「日本クラシックホテルの会」と云う名称のホテル事業者コンソーシアムがあり、||『第二次世界大戦以前に建てられ、その建物を維持(改修、復原を含む)、文化財や産業遺産などの認定を受けているなどの条件を満たした9ホテルで結成されたのが、「日本クラシックホテルの会」』となっており、加盟9館宿泊を達成した利用客への特典付与などの販促活動を行っています。横浜「ホテルニューグランド」が初めに設立を提唱したようです。||||同会の加盟条件は、『第二次世界大戦以前に建てられ』たホテル営業『建物』を、今||も『維持』し続けて現役使用しているホテルであることですが、その『維持』の定義としては、当該建物が『改修』されていても『復原』されたものであっても可とするものです。||||同会メンバーホテルである万平ホテルの場合は、昭和11年(1936年)竣工の「アルプス館」(久米権九郎設計)が、その『建物』に該当します。||||さて、昨年、令和6年(2024年)12月上旬に、その「アルプス館」の「クラシックプレミアルーム」(48㎡)で1泊体験しました。||||ご記憶の方も多いと思いますが、8月中旬に「愛宕館」のみで「ソフトオープン」した後、9月中旬に一旦閉館、そして10月上旬から「アルプス館」を含めた「グランドオープン」と、とても不思議な2段構えの再開方法を取りました。||||ソフトオープンした愛宕館は、完全新築とのことで、この棟のみは全宿泊客室に温泉給湯しています。しかし、旧軽井沢で温泉など従前聞いたことがないので、一体どう云う仕かけなのか尋ねたところ、軽井沢駅の向こう側、プリンスホテル群からさらに南西に下った辺りにある旧「塩沢温泉」の動力揚湯バルブからタンクローリーで受||湯、一定頻度でホテル貯湯タンクに運搬して各客室へ加温+消毒+循環給湯しているそうです。チェック・イン時にはすでにバスタブに温泉が張られていて、客室ごとにぐるぐる回る循環。使用減量分は自動追加給湯されるようです。||(ですので温泉鮮度については二重に期待できません。)||塩沢温泉は、当初スケートリンクとして掘られた塩沢湖畔にあった「高林閣」が1990年代半ばに大深度掘削して温泉旅館を営んでいたもので、詳細不明ですが、同閣廃業後、「軽井沢マリオットホテル」「万平ホテル」両館を運営する森トラストが権利取得したのかもしれません。||||さて、問題は「アルプス館」です。||今回の宿泊客室は、中庭側「プレミア」でした。中庭を挟んで、旧「欅館」(元「東急ハーベスト棟」)と向き合います。とても不可解なことに、この欅館は今回の「改修」対象から外されて営業施設になっておらず、日が暮れると正面が真っ暗でお化け屋敷状態なので廃墟ツアーイメージ。これで「グランドオープン」??||(再開は全く未定と聴きました。)||||アルプス館建物の正面玄関側の外観は、以前と変りなく全く違和感ありませんが、しかし、中庭側の外壁の塗装色が薄茶(ピンク)色に変っていて、突然の別物感にあふれます。||これは昭和9年竣工当時の外装色の「復原」なのか?玄関側と中庭側で異なる塗装色を施していた白黒写真ではない証拠資料があってのことなのか?もし、そうでないなら、今回、何の意図で中庭側だけ塗装色を変えたのか?||ホテル側からの説明・案内は皆無でした。||||もともとアルプス館2階には13客室ありましたが、今回の改築で、愛宕館との連絡通路にあったエレベーター1基を潰した上で、一方、何と126番室を潰して、その部分をエレベーターにしたので、12室に減室です。確かにアルプス館内の利便性は向上したものの、3階不使用のアルプス館で2階までしか必要ないエレベーターを、貴重で虎の子のはずのアルプス館クラシック客室を丸々1室潰してまで新設する必要が本当にあったのか、大疑問です。(バリアフリー上の運用は従前位置で可能だったはず。)||||3階にも5室ありましたが、相当前から閉鎖していました。私が50年ほど前に訪れた際に上って見た記憶がありますが、2階客室と同じ意匠の部屋が並んでいました。3階客室閉鎖の理由は、上下の騒音伝導回避の他、木造建物の耐久性維持(寿命延命)、屋根直下の3階部屋の夏季の熱気籠りを克服できなかったことだと思います。