Entry is free, staff are welcoming and can speak some English. They also have an English translated pamphlet for visitors. I believe Chinese translation is available too (not too sure). Museum is clean, and very peaceful and relaxing. There is a lounge on the 2nd floor that serves drinks for 150 yen or so.
I highly recommend this museum for anyone who is...
Read moreBeautiful building and very peaceful atmosphere in the basement, but strange little place. The stones seem suspiciously like something mass made in China. Very large space for such a tiny exhibit and rather large staff. A bit of a...
Read more運慶の仏像、と聞いたら行かないはずがない。 ところがドッコイ、他のコレクションも良かった。ガンダーラの石製レリーフが仏伝を構成している。 片岩という、黒々としたその石材は何だか硬そうだ。本当に硬いのかどうか、それはわからない。でも全身像でなくレリーフばかりなのは硬さを予感させるではないか。 カイバル・パース。 旧知のパキスタン人(しかも遥か南のカラチの人)が、その地名を語るときには懐かしそうな目をしていた。日本人にとっての奈良や飛鳥のような感覚なんだろうか。今や原理主義の猖獗でだいぶ様子が違うかもしれないが。 その峠に至るには険路を経なければならない。インドからここまで、ずい分遠かっただろうな。しかもそこにいるのはヘレニズムの人たちだ。それでも釈迦の教えが根づき、さらには驚くべき彫刻群を残した。 素材は先の通り、片岩という黒い岩石。この石材が素晴らしいのは、岩にキラキラする細かな物質が含まれていること。あれはきらら(雲母)か。そのあるなしで、尊貴さがずい分違うのではなかろうか。ガンダーラの石工は、それゆえわざわざ硬い石材を選んだのではないかとさえ思われる。 釈迦独尊の説法像は、ウェーブのかかった頭髪、それに立派な髭と高い鼻で転法輪印を結んでいる。もうヨーロッパの彫刻だ。だが別の群像は、法隆寺伝来の飛鳥の打ち出し仏によく似ていたりもする。法隆寺の方がかなり後輩だが、あのやわらかい群像が湛える雰囲気は、ガンダーラから、今度は東に転じて、遥かシルクロードをつたってやって来たのだ。仏教は世界宗教だ。この石像群、粒揃いのコレクションだ。ついつい運慶に目が行ってしまうけど。 以下余談。この館が聘す...
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