Yumedono (Dream Hall)
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夢殿・法隆寺東院伽藍ないし上宮王院 Dream Pavilion, East Sector of Horyu-Ji 飛鳥時代創建 現存建築物は奈良時代〜鎌倉時代 founded in Asuka period 7th century, present architecture from Nara to Kamakura period 8th to 13th centuries 厩戸王(聖徳太子)の住んでいた宮殿・斑鳩宮跡を寺院にしたことが考古学調査で確認されており、法隆寺の太子信仰において特別に神聖な場所。別名「上宮王院」は、上宮王は斑鳩宮の別名で、厩戸王の尊称でもある(日本では古来、高貴な存在を名指しでなくその住居や執務場所で呼ぶ風習がある)。 本尊の救世観音菩薩立像(飛鳥時代の傑作で国宝)は明治以前は絶対秘仏で、政府の文化財調査で訪れたアーネスト・フェノロサが開扉を命じた時には法隆寺の僧たちが天変地異を恐れて逃げ惑ったという。厨子の中の像は布でグルグル巻きにされていて、その長さは数百メートルに及んだらしい。結果、7世紀の像ながら保存状態は極めていい。 現在のような形に諸堂が整備されたのは奈良時代、天平11(739)年に僧・行信が斑鳩宮が荒廃していたのを見て再整備を始めたと言われるが、その2年前・天平9年の法隆寺の財産目録にすでに夢殿を指す瓦葺き八角円堂の記載があり、確かな創建年代は分からない。 その八角円堂の夢殿は鎌倉時代に屋根の勾配などが改修されており、取り巻く回廊や門、礼堂、絵堂、舎利殿は鎌倉時代の再建ないし付け加えられたものだが、最北端の伝法堂は奈良時代のもので、合わせて古代日本の仏教寺院の構成をよく伝えている。 まず夢殿は、人間が中に入って拝む構造になっていない。現在の拝観入り口は法隆寺の中心伽藍につながる参道に面した西門だが、正門は南門で、夢殿を中心に南北の軸に伽藍が配置され、夢殿の正面(本尊・救世観音が安置されている側)は南側である。 古代には仏堂の内部は仏の空間で人が入る場所ではなく、礼拝は屋外から行われ、屋内で儀式を行うための礼堂が南の正門と夢殿の間に建てられている。 南北の中心軸に沿って夢殿の北には東側に舎利殿、西側に絵殿(共に重文・鎌倉時代)が建てられ、その間の南北の回廊の奥に伝法堂(奈良時代・国宝)がある。 仏を祀る仏堂に対し、伝法堂は人間である僧侶が仏法を学び、授けられる場所で、講堂に相当する。なおこの建物は橘夫人の御殿を移築改造して転用したものと伝えられ、解体修理時に実際に元は住居だったことが確認されている。 つまり正門=礼堂=夢殿(本堂)=伝法堂が南北一直線に並び、本堂を中心に回廊が配置される南北中心軸・東西に対象の建物の構成で、これは仏教が中国に入った時点で天空において不動の北極星を世界の中心とみなす北辰思想を取り入れて成立した形であり、それが朝鮮半島を経て古代の日本に伝来し、踏襲されたと考えられる。 また北辰思想に基づく南北軸で東西対象の建物や街の構成は、仏教伝来以前の纏向遺跡などの宮殿にも見られ、ヤマト王権の成立と前後してこうした中国式の権威的な建物の構成がすでに日本に取り入れられていたとも考えられる。この都市構造は平城京・平安京、現在の京都御所にも踏襲され、君主(天皇)は北つまり北極星を背に南に向けて君臨し、衆生の世界を見て統治する。 夢殿の南正面に、南向きに安置された救世観音は聖徳太子の等身大で作られていると伝承され、逆に言えば聖徳太子は観音菩薩の生まれ変わりとして日本に現れたという信仰を表す。中国北東部王朝と朝鮮半島東の影響が強い、左右対称に様式化された表現の際立つ止利仏師系の作品の傑作で、先述の通りの事情で保存状態も極めて良い。宝冠と光背が一体化した独特の造形も美しい。現在も通常は秘仏だが毎年、春と秋に開扉される。 西側には16才の太子が病身の父・欽明天皇を見舞った時の姿を表す孝養太子像(室町時代の木造)と、東院の創建者である行信の坐像(奈良時代の木芯乾漆像)が安置されている。 なおこの当院伽藍の北東に隣接する中宮寺門跡も太子信仰の重要な寺で、ここの本尊の如意輪観音半跏像も太子の生き写しとの伝承があり、やはり国宝。
Toshi FujiwaraToshi Fujiwara