||||今回の改築で、3階は(復原施工していないので)ただの空洞になりました。2階から上がる階段踊場に柵が設けられて上がれないようになっています。||(上がってもただの張りぼて。)||||実は、今回の「改修・復原」とは表向きの説明表現に過ぎず、実情、アルプス館は、柱数本を残しただけで全館解体しています。そこから、一部部材のみ取り置き再利用。今、目にする「アルプス館」は、実態は<新築>で建て上げられています。再利用部材は、基本的にパブリックスペース、すなわちロビー周り、メインダイニングルーム(主食堂)、バー(酒場)のみで、宿泊客室は、一部の床柱と電灯具くらいのものです。あとは、新建材での新築。最近竣工のマンションやビジネスホテルと全く変りありません。||||※ドイツの古都、例えばNürnberg(ニュルンベルグ)へゆくと、空襲でほぼ壊滅した街|| を、古写真に忠実に戦後建物復元したので、一見すると絵葉書的に変わりない印象|| ですが、建物に一歩入ると、中身はただのコンクリート壁の現代建築になっている|| のに似ています。||||宿泊客室の床は、最近のマンションと同じ短尺のフローリング材貼付け、バスルームも本物のタイルでは全くなく、単なるタイル風長尺シート貼付け。||有名な日本間障子風摺りガラスもただの1枚プラスティックパネルに変えられていて、桟にもはめられておらず、指で押すとグニョンと膨らむ。||(ガラス破損の危険防止と云いたいのであろうが、では今までは危険を放置して営業し||て来たと云うことか。いずれにしても、ここまで安普請にする必要はないはず。)||||暖房用のラジエーターパネルは撤去され、いわゆる家庭用エアコンに変更。そのため室内乾燥度が高くなるのに、加湿器の標準配置なく、リクエストベースで限定数の早い者勝ち。||||客室の入口扉は、高さも幅もいきなり小型化されており、見た目高級感はあるものの、やはりマンション風。クラシックホテルの特徴の一つだった上部の通気小窓はあっさり消滅。||その上、この扉の把手が過剰に重く、子供が開けられないのはもちろん、妻にも回せなかったほど。ベルデスクのスタッフさんが、助けてくれた上で、「開けられないときは階下にお声をかけて戴ければ駆け付けます」「特にご年配のお客様には無理な場合が多いです」と説明してくれました。||これは一体何事でしょうか?||何のための時間をかけたソフトオープン~グランドオープンだったのか?||①納品時チェック②竣工引渡し前チェック、いつ誰がやったのか?||||また、客室内の新設ワードローブ(洋服箪笥)は、中の底辺部分に保護レール囲いがあり、そこに旅行鞄を置いて戴くとの説明ですが、置くだけ置けても、どうやって開いて中のものを取り出すのか?幅も高さも無理なのは、誰が見ても明白。しかも置けるのは1個。こう云う建具や備品は、開業準備室段階で、数々の候補・案を対象として検討に検討を重ねるもの。||この現状は、そう云う当たり前の過程をスルーしたと云う驚愕の実態を物語るもの。||||困り果てて、ハウスキーピングに折畳みバゲージラック3台(これも限定数の早い者勝||ち)を搬入して貰ってようやくun-packing(開梱)。※掲載写真参照。||||客室内、バスルームの扉もオリジナルは消滅し、ただの集成材のハウス用建具。妻が、「部屋回り全部がよくある街のカラオケボックスVIPルーム風」と云ったのは||正に云い得て妙。||||アルプス館玄関側に、いわゆる「ジョンレノンルーム」があり、宿泊当時の室内スナップ写真が数葉残されていますが、その128番室も当時とは似ても似つかない姿に変貌してしまいました。||||※「改修・復原」を2年かけて令和2年(2020年)に再開した箱根宮ノ下の富士屋ホテル|| では、原則、オリジナル建具・部材を修繕使用して、内外旧観の保持がほぼほぼ実|| 現しています。||||ここまで中身が変貌してしまったこの状態でも、前述のクラシックホテルの会規定上、戦前の『建物』を『改修』『復原』しつつ『維持』していると云えるとするのは釈然としません。