堀川寺之内の近くにあるのが浄土宗の「尭天山 報恩寺(ほうおんじ)」になります。 豊臣秀吉ゆかりの「鳴虎図」があり、「撞かずの鐘」の故事が残る お寺になります。通称で「鳴虎(なきとら)」「鳴虎報恩寺」とも呼ばれます。 【豊臣秀吉ゆかりの「鳴虎図」】 豊臣秀吉の所望により、寺宝の猛虎の絵を聚楽第に持ち帰って飾ってみたところ、一晩中うるさく吠えて秀吉は眠ることができず、すぐに寺へ戻されたことから「鳴虎(なきとら)」として有名となった 【境内について】 境内には、「正一位政長稲荷大明神」を祀った神社や地蔵尊や平安時代末期の梵鐘である「撞かずの鐘」があります。 また、 門前の石橋には、慶長7年(1602年)架橋の刻銘がありる。客殿(方丈)の玄関前にある庭園には、五重石塔があり、さらに奥に後西天皇皇女賀陽宮墓があります。 本法寺の石橋とともに、現在は、埋められた小川(こがわ)の名残を止める貴重な遺産になります。 客殿には、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての武将・大名で、筑前国福岡藩の初代藩主である黒田長政(くろだながまさ)が56歳の生涯を終えた部屋があります。黒田長政の位牌とその父・官兵衛(如水)の位牌も安置されています。観世流家元 歴代や志野流香道家元...
Read moreバス停堀川上立売徒歩圏内。通称鳴虎さんと言われる寺院で、秀吉公がこちらの寺宝の虎の図を聚楽第に持ち帰られたのですが、毎晩虎が返してくれと鳴くので、仕方なく返されたという逸話があります。またこちらの鐘は、織り娘と丁稚のいくつ鳴るかのやりとりから、負けた織り娘が鐘に帯を掛けて首を吊ったと言う逸話があり、除夜の鐘以外は撞かない"撞かずの鐘"として有名です。さらにこちらは黒田長政公ご臨終の寺院で、長政公と如水公、親子のお位牌も安置されています。現在、拝観には事前予約が必要です。御朱印は本堂入り口にて頂けます。22年1月寅年ということもあり、冬の特別拝観にお邪魔して8年ぶりに公開される本物の鳴虎図を間近で拝観する事が出来ました。噂通り一本一本の毛まで浮き出ている様な見事なタッチで本当に生きている様でした。他にもご本尊阿弥陀如来、黒田長政公ご臨終の間、黒田官兵衛公と長政公の御位牌、お庭など普段非公開のものを拝観させて頂きました。鳴虎も感動でしたが戦国好きの私は、黒田親子の御位牌、長政公ご臨終の間も、感動の連続でした。建物内撮影禁止の為、お庭...
Read more京都市上京区小川通寺之内下る 射場町にある、浄土寺の寺院です。
鳴虎(なきとら)の報恩寺といわれるこの寺は,尭天山と号し浄土宗に属します。中国の画人四明陶佾(しめいとういつ)が描く猛虎の絵を豊臣秀吉の所望により聚楽第の床へ飾ったところ,夜中に虎の鳴き声が聞こえ,秀吉は一晩中安眠できませんでしたので,すぐに寺へ戻されたことから鳴虎として有名になりました。この絵は寅年の正月三が日に限り公開されます。
国の重要文化財の梵鐘は平安時代末期の作で撞かずの鐘という伝承がある。
黒田官兵衛と、その息子である黒田長政ゆかりの、京都にある報恩寺に来ました。この寺は長政の京都における宿舎になった場所で、息を引き取ったとされる「最期の部屋」も残されている
客殿に黒田長政が死去した部屋があり、長政の位牌と、その父・官兵衛(如水)の位牌が安置されています。
アクセスは、京都市営地下鉄烏丸線...
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