夜は、和牛肉小僧 鶴見本店へ。 たまには焼肉でも食おうと、日程調整しつつ、二人が行きやすい場所の店の予約を取りつつ。
あちこちで焼肉を楽しんでいるとコスパは気にならなくなり、美味しいだけって訳にもいかなくなります。 まま、焼肉に限らず外食はそれぞれの楽しみ方で楽しめば良いと思います。
ガラッとドアを開けて店内に入ると、平日夜ということもあり満席、僅かにカウンター席が空いているのみ。 ちゃんと予約しておいて良かったよ。 少し早めだったにも関わらず、店員さんは快く席に案内してくださいます。
メニューは焼き肉だけでなく一品料理、ご飯物、デザートと目移りするほど揃っています。 店員さんが今日のオススメをお勧めしてくださいます。
コース料理も用意されていて、飲み放題も付ければ懇親会、反省会、宴会などに最適。 私は2人でしっぽり飲むことからアラカルトを選択、メニュー選びも二人で楽しみたい。
乾杯は生ビール、サッポロ黒ラベル660円。 今夜は鶴見で二人お疲れ様会、ぷっはぁー、っと半分ほど一気飲み。
キリンラガーやスーパードライが多い中で、サッポロ黒とは焼肉が期待できますな。 ビールの味が分かる男でよかったよ。
一気に注文して最初に運ばれてくるのは、シャキシャキ生キムチ500円。 焼肉屋の数だけあるキムチの種類、こちらは4種類ほど用意されていて、初訪の今夜はメニューの上から。
続けて運ばれてくる、季節のナムル盛り合わせ600円。 もやし、きゃぶき、ほうれん草、きのこのキムチ。 シャキシャキした食感ながらしっかりと味が付いていて、焼肉を迎える準備の半分ほどが整います。
先頭は不動の一番バッターである、特選上レバー焼き980円、ありがとうございます。 淡い鶯色の磁器皿に横たわったレバーは葱油がたっぷりと掛けられて。
焼かずに食べたい右手をグッと抑え、トングで鉄板ロースターに乗せて焼き始めます。 ネギが多めに乗せられてはいて、たれは最小限に感じます。
続いて早めに楽しむことが多い、特上生タン塩1,700円、ありがとうございます。 熟成タン、厚切りタンなど様々なタンを頂いてきて、生タンは初めて。
焼き上がったらネギを乗せて食べて下さいと案内されつつも、 焼き上がる前にネギを乗せてしまうあわてんぼうな私。
あらかじめカットレモンを搾っておいたレモン汁に浸けて、パクリと一口で。 生タンとはこんな味わいなんだ、お代わりしたいくらい好みに合います。
続けて、特選和牛3種盛り3,300円、ありがとうございます。 仕入れによって組み合わせは変わるのだろうか、今夜の組み合わせは上ロース、リプ芯、リブマキ。
牛肉だけでは無く、椎茸、ズッキーニ、大葉、白髪ネギなどが添えられています。 「上ロースに合わせてお召し上がり下さい」と案内された山芋おろし。
上ロースは軽く塩胡椒されていて、山芋おろしを絡めて頂くと、とっても美味しい こんな食べ方で楽しんだ上ロース、初めてなんだけど。
リプ芯はあっさりめのたれで、それでいて肉の味わいが最大限に引き出されている様な味わい。 濃い味わいで食べさせる焼き肉屋が多い印象の私、このあっさりめは美味しい。
リブマキは、あっさりした味わいのたれに味をしめ、こちらもそのたれで楽します。 柔らかいだけではない深い味わい、いいですなぁ。
となると日本酒、なんですけど。 こちらには八海山780円のみが用意されていて、日本酒好きの私にはちょっと不満。
次は、和牛上ハラミ1,790円、ありがとうございます。 一枚はそのままで、残りは山葵を乗せて楽しみます。
日本酒を飲み終わったのでハイボール。 ハイボールは何種類か用意されていて、今夜は富野宝山ハイボール580円。
正肉のラストは、和牛上カルビ1,680円、ありがとうございます。 盛り合せに含まれる部位と被ったような気がしますが、美味しいから被っても問題ない。
ちょっとしたインターバルを逃さずに焼き板を替えて下さいます。 当たり前のことを当たり前に、接客の素晴らしさは気が付かないうちに。
ここで焼酎、黒霧島をロックで。 焼肉の味を邪魔しない焼酎だと思っている黒霧島、いいですなぁ。
さて、ホルモンの盛り合わせを頂きますか。 バラで注文したすのこに乗せられた上ミノ950円、とろホルモン730円、ありがとうございます。