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夢殿って素敵な名前ですよね! 【以下説明】 夢殿(国宝) 奈良時代の建立の八角円堂。堂内に聖徳太子の等身像とされる救世観音像を安置する。夢殿は天平11年(739年)の法隆寺東院創立を記す『法隆寺東院縁起』の記述からその頃の建築と考えられているが、これを遡る天平9年の『東院資財帳』に「瓦葺八角仏殿一基」の存在が記され、その頃に創立された可能性も考えられている。8世紀末頃には「夢殿」と呼称される。奈良時代の建物ではあるが、鎌倉時代に軒の出を深くし、屋根勾配を急にするなどの大修理を受けている。昭和の大修理の際にも屋根を奈良時代の形式に戻すことはしなかったため、現状の屋根形状は鎌倉時代のものである。基壇は二重で、最大径が11.3メートル。堂内は石敷。堂内の八角仏壇も二重で、その周囲に8本の入側柱が立ち、入側柱と側柱の間には繋虹梁を渡す。入側柱と側柱は堂の中心に向かってわずかに傾斜して立つが、これは「内転び」と呼ばれる中国渡来の手法である。観音菩薩立像(救世観音、国宝)飛鳥時代、木造。夢殿中央の厨子に安置する。長年秘仏であり、白布に包まれていた像で、明治初期に岡倉覚三(天心)とフェノロサが初めて白布を取り、「発見」した像とされている(岡倉らによる「発見」については伝説化されている部分もあり、それ以前の数百年間、誰も拝んだ者がいなかったのかどうかは明らかでない)。現在も春・秋の一定期間しか開扉されない秘仏である。保存状態が良く、当初のものと思われる金箔が多く残る。行信僧都坐像(国宝)奈良時代の乾漆像。行信は東院の建立に尽力した人物である。吊り目の怪異な容貌が特色。道詮律師坐像(国宝)平安時代初期の作。この時代の仏像はほとんどが木彫であるが、本像は珍しい塑造である。道詮は、荒廃していた東院の復興に尽力した人物である。聖観音立像(重文)救世観音の背後に立つ。絵殿及び舎利殿(重文)鎌倉時代の建立。絵殿には、摂津国(現在の大阪府北部など)の絵師である秦致貞(はたのちてい、はたのむねさだ)が延久元年(1069年)に描いた『聖徳太子絵伝』の障子絵(国宝)が飾られていた。太子の生涯を描いた最古の作品であるが、明治11年(1878年)、当時の皇室に献上され、現在は「法隆寺献納宝物」として東京国立博物館の所蔵となっている。絵殿には江戸時代に描かれた『聖徳太子絵伝』が代わりに飾られている。伝法堂(国宝)切妻造、本瓦葺き、桁行七間、梁間四間。内部は床を張り、天井を張らない化粧屋根裏とする。橘夫人(伝承では県犬養橘三千代(藤原不比等夫人、光明皇后母)とされるが、現在では聖武天皇夫人・橘古那可智とする説が有力)の住居を移転して仏堂に改めたものとされ、奈良時代の住宅遺構としても貴重である。昭和大修理時の調査の結果、この堂は他所から移築され改造された建物で、前身建築は住居であったとみられる。堂内には多数の仏像を安置するが、通常は公開していない。内陣は中の間、東の間、西の間に分かれ、それぞれ乾漆造阿弥陀三尊像(奈良時代、重文)が安置される。他に梵天・帝釈天立像、四天王立像、薬師如来坐像、釈迦如来坐像、弥勒仏坐像、阿弥陀如来坐像(各木造、平安時代、重文)を安置する。 東院には他に南門(室町時代の長禄3年(1459年)建立、重文、別名不明門)、四脚門(鎌倉時代、重文)、鐘楼(鎌倉時代、国宝)がある。
carpenter k.k.carpenter k.k.
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On the Far East side, down a long stone paved path you reach the last area on the combo ticket, Toin Garson,”the eastern precinct” with an octagonal pavilion “ the hall of visions” the oldest in japan houses a perfectly intact gold guided statue of Prince Shotoku, which is only opened to the public twice a year (4/11-5/18 and 10/22-11/22). Also in this area are quite well preserved painted sliding doors depicting Shotoku’s entire life.
ADream In JapanADream In Japan
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A beautiful octagonal pavilion with a life-size statue of Prince Shōtoku inside. I found it interesting to see an area with a tatami mat floor and individual low tables laid out with items on them, presumably used for prayer.
