すべては、ここから始まった
日本橋ふくしま館MIDETTE飲食コーナーに喜多方らーめんご出店まで、都内近郊のふくしまラーメンを勝手にレポしよう企画も、ついに最後となりました(行けてないお店はまだまだありますが)
仕事が押して予定より到着がチョイと遅れた夜8時過ぎの板橋区役所前 味噌で話題のお店をやり過ごすと商店街の向こうに「喜多方らーめん」の電飾看板の大きな文字が よしよし、間に合った
実は学生の頃、先輩たちがこのエリア住んでたんで仲宿の商店街とかよく来たっけなぁ、と思い出に浸りながら歩いて顔をあげたら
え?…看板の電気、消えた…? こりゃヤバいとダッシュして、ちょうど暖簾を入れ終わった時に店着
もう、おしまいですよね?とお聞きすると そうなんですよー、今日はもう、ねぇ。。。おひとり? と厨房へ「火、落としちゃった?おひとり大丈夫?」と大将へお尋ねしてくれて、無事入店できました…ホッ♬
たぶん、店着いた時、自分そーとー情けない顔してたんだろうなぁ^^;
と、ホントはビールに餃子・他のアテもつまんでお話し聞きながらゆっくりいただきたかったんですが滑り込みの状況ですから、元祖の一杯「喜多方らーめん」を (喉乾いてたんで瓶ビールだけはお願いしました)
ご当地ラーメンとして、東京で喜多方らーめんと言えば「坂内・小法師」チェーンが思い出されますが東京への進出は1987年(昭和62年) 喜多方が発祥のチェーン「幸楽苑」の東京初出店は翌年の1988年(昭和63年)
こちら喜多方屋・本店さんが板橋にお店を構えたのが1979年(昭和53年)と、実はこちらが東京に喜多方らーめんを持ち込んだ元祖なのだそうです
今回、都内近郊で喜多方・白河ほか、ふくしまラーメンの美味い店を巡りましたが、その原点とも言えるお店の一杯
ホロホロと柔らかく煮込まれた分厚いチャーシューが一枚、メンマ、ネギ、喜多方らーめんには珍しく青菜(ほうれん草)も乗るのは時代と場所へのアジャストか
スープをひと口、軽〜く浮かぶ背脂(チャーシューからの分離くんか?)がまろやかさを演出 あっさり醤油ベースのスープに軽く節の効いた、言わば食べ慣れた味 麺もまさに文字通り「中太」、ちぢれも強く効いてるわけではなくゆるやかなウェーブ 茹で加減も「モチぷる」な、現代の極太ゴワゴワ麺を食べ慣れた人にとってはヤワすぎとも感じられてしまうかも…しかし、モチぷるな軽くウェーブのかかった麺を啜った時に「ちゅるん」と口の中に収まっていく食感は、この麺ならでは
店内メニューを見れば、こってりニンニクらーめんやカレー味のインディアン焼きそば(めっちゃ気になる!)など、時代を回って一周したら「フツーのラーメン、フツーの町中華じゃね?」と思われてしまうかもですが
そこを、わかる人にはわかるよう馬刺しが入荷されたり、小法師や喜多方のポスターがディスプレイされてたり 殊更に「ウチが元祖でござい!」とも肩ひじ張らず 1980年代、環七ラーメン戦争の背脂ブームに対しこの麺で・このスープで・この一杯で勝負し 板橋・地元のみなさんをはじめ、おひとり様もご家族連れにも愛されるお店として、今も看板メニューに「喜多方らーめん」を軸としてブレずに掲げる一杯
心に沁みる一杯でした
いつか、のんびりお酒をいただきながら、大将に当時のお話しなど聞きながら、また美味い一杯をいただきにあがりたいなと思いつつ
ごちそうさまでした
いよいよ明日6/20(土)より日本橋ふくしま館MIDETTEに、喜多方...
Read more三田線「板橋区役所前駅」A1(仲宿)出口から徒歩6分ほど。A1出口からだと目の前が中山道(国道17号)なのですがミニストップの交差点を左折し王子新道を進み最初の交差点(マックの先)を右折すると旧中山道に入るので、そこを進むと中山道(17号線)にぶつかる手前のところにあります。
どうやら、喜多方ラーメンを東京で初めて出したお店とのこと。店内は広めで、カウンター5席、2人テーブル5卓、4人テーブル2卓があります。(座敷もあります)また、Paypay、auPay、メルペイが使えます。
コロナ禍の平日11:30過ぎに伺いましたが、既に7,8名ほどの入りです。とはいえ店内は広く、案内されたカウンター席に座ります。カウンター席も衝立や消毒液がありコロナ対策は万全の様子。オーダは店員さんに伝えるタイプです。今回は「喜多方らーめんセット(半焼きめし)880円」でお願いしました。
ランチは四種(以下)あります。セットは「半焼きめしorスモールカレー(辛口)」のどちらかの選択です。
・喜多方らーめんセット880円 ・担々麺セット980円 ・もやしそばセット930円 ・塩らーめんセット930円
約5分ほどで半焼きめしが到着。その後1分ほどで喜多方らーめんが着丼となりました。尚、私は「喜多方らーめん」に全く詳しくないので、以下は醤油ラーメンとしてのレビューとなります。
喜多方らーめんは、あっさりなのに醤油がしっかり効いた豚骨?と煮干しなのかな?のスープに中太でやや縮れている多加水麺の相性はバッチリですね。具材もホウレンソウ、メンマ、ネギがたっぷり入っており、特筆すべきは、このチャーシュー。味がついているのですがホロホロで素晴らしい出来ですね。なるほどこれを1枚単位で売ってるわけだ。なるほど。すばらしいチャーシューですね。チャーシュー麺でも良いですね。個人的には、チャーシュー握りとして食べてみたいと思えるチャーシューでした。
そして半焼きめし。このチャーシューの出汁とチャーシューをベースとしたしっとり系焼きめしですね。らーめん屋さんには珍しい感じの焼きめしで、これはこれでアリです。焼きめしにニンジンが入ってるのが面白いですね。
なんだかホッとさせてもらえる懐かしさのあるらーめんでした。常連さんらしき人たちは皆いろいろなメニューを頼んでおり、らーめんの種類も非常に多いのですが、きっとどれも美味いのだろうなと思えるお店でした。折を見て...
Read more板橋区役所近くにある喜多方屋さんに初訪問してきました。 11時半ぐらいに入りましたがすでにほぼ満卓。 運良く1席だけ空いてたので座れました。 メニューは色々とありますがチャーシューメンを注文。 マスターが1人で調理してるので時間がかかるそうです。 壁の張り紙にも料理の提供が前後することもあるので気に入らない方はご遠慮ください、との張り紙が。。。 こういうの嫌いじゃないですよ〜w 10分ちょっとでチャーシューメンが出てきました。 意外に早かったです! 肉厚なチャーシューが数枚入っておりめちゃくちゃ美味しそうです。 まずはスープからいただきます。 あっさりとした醤油スープがたまらなくウマイです。 チャーシューも柔らかく、味もしっかり染みており何枚でも食べれそうです。 麺はちぢれ麺でスープによく絡みます。 コショウを入れるとまた深みが出てどんどん箸がすすみます。 半チャーハンも300円でつけることができるみたいです。 次回は半チャーハンも頼んでみようと思います。 食べ終わる頃にはすでに店内で待っているお客さんも数名いました。 ランチタイムは混み合いそうなので早めに行くことをおすすめします。 個人的には大山近辺でトップ3に入るラーメン屋さんかと思います...
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