まずは上ミノから焼きます。 テッカテカに輝くホルモン、焼きすぎに注意して。
次にとろホルモン。 脂身を焼き上げるのも焼肉の楽しみのひとつ。
食べる順番が前後した気もするけど、ここで炙りユッケ(燻製)1,380円、ありがとうございます。 小鉢に盛り付けられているのではなく、平皿で焼海苔と一緒に提供されます。
こだわり酒場のレモンサワー480円。 さてさて、もう一品くらい焼きますか。
お腹の具合と相談しつつ、角切り赤身980円、ありがとうございます。 赤身とは部位を切り分けた残りの端材に感じますが、さてどうでしょうか。
芯に少し赤味が残るくらいに焼き上げて下さい、と案内されます。 添えられた醤油たれに浸けて頂くと好みの噛み応え、塩味の下味、醤油の美味しさ、ウンマイ。
ゆっくり焼いて、たっぷりお喋りしていたので、そろそろ〆に向かう時間帯。 ご飯物か鍋物か逡巡して、カキバター石焼き豆腐チゲ1,380円、ありがとうございます。
お椀によそってもらって、頂きます。 たっぷり豆腐、大きめのカキ、程々の辛味、これでもかの旨味、これは美味しい。
思う存分チゲを楽しんでから、自家製ミルクぷりん280円、ありがとうございます。 他のお客さんが食べていて、美味しそうに見えたので頼んでみます。
程良い甘さのプリンが、美味しかった焼き肉の余韻をまとめます。 美味しい...
Read more和牛 肉小僧 鶴見本店 (神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央/最寄駅:鶴見)
京浜急行線 京急鶴見駅から徒歩3分、第一京浜(国道15号)沿いの鶴見税務署前近くに店を構える焼肉店「肉小僧 鶴見本店」。
肉屋出身の肉のプロが提供する和牛専門の焼肉店として2016年にオープン。店主自ら厳選したA5ランクの黒毛和牛に加え、ホルモン、内臓系も全て和牛にこだわり、新鮮で質の良いものをリーズナブルな価格で提供している。
肉小僧グループ(株式会社NCE)の代表である斎藤玲さんは、17歳のときに高校を中退し、肉屋(卸売・精肉店)の会社に就職。卸業のみならず屠畜も行っており、枝肉処理や内臓処理の他にも、管理方法、生産者や肉卸業者からの仕入れ、小売に至る流通の仕組みなど、食肉に関する様々な現場経験を積んだそうだ。
20歳のときに家族の不幸があり、生活のために独立を決意。昼は食肉卸の会社で働き、夜はカウンター7席の小さなホルモン焼肉店を営業するダブルワークを始めた。改めて焼肉店の経営を勉強する必要性を感じ、食肉卸の会社を退職。都内の有名店の焼肉店で調理の修行や経営ノウハウを学び、23歳のときに鶴見で「肉小僧」の1号店をオープンした。
肉の目利き力や枝肉から内臓まで知り尽くした知識と処理技術、上質な肉を扱う肉卸業者とのネットワーク、流通の仕組みを知っている上での価格交渉力など、肉屋時代に培った経験を武器に、但馬玄(たじまぐろ)や神戸うすなが牛など、最高峰の但馬牛を神奈川内で初めて取り扱い、他の焼肉店とは異なる上質なお肉を、都心の高級焼肉店の半額程度のリーズナブルな価格で提供することでたちまち繁盛店となった。
現在は鶴見本店以外にも川崎や横浜青葉台、新宿歌舞伎町で「肉小僧」や「うしこぞう」など計5店舗の焼肉店を展開している。
この日は金曜日の夜19時過ぎに訪問。週末の夜で店内はほぼ満席の賑わいぶり。1階はカウンター席とテーブル席、2階にお座敷もあり合計40席ほど。各テーブルの上にガスロースターが設置。若い元気な店員さんが多く、大衆焼肉店らしい活気あふれる雰囲気。
●キムチの盛り合わせ 880円 白菜キムチ、大根キムチ(カクテキ)、キュウリキムチ(オイキムチ)の盛り合わせ。いい焼肉屋は肉だけじゃなくキムチもちゃんと美味しい。酸味と辛味のバランスの良い味わい。
●ヤンニョムセウ 一尾 480円 コチュジャンベースの調味液(ヤンニョム)に生の海老(韓国語で海老=セウ)を漬け込んだ韓国料理。頭を外していただく。市場直送の新鮮な海老の身の甘みと頭の中の海老ミソの濃厚な味わい、ヤンニョムの甘辛味が合わさってお酒にぴったりの味わい。
