Quite a small museum but the curated pieces are pretty cool. It took me about 1-2 hours to go through the whole thing while reading every placard. The limited exhibit (A Bright Home) was eye-opening and I really liked it. You’re not allowed to take photos of any of the exhibits in the museum, which was unfortunate for memory’s sake. My only suggestion for the museum is to have not only the artist’s biography but also the artist’s explanation of the piece itself. It’s cool to see the artwork but it doesn’t really have much meaning if it’s just sitting there without context.
This was also the first time I’ve visited a museum in Japan so I don’t know the customs, but there was always a staff member sitting silently and stone-faced in the room, watching you, likely to make sure you follow the rules, but it was a bit unnerving and kind of weird...
Read moreNewly reopened in 2023 after 2 years of renovation & the first exhibit until 6/18 is documenting the process of renewal and the things they kept, updates and how they carefully moved the artwork before and moved it back after. Fantastic outdoor sculpture to explore and lovely tree-filled spaces all around. Cafe is also lovely and sources from local farmers, bakers and fruit shops for a sustainable and high-quality focus on health and support of local Economy as well as less use of plastics and single-use waste than a typical cafe. Vegan and vegetarian friendly as well as a pairing suggestion with wine for each dish and intro of local producers in a stylish mag menu. Barrier free wheelchair and...
Read more20250815 とても素晴らしい展示でした。ヒロシマにある美術館、その意味を意識しながらの時間となりました。
美術館内で貰えるパンフレットでは、ハイライト2として「生命礼賛」とあります。この言葉、ヒロシマで聞くと重さが違います。「このセクションでは、生き物(生命)の枠をそれら虫や動物からさらに広げつつ、作品を紹介します」とあります。
例えば、中原浩大さんのツバメの巣帰りという生態を観察記録した作品群は、「人間社会のルールの埒外で展開されている生命活動の圧倒的な力強さとある種の不気味さを見せてくれます」と解説があり、素晴らしいものでした。
ヒロシマが焼け野原になった時、人間だけがその痛みを経験したのではないのですよね。多層的な生命の存在。私はこの展示に心をとても動かされ、美しいと思いました。生命の美しさと神秘性を感じました。死や痛みを経てもなお続いていくものとしての生命。
甲斐雅之さんの「土に埋める 77番8月6日 ヒロシマから地球平和の祈り」という作品は、長い間、キャンバスを土に埋めておき、朽ちつつあるそれをいよいよ取り出して、新しいキャンパスにミシンで縫い付け、再構成したというものでした。ミシンの縫い目がまた独特でした。作品を通して様々なことを想像させます。痛み、死、土、分解、共生、循環、再生、曼荼羅、生命とは何か、などなど。
土屋武さんの「虫の領域Ⅱ」もとても印象的でした。虫の音を鉄に閉じ込めようとしたとか。「鉄板をひたすらにたたき続けることにより、『生も死もないまぜにした生き物の音の奔流を私は広島にささげたい」とおっしゃっているそうです。
金田実生さんの「明るい夜」、菊畑茂久馬さんの「天河 七」など、ずっと忘れたくないと感じた作品でした。
特に菊畑さんの作品の圧倒的存在感。とても大きな作品であり、ビジュアルの迫力とその物質性のインパクトは、作品を眼前にしてヒロシマという文脈で対峙しなければ味わえないものだと感じました。この地で展示することで、その意味や解釈が大きく変わってくるのではないかと思います。
菊畑さんの作品へのコメントは「ヒロシマのイメージは、人々が次々に新しいイメージで再生することで今日の問題として生き続ける」と紹介されていました。盃から溢れるように、赤と黒のしたたり落ちる幾筋もの何かは、恐怖、恐れ、痛み、血、神聖、畏怖、を強烈に連想させました。
また美術館の周りの数々の彫刻作品も素晴らしく、特に、マグダレーナ・アバカノヴィッチさんの「ヒロシマ-鎮まりしものたち」という作品。カフェの前の小道を入っていくと、突如目の前に現れるのは、まるで生き物のような何かの群れ。妙な生命感。「すべて人の背中がかたどられている」という説明に、なにか納得しました。ここはヒロシマ。その空の下、それらはすべて同じ方向を向いている。灼熱のあの日の痛みが伝わってくるようであり、祈りの背中のようでもありました。
マグダレーナさんのこの作品は見落としやすい場所かもですが、是非見てきて欲しいです。
ヘンリー・ムーアさんの「アーチ」という彫像も、とても印象的でした。野外彫刻マップ(解説入り)は館内で貰えてとても参考になります。
また、コレクション展の展示室を出てすぐの、アンケート記入テーブルの目の前のガラスの向こうの屋外に展示されていたのは、伊藤公象さんの「黄土による赤・褐色のヒロシマのための作品」でした。衝撃でした。初めは気が付かなかったのです。「これはなんだろう。これも作品...?」壁には作者名とタイトル、説明などの表示があります。その展示の意図を理解するにつれて、その衝撃に打ちのめされました。
伊藤さんは、人為と自然の境界に位置するような独自の造形世界を開拓してきた方だそうです。作品には、広島産の牡蠣殻や市内の土が混ぜられていて、「足元に広がるその光景は、灼熱にさらされたかつての広島の大地を連想させます」という解説はまさにその通りでした。
私がこの豊かな緑に囲まれた美術館を訪れたのは、夏休みの良く晴れた一日、青空と木漏れ日の美しい日中でした。ですがこの作品は、時をとめたあの日をそのままそこにとどめたままのようであり、焼け野原の灼熱と瓦礫の山となったあの日を強烈に訴えてくるようでした。単なる美術品ではなく、土地そのものの記憶を呼び覚ます媒体だと感じました。
他にも、たくさんの素晴らしい作品に感動しました。入野忠芳さんの「精霊11-3」、浜口陽三さんの「ざくろ」、金田実生さんの「体温」「消灯」「風通し」、吉澤美香さんの「を -49」、村井正誠さんの「たくましき人々」、ファン・リジュンさんの「96・No.1」、パク・ソボさんの「描法...
Read more