広場の中央にそびえる巨大な帆船のマストは、この場所の象徴。初めて見たときは、まるで船がそのまま広場に停泊しているかのような錯覚を覚えました。イベントの時にはライトアップされ、昼間は青空に映え、夜は幻想的に輝きます。マストの下に立って空を仰ぐと、ちょっとした非日常感を味わえますね。友人を連れてきたときも「お台場に行く前にここで写真を撮るだけで東京っぽさが出る!」と喜ばれました。
ここは単なる広場ではなく、伊豆諸島や小笠原諸島へ向かうフェリーやジェット船の玄関口でもあります。夜にターミナルで船を待っている人たちのワクワクした表情を見ると、まるで空港の出発ロビーにいるような高揚感を共有できるんです。僕自身、納涼船でここから出港したときは、デッキから見えるレインボーブリッジや東京湾の夜景に大いに盛り上がりました。友人と乾杯しながら風を浴びる時間は、東京の夏のハイライトと言っても過言ではありません。
もちろん、船に乗らなくても楽しめるのが竹芝桟橋の魅力です。昼間は青空と海、そして高層ビルが織りなすコントラストが爽やかで、ランナーや散歩を楽しむ人の姿も多いです。僕はジョギングの途中でここに立ち寄るのが習慣になっていて、ベンチに腰掛けて缶コーヒーを飲むだけでも気分がリセットされます。風通しが良く、潮の香りを感じながらひと休みすると「また頑張ろう」という気持ちになれるんですよね。
夜は一転してロマンチックな雰囲気に変わります。レインボーブリッジやお台場のイルミネーションが一望でき、海面に映る光がきらめいて本当にきれい。静かな夜にベンチに座って眺めていると、つい時間を忘れてしまいます。デートで立ち寄るとかなりポイントが高いスポットだと思いますし、実際に僕も友人カップルを案内したときに「ここは穴場だね」と喜ばれました。
イベントも度々開催され、特に印象に残っているのが「島じまん」という離島フェス。伊豆諸島や小笠原の特産品や料理を味わえて、港全体が南国ムードになるんです。会場に漂う炭火の香りや島唄の音色を聞いていると、都心にいることを忘れてしまいます。僕はその場で三宅島のあしたばご飯と島めじのフライを食べましたが、素朴で...
Read more【大島へフェリーで行った時の備忘録】
①出発30分前には着いてチケットなどの手続きをすること。 ②翌朝のご飯はコンビニなどで確保しておくこと。 ③早朝便のバスが時期によってあるが見切り発車されるので、バスに乗るなら港に着くアナウンスが流れた時点でスムーズに降りる段取りをしておこう。 ④船内は非常に暖かく(2月末)乾燥する。手や顔の保湿はじゅうぶんにして、マスクをして寝ると良いだろう。手元に飲み水の用意も忘れずに。 ⑤リクライニングシートのフットレストだけでは辛いので、毛布を1枚借りてロール状にし、膝の裏入れよう。また足下のボードの上に荷物を置き、足が乗せられるようにするとかなり快適だ。 ⑥毛布は乗船後に券売機でチケットを購入。100円で借りられるので1枚は借りて⑤のように使用。掛け物としては不要なほど船内は暖かいので、プラスもう1枚はいらなかった。また、貸し出し配布時間はアナウンスされるので速やかに指定された場所へ借りに行くように。ある程度すると配布はアナウンスと共に終了する。 ⑦船内にWi-Fiアクセスパスが掲示されている。乗船の際は速やかに繋いでおこう。座席では電波が繋がらなかった。
※他にもお得情報はあるのだが、今回はこの辺りに留めておく。 写真を乗船までの順にアップしたのだが、量が多すぎたせいか順が変わってしまった。想像で読み進めてくだされ…
【ジェット船備忘録】
①船内は電波が繋がらないため、座席前の網状ポケットのところに差し入れてある冊子にパスが書かれてあるので確認を。 ②ジェット音が出発する際にかなりする。音の苦手な方はヘッド...
Read more浜松町から徒歩6分くらい、ゆりかもめ竹芝駅直近の、竹芝客船ターミナルと一体の公園です。扇形の広場には日本丸のマストを模したモニュメントがあり、それだけでもちょっとワクワクするような船のロマンを感じます。本物は横浜の日本丸メモリアルパークにあります。2階はプロムナードになっていて、勝どき方向やレインボーブリッジ、お台場を一望できます。夜も昼も魅力的な眺めです。アクセスは悪くないし、景色も雰囲気も良いのでデートスポットにはバッチリです。イベント開催にも好適な場所と思いますが、あまり利用されていないようです。 北側の浜離宮に面した地域が最近再開発され、ショッピングモール、カフェやレストランがとても充実しました。ここからも遊歩道でつながっていて一体で楽しむことができます。 竹芝客船ターミナルからは伊豆や小笠原への船が出ます。ターミナル内を見て回るだけでも、空港に行くのと同じ感じに遠くに旅立つ高揚した気持ちになります。島の特産品の売店もあります。 竹芝ふ頭、日の出ふ頭、芝浦ふ頭と並んでいますが、これらは1923年の関東大震災の後に、救援復興資材を受け入れるために泥縄で作られたものだそうです。それまでは横浜の猛反対で東京には港は作れなかったそうです。 いつ起きてもおかしくないと言われる首都直下型地震の備えとしてこれらの港の活用は現在も...
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