●厚切りレバー 1800円 角がピンと立った新鮮な牛レバーを超厚切りで提供。塩ごま油や醤油、生ニンニクをお好みで。厚みがあるので網で表面をしっかり焼いても中心はパサつかず、苦味や臭みは一切なくミルクのような甘みだけが口に広がる。レバーが苦手という人でもこれを食べたら感動してレバー好きになるかもしれない。
●特上生タン塩 1700円+味付けうまネギ 150円 柔らかく脂の乗ったタン(舌)の根元の部位で、サクサクした食感と噛めば噛むほどにジューシーな肉汁があふれ出す。トッピングの味付けうまネギはみじん切りの長ネギにごま油や調味料で和えたもので、焼きあがったタンにうまネギを乗せ、タンでネギを包むようにして口に運ぶと、柔らかくジューシーな牛タンにネギの甘みが合わさって絶妙な美味しさ。
●和牛上ハラミ 1900円+カンボジア産粒胡椒 250円 ハラミは焼肉屋の定番で、精肉に似た見た目だが、肺の周りの横隔膜の筋肉でホルモンとして扱われる部位。適度な弾力のある食感と内臓肉特有の味の濃厚さが特徴。ハラミは牛1頭から約2kgほどしか取れない希少部位で、和牛のハラミとなると、高級焼肉店でも取り扱いしているお店が限られるが、「肉小僧」では希少な和牛ハラミをリーズナブルに味わえる。カンボジア産の生胡椒の塩漬け乗せて味わうと、ピリリとした辛みがハラミの濃厚な旨味と相性抜群。
●特選上ロース(リブロース芯) 2200円 リブロースは、牛の首から背中にかけての大きく位置するロースの一部で、肩ロースとサーロイン(背中の真ん中)の間に位置する部位。あまり動かさない部位なので、肉質が柔らかく、きめ細やかで、脂のサシが入りやすいのが特徴。ステーキのような厚切りだが、噛みしめると肉の繊維がほろっと崩れるほど柔らかく、濃厚な旨味と脂の甘みが口に広がる。
●シマチョウ 880円+青唐和え 100円 牛の大腸の部位で、見た目の縞模様からシマチョウと呼ばれる。関西では「テッチャン」という呼び名が一般的。縞模様の皮の部分はホルモンならではの弾力と噛み応えがあり、内側にはぷりぷりの脂がたっぷり付いて、ジュワッと濃厚な脂の甘みと青唐辛子の爽やかでピリリとした辛みが絶妙。
●上ミノ 950円 牛には胃袋が4つあり一番最初にある第一胃がミノ。その中でも一番厚みのある部分が上ミノとなる。貝のような弾力のある噛み応えとコリコリとした独特の食感で、噛めば噛むほど旨味が広がる。辛味噌ダレの濃厚な味わいがお酒にもご飯にも相性ばっちり。
●石焼牡蠣バターチゲ...
Read more【2024年3月】
最近、焼肉気分なこともありこの日も。 以前に伺った川崎の「肉小僧 匠」がとても良かったこともあり「肉小僧」系の本店であるこちらに足を伸ばしました。 「肉屋出身の和牛焼肉屋」と掲げている通り、肉質が抜群に良い焼肉屋さんです。
鶴見に降り立つのは4年半ぶりの2回目であり、初回は大きなハムカツが有名な「レストランばーく」、「とんかつ むら井」、パン百名店である「エスプラン」などに立ち寄っていました。 懐かしいです。
この日は週末のオープン時間に合わせて訪問、奥の座敷に通され、掘りごたつで焼肉を楽しみました。
こちらはコース設定も豊富で ・肉小僧コース 3,500円、飲み放題付き 5,000円 ・肉小僧堪能コース 4,500円 飲み放題付き 6,000円 ・肉小僧三昧コース 6,500円、飲み放題付き 8,000円 と飲み放題を付けても、5,000円から食べられるというお手頃な設定。
コースも魅力的だったものの、今回は好きなモノを食べたいとアラカルトにて。 本能の趣くままに食べて飲んで、すっかり満腹、満足でした。
■食べたモノ ・キムチ盛り合わせ 968円 ・季節のナムル 660円 ・特上生タン塩 1,870円 ・厚切りレバー 1,980円 ・和牛上ハラミ(サガリ) 1,969円 + カンボジア産粒胡椒 275円 ・和牛炙りユッケ 1,518円 ・リブ芯ロース 2,420円 ・ツラミの焼きしゃぶ 1210円 ・石焼豆腐チゲ 968円 ・自家製盛岡冷麺 1,078円
■飲んだモノ ・サッポロ生ビール 黒ラベル 中ジョッキ 605円 x2 ・ウーロンハイ 495円 ・デュワーズハイボール 528円 ・北海道コーン茶ハイ...
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