Shinagawa Historical Museum — Attraction in Tokyo

※令和4(2022)年7月1日(金)〜令和6(2024)年春までの期間、大規模改修工事に伴い休館していましたが、令和6(2024)年4月21日(日)リニューアルオープンしています❗️

【 2021/11/27(土)訪問 】 1985(昭和60)年に開館した品川区立品川歴史館。2007(平成19)年3月にリニューアルされたという常設展示室はとてもキレイで✨、日本考古学発祥の地といわれる「大森貝塚(おおもりかいづか)」と、東海道第一番目の宿場として栄えた「品川宿(しながわしゅく)」を中心にした展示となっています。

展示スペースは広くありませんが、視覚的にイメージしやすいように様々な復元模型が展示されていて、解説パネルも分かりやすく、「品川歴史館解説シート」という詳細を掘り下げたB5サイズの資料もたくさん置かれてあったりなどして情報量は豊富です❗️✨😁👍

1955(昭和30)年に国の史跡に指定された「大森貝塚」は、1877(明治10)年に日本で初めて科学的な発掘調査が行われた日本考古学発祥の地といわれています。 大森貝塚は縄文時代後期から晩期(約4,400〜2,300年前)の遺跡で、1877(明治10)年にアメリカ人動物学者のエドワード・シルヴェスター・モース(Edward Sylvester Morse)博士(1838-1925)によって発見されました。 貝塚は、昔の人がいろいろな種類の貝や魚、動物の骨などを捨てたゴミ捨て場で、それらの他に土器や石器、人骨など多様な遺物が出土していることから、海の恵みを受けた品川の地に、太古から人間が生活していたことを示す証です。

遊女を抱えた旅籠屋(はたごや)→飯売(めしうり)旅籠屋が93軒あったという東海道第一番目の宿場として栄えた「品川宿(しながわしゅく)」は、昼夜を問わず賑わっていたそうです。 宿場の宿泊施設のうち、「本陣(ほんじん)」は勅使(ちょくし→勅旨(ちょくし)：天皇の命令書である公文書を伝えるために天皇が派遣する使者のこと)・公家(くげ)・大名・幕府役人・高僧など位の高い人が宿泊する施設で、庶民は利用できませんでした。 「脇本陣(わきほんじん)」は本陣の予備として建てられた施設で、本陣が満室🈵の時に利用されたそうです。 庶民の旅人が利用したのは「旅籠屋(はたごや)」と「木賃宿(きちんやど)」で、両者の違いは食事の提供の有無で、旅籠屋は食事の提供がありますが、木賃宿は糧米(りょうまい)を持参し、燃料を買い求めて自炊する必要があったそうです😅💦

外国船の江戸湾来航に備えて江戸幕府が品川沖に築いた砲台「品川第六台場」の模型が展示されていますが、品川第六台場は海上にあり、残念ながら立入禁止となっています。 「品川第三台場(台場公園)」はレインボーブリッジ遊歩道台場口のあたりから地続きになっていて一般に開放されているので、砲台跡や火薬庫跡、かまど跡、陣屋跡(礎石)などを見学することが出来ます❗️ また、どちらの台場もレインボーブリッジの遊歩道から見下ろすことが出来ます❗️✨😁👍

第六台場の模型以外に、品川第五台場の発掘調査の成果を踏まえて作成された「品川御台場構造模式図(推定図)」や、石垣の重さに耐えうる強固な基礎として使用された(石垣直下に設置された)「三間半(さんけんはん)」(約6.3m)の杉材の地杭(ちぐい／じぐい)の頭部と先端部を裁断したものが展示されています。

2階の展示室には、開業当時：1872(明治5)年の品川駅(品川停車場：しながわていしゃば)の模型が展示されていて、当時の品川駅は現在の駅より約300m南に存在し、駅舎は木造の平屋造りで、駅のすぐ近くまで海が広がっていたそうです。

歴史館の庭園には茶室や水琴窟(すいきんくつ)、鯉が泳ぐ池や竪穴住居跡(復元)などがあり、紅葉🍁も見られました❗️👀✨

品川区立品川歴史館の開館時間は午前9時〜午後5時、休館日は月曜日・祝日・年末年始・展示替期間で、観覧料は今回は「変わりゆく品川の風景」という特別展を見学したので一般￥300でしたが、常設展は一般￥100です。

アクセスは、自分は大森駅西口(※北口のほうが近いです)から徒歩で向かい🚶‍♀️、途中「大森貝塚遺跡庭園」と「大井鹿嶋神社⛩」に寄り道してから訪問しました。大森駅北口から品川歴史館までは徒歩約10分、西口からだと約12分です🚶‍♀️

常設展示室内はフラッシュを使用しなければ全て写真撮影OKでした❗️✨😁👍...

This museum is small but contains enough things to understand the history of Shinagawa region. If you are curious about how the region changed over time, certinly visit here and learn the history! The entrance fee is only 100¥ for adult and 50¥ for children. Be sure to check the outside tea garden as it is beautiful. You can also head up to the 2nd floor to find many books that talk about Japanese history. Unfortunately, there is no book written in English so you will have to guess. But, all other things are explained in english if you scan the q-code...

Small museum but a nice place with an attractive garden. They have a good example of Jomon pottery, a handmade old fireman's outfit, and a 3-d timed puzzle you can try. Also the architectural library is very good (but...