||||ならば、上高地帝国ホテルも、失火で焼失した戦前建物の再建時に旧状をほぼ踏襲したものの、外観が変ったため『復原』ではないとされ、メンバーになれませんでしたが、結局、外観さえ同じなら中身を変えてもOKな訳ですから、外観の見た目だけ、旧写真の通りに復旧すれば加盟ホテルになれると云うことでしょう。||||万平ホテルで一つ、笑えることが。||グランドオープンから、「ターンダウン」が標準化されました。これは手厚いサービスなので好感。 ||ただ、そのターンダウン前のベッドメーキングで、アッパーシーツの折込みが異常に固く、ひと休みするのにどうするのがよいか迷って、フロントへ内線電話すると、||『ああ、それでしたら、日本の普通のホテルにはないアッパーシーツですね。ヨーロッパの高級ホテルではついているものです。』||『そのまま強く引き抜いて貰えればいいのですが。』||『ここは「高級ホテル」ですのでそうなっているんです。』||と云う説明。||こちらから、「ほう、そうですか。お恥ずかしい話、『ヨーロッパの高級ホテル』に||縁がないものでお騒がせしました。」と断った上で、||「でも、万平ホテル、今までアッパーシーツなんかつけていませんでしたよね!」||と問うと、||『えー、まー、そうですが…。』とゴニョゴニョ始まり、||「と云うことは、前は高級ホテルではなかったのに、改築して高級ホテルに変わったということなのですか?」と更問いすると、||『いえ、まー、はい…。』でした。||||そもそも万平ホテルは、避暑ホテル。戦前社会の上層顧客相手だったので高質であることは大前提ではあるものの、帝都で堅苦しい社会ステータスに縛られる人々に避暑地で気を抜ける空間を提供するところであって、敢えて「高級」を謳うような野暮はナシがお約束だったはず。||改築後、以前からの従業員さんのほとんどが移籍や退職となり、ヘリテージが断絶し||たのが偽らざる現実のようです。||||実は、ホテル業界の人から、『森トラストの伊達社長さん(森家お嬢様)は、幼い頃から軽井沢森家別荘に滞在される際、万平ホテルもご家族ご常用で、伊達さんにとって最も思い入れの強いホテルなので、その万平ホテルの改築には相当お力を注がれているようだ。』との噂を聞いていました。なので、ヘリテージ継受と共に富士屋ホテル以上の高質な改修・復原が行われるものと期待していましたが、見事に肩透かしを喰らいました。||||どうも、森トラストと云うより、Marriottのセンスと云うかビジネスカルチャーを色濃く感じさせるところ、もしかしたら、森トラストにして、Marriottによる投資スキームを突きつけられて主導権を制約されているのかもしれないとさえ思ってしまいます。||||宿泊で良かった点が一つ。||この宿泊客室の寝室部分は、ダブルサイズベッド2台のハリウッドスタイルレイアウトなので、2.7mもの横幅があり、添寝の子供がゴロゴロ転がってもあり余る広さでし||た。そしてベッドの寝心地は文句なく素晴らしいものでした。||||さて、メインダイニングルームです。||ここは、改築以前の印象は保持されており、一方、以前の安っぽい後付けのシャンデリア、ホテル汎用品の客用椅子などは排除され、新たに特注品が入り、全体として統一感のある景観に仕上がったと感じます。ステンドグラス壁足許の新設ベンチソファー席も良好です。||一方、黒色の大食器棚だけは違和感が強く、万平ホテルらしさと云うか、軽井沢らしさを損ねている印象です。(恐らく外部デザイナーのセンス。)||食堂サンルームですが、この部分は竣工時にあったものではなく、久米権九郎とは無関係の後から増築なので、格天井の主食堂空間とはそもそも馴染むものではなく、今回上手く整理されたと思います。以前数か所にあった明り取りのトップライトは消滅しましたが、落差は感じません。||||サンルームから中庭に向かって左手に改築前まであった、1階に「史料室」、2階に昔使用されていた日本間(畳)客室があった建物ですが、以前はその建物廊下から宿泊客以外でも自由に中庭に出られましたが、今回解体され、中庭へは主食堂スタッフの諒承の下でサンルームからしか出られないようになり、基本、宿泊客と主食堂利用客限定となり、セキュリティーは向上しました。||||料飲サービス(食事)については、困惑大でした。||宿泊予約時に、電話で夕餐の食堂予約もしましたが、都合で1830時希望をしても、1730時か2000時のどちらかで択べと云われ、仕方なく1730時にしていました。||チェック・イン時の予約再確認で、少しでも遅くできないか尋ねたところ、今日は客室稼働が高くない(=すいている)ので1830時でも構わないと云われたので変更。||実際、当方以外の宿泊客は、全員夕食付プランで、つまりお決まり献立で、しかも皆さん早目着席だったので、20時前にはホール内当方1卓となりました。||(当方ア・ラ・カルト注文)||||ここで思ったことは、予約受付の際、この時期の平均稼働率を見て、そして当日の入り客予測(forecast)を見て、フレキシブルに対応すればよいものを、杓子行儀に原則を振りかざすような接客姿勢で、かつての万平ホテルにはなかったと云うこと。||||そして、まだ牛肉料理を味わっている最中に担当サービスが席にやって来て、デザートの注文を早くしてくれと。ラストオーダーにもなっていないのに申訳なさそうに頼んで来るその表情からは、明らかに、厨房デシャップの料理長かスーシェフから圧がかかったことが読み取れました。<早くラスト客を帰らせろ>と云うこと。||そもそもホテル側は、予約時に当方の時間希望を却下した際、20時から開始の選択肢も提示したのですから、その20時5分前の段階で、前段コース食事中の客にデザート注文を急かすなど言語道断。||ここが、(ヨーロッパと同じ)「高級ホテル」なのだそうで、笑える実態です。||||ちなみに、久しぶりに注文した「虹鱒のムニエル」は、往時の水準からかけ離れた仕上がりで落胆の極み。ガルニの盛付けセンスも貧相、使用皿も料理を暗くさせて、もはや絶望的。||||そして朝食。||以前、製パンは、地元「浅野屋」などからの仕入れ品でした。それが、改築数年前に突如おかしな品質に激変しました。その際、驚いてマネジャーさんを呼び訊いたところ、「群馬県の冷凍パンに切り替えました」とのこと。唖然としてそれ以来朝食定食を避けていました。今回、事前に確認したところ、基本はその冷凍パンであるものの、「クロワッサンとトーストブレッドのみ自家製にした」との説明を受けたので、冷凍パン除外で定食を頼みました。||味わったところ、そこそこの品質と感じたので一層の品質向上を期待します。||||最後に万平ホテルの謎の一つ「ロイヤルミルクティー」です。||ご存知の通り、イングランドのTearoomなどで紅茶=Teaを注文すると、紅茶ポットとお湯ポットに牛乳ソーサーがお盆に載せて配られるのが通例と思います。||なので、自分の好みの割合で紅茶と牛乳を割ればよい訳です。||この方式は、ジョン・レノン氏の出身地Liverpoolでも、氏の出身国の王室=Royal||Household でも変わらないはずです。それが茶葉煮出しのミルクティーとなると、イ||ンド式のchaiになると思うのですがどうなのでしょうか。||||万平ホテルが云っているのではないものの、一般的には、「ジョンレノン氏が<本場のイギリス式のミルクティー>を頼んだが、万平ホテルの喫茶が知らなかったので、当時の従業員(小澤氏)にレノン氏が直接伝授して、それ以来、<ロイヤルミルクティー>として提供されるようになった。」と云う話ですが、どうもこれは世間の勝手な思い込みのようです。||||私見ですが、レノン氏は単に自分が馴染んでいたチャイ式ミルクティーを滞在中に味わいたかったので、喫茶スタッフに手順を説明して頼んだ、と云うことのように思います。||||謎としては、①「ロイヤル」の語句の意味は何なのか?||そしてレノン氏は、十中八九その語句を口にしていないので、||②その語句をいつ誰がつけ加えたのか?||次に、レノン氏がホイップクリームの添加を指示していないようなのに、③それをいつ誰がつけ加えたのか?(日本式「ウインナーコーヒー」の翻案のつもり?)||||奇妙なことに、万平の喫茶厨房では、Whipped creamを自製していません。相当以前から、植物油脂混合の業務用既製「ホイップクリーム」を商品包装から出して載せているだけです。||||ちなみに、このカフェテラスでコーヒーを頼むと、添えの「ミルク」はミルクではなく、植物油脂の「コーヒーフレッシュ」(coffee...