Kaye AttfieldKaye Attfield
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敷地面積、約187000㎡、東京ドームで換算すると14個分と言う広大な敷地に多数の伽藍が並ぶ法隆寺。 その東端近くにあり、あまり大きくはない建物なのに、古くから多くの人々を引きつけてきたのが『夢殿』。正式名称は『上宮王院夢殿』。 法隆寺全体は西院伽藍・東院伽藍の2つの寺域に区分されますが、東院の中心となっているのが夢殿です。 夢殿はもともとは法隆寺の所属ではありませんでした。夢殿の建つ土地はもともとは聖徳太子一族の住まい「斑鳩の宮」があった場所でしたが、7世紀の中頃に戦禍の中で焼失。 それを惜しんだ法隆寺の高僧・行信は、同じ地に夢殿を含む上宮王院を建立。その後に上宮王院が法隆寺に統合され、現在に至ります。 夢殿は聖徳太子を供養する為に建てられたお堂です。八角円堂という夢殿の建築様式も、故人を供養するお堂の形という定めに由来しています。内部には太子ゆかりの遺品が集められています。 建立は天平11(739)年頃とされています。これは推古30(622)年に聖徳太子が49歳で亡くなってから約100年が経過した時の事です。 聖徳太子信仰が大きく高まりはじめて、夢殿はやがて信仰の中心地となりました。法隆寺が上宮王院を吸収したのも、夢殿に集まる聖徳太子信仰の力が欲しかったからといわれます。 お堂が『夢殿』と呼ばれるようになったのは平安時代のことですが、その名は、かつて太子が法隆寺に参籠して瞑想にふけったときに黄金でできた人が現れる夢を見たという故事に基づいています。夢殿は太子を供養する場であると同時に、太子が見た夢の寝殿でもあるのです。
奥村慎也(OK computer)奥村慎也(OK computer)
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夢殿は奈良の法隆寺に隣接する、比較的穏やかな雰囲気のスポットです。この美しい建築物は、奈良時代の貴族の邸宅を模して建てられ、独特の歴史的価値を持っています。平日は比較的空いており、落ち着いて鑑賞できることが魅力です。 ①ロケーションとアクセス 夢殿は法隆寺の北側に位置します。JR奈良駅や近鉄奈良駅からバスで「大仏殿春日大社前」で下車後、徒歩でアクセス可能です。敷地内には専用駐車場はありませんが、東大寺の駐車場を利用できます。ただし、観光シーズンには混雑するため、公共交通機関の利用が便利です。 ②施設とサービス 夢殿は、平安時代の雰囲気を色濃く反映した建築様式で知られ、内部には多くの仏像が安置されています。特に、国宝である「金堂釈迦三尊像」は見逃せません。敷地内にはお土産店や休憩所があり、ゆっくりと時間を過ごすことができます。 ③見どころや魅力 夢殿の主な見どころは、その荘厳な建築美と、内部に展示されている仏像群です。特に春や秋の季節は、周囲の自然との調和が美しく、写真撮影に最適です。また、お土産としては、東大寺や夢殿に関連する文化的なアイテムが人気です。夢殿訪問の際には、東大寺大仏殿も合わせて訪れると、一日を通して奈良の歴史を深く味わうことができます。 夢殿は、奈良の歴史と文化を感じることができる、静かで落ち着いた空間を提供しています。その美しい景色と歴史的背景は、訪れる人々に特別な体験をもたらすでしょう。
富士翔大郎富士翔大郎
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Basic Info
Address
1-1 Horyuji Sannai, Ikaruga, Ikoma District, Nara 636-0115, Japan
Map
Phone
+81 745-75-2555
Call
Website
horyuji.or.jp
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Overview
4.4
(143 reviews)
Ratings & Description
cultural
accessibility
family-friendly
attractions: Horyu-ji, Horyuji Temple, Chugu-ji, Horin-ji, Chūgū-ji Temple Ruin Historic Site Park, Meguminosato Ikarugaten, Fujinoki Tumulus, Nationally Designated Historic Site, Namdaimon (Grand South Gate), Gojunoto (Five Story Pagoda), Daihozoin (Treasure Gallery), restaurants: Mitsuba the Second, Ramen-ya, Washoku Sato Horyuji Branch, 山久 法隆寺店, Washokumendokoro Sagami Horyujiten, Hiraso Horyu-ji, Fukokuen, Matumotoya, PUJA 法隆寺店, Cafe Komodo, Genmaian
