噛み合わないのが許せないのか、己の不機嫌を恥も外聞もなく初見の客にぶつけてくるタイプで、最初から最後まで怒声すれすれのアテンド。 年配者への思いやりや、サービス精神など一片も感じられない。 石島や千田エリアというギリギリ深川ではない立地だからか、塩浜や枝川あたりによくある中途半端な下町文化特有のデリカシーの無さがまず残念だった。 これが小汚くて安い焼肉屋なら名物ママとして、地元民以外の田舎者や観光客に面白がられて成立したかもしれないが、ここは小汚くて中途半端に高い、老舗風の看板にぶら下がってるただの鰻屋だ。
注文を待つ間にお茶やお冷を提供されたが、更年期で余裕と体力がないのか、我々を心底見下しているのか。とにかく早く帰ってくれと言わんばかりの雑な仕事。 つくづく教養とボキャブラリーに乏しく、品性を育む環境に恵まれなかった生まれ育ちの悲哀を凝縮したような人物だった。ウィットとは軽口や、下品のことではない。
この店を褒めてる常連連中や、私と同じくクチコミで騙されてしまった人の程度も知れるというものだ。
せめて肝心の鰻が美味しければまだ溜飲は下がったものの、蓋を開けた時にまず水道水と食器洗剤の匂いが気になり、こちらも本当に期待外れであった。身は薄くパサついていて脂の旨みも感じられず、タレは甘辛いだけで、創味あたりの素人受けする濃い味の業販を混ぜて、先祖代々のタレ継ぎ足し風の味を演出しているのだろう。
そもそも各テーブルに追加のタレが用意されている段階で推して知るべし。まともな鰻屋の卓上に、タレのディスペンサーが供されることはない。もちろん粉末の山椒も湿けていて、どこまでもちゃんとクオリティが低い。
こんな鰻に対価を払うことに後悔したし、何よりもこんな店をわざわざ選んでしまった自分に失望した。客商売が嫌なら辞め...
Read more土曜日のランチで利用しました。土用丑の日に持ち帰りで利用しようとしたのですが、ものすごい行列で挫折したリベンジです。 店の左手の少し狭く暗い路地のような所を入っていくと店舗の入り口があります。店内は全て座敷で靴を鍵付の下駄箱にしまってから座敷に上がります。建物の古さは否めないですが、田舎の実家にでも帰ったと思えるような座敷です。 私たちが行った時は先客1組だけでしたが後から数組入ってきました。ランチタイムの営業時間が短いので、もっと混むかと思いきやゆっくりとくつろぐ事ができました。 上うな重を注文。ご飯の大盛りも無料なので遠慮なく…。肝吸いとお新香までついて3,000円代前半は安い。銀座辺りだと5,000円は超えると思われるのが、この値段でいただけるのはうれしい。普通のうな重なら1,000円代です。 しばらくして出てきたうな重をいただくと、口の中でほろりと崩れてくる。しっかりと蒸された関東ならではのやわらかさ。タレは辛すぎず甘過ぎず私にはちょうどいい甘辛さ。おそらく長年注ぎ足し使い続けているのでしょう、タレのコクが深く旨味が凝縮されています。追いタレしたい人向けには、一緒にタレがついてきますので、好みに応じてかけてもいいでしょう。お子様でうなぎのタレご飯が好きだったりする場合は、うれしいサービスです。 うなぎはどの店でも30分は待たされますが、ランチタイムだからでしょうか、思いの外早く出てきました。そして10分もかからずにペロリと平らげてしまいました。柔らかなうなぎと程よいタレのおかげでしょうか?もう一人前行けそうな感覚が残りました...
Read moreWonderful place and Nice atmosphere!! You can find nice deco and meet kind owner. Food was really nice too. You can choose size of eel(big,medium,small) I''ll go there...
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