Read moreMampei Hotel is absolutely stunning. One of the most beautiful places I've stayed at. Remodeled yet historic, comfortable, wonderful. Famous for being the reference for Studio Ghibli's The Wind Rises and also because John Lennon visited.
ARRIVAL After check-in we were escorted through the buildings and a series of elevators and different hallways with stained glass and patterned carpet, all beautiful and in a retro vibe. We were personally shown to the room, which was in dark wood, had frost-patterned sliding windows, a small seating area to a forest view. The large white marble bathroom had a modern bathtub and towel warming rack.
HISTORICAL DETAILS Before heading into the bar in the evening, we enjoyed looking at the historical display just outside the bar. Old keys with long key holders, a timeline showing the hotel’s early days as the “Turtle Hotel,” turtle-motif smoking dishes, original china, door handle examples, and more. The atmosphere overall feels carefully preserved but also updated for modern times.
BAR EXPERIENCE The bar area has both tables and counter seating, and most tables were taken when we visited at 9pmish. The cocktail menu included both classics and house specialties. One specialty cocktail was whiskey-based with tomato juice, tea, and honeyed ginger syrup—created by one of the bartenders and recognized in a Oct 2025 cocktail competition. Another was a seasonal fruit cocktail featuring persimmon (strawberry was sold out)
The tomato cocktail arrived on a coaster shaped like Hokkaido, with glassware and ingredients all connected to the region.
For the second round, we chose from the classic cocktail list, which was ordered by alcohol strength. One was a strong whiskey-based classic Godfather, served with a sphere of ice and a glass of water; the other was a Bamboo, with dry vermouth and dry sherry. It was poured tableside into a frosted glass—very aromatic and complex, sharp on the first sip then fading into a dry, clean finish.
CAFE At the café, the apple pie is famous and was very flavorful with thick apple filling. The seasonal chestnut roll cake was also excellent with cream and was light. It was November 2025 and peak autumn colors which surrounded the hotel.
SHOP The hotel’s signature cookies were available in beautifully packaged boxes, premium in price. Stickers and stationery also available along with teas too, very gift-ready.
Mampei Hotel is very beautiful. Would totally...
Read moreNestled amidst the serene landscapes of Karuizawa, the Mampei Hotel stands as a testament to classic luxury and rich history. It truly is like staying in a Wes Anderson film punctuated with natural peace and Japanese precision. Established in 1894, this iconic establishment seamlessly blends traditional Japanese aesthetics with Western influences, offering guests an experience that is both elegant and culturally immersive. For us, it was also a walk in the footsteps of John Lennon and Yoko Ono, as it was one of their favorite places to stay in Japan. The hotel's architecture exudes a nostalgic charm, with its well-preserved structures and interiors reflecting a bygone era. The main dining room, renowned for its impressive design, provides a picturesque garden view, enhancing the dining experience. We enjoyed both the Western and Japanese Breakfast. The Japanese was the best Japanese Breakfast we had on our whole trip, and we had many. make sure to let them know you would like it in advance. The staff were charming and kind to us every morning without fail. Our room was spacious and thoughtfully appointed, maintaining the delicate balance between historical charm and modern comfort. The rooms are equipped with contemporary amenities, although we found the Japanese winter and heaters a little drying, the staff quickly appointed us a humidifier or Kashikki which easily remedied the moisture level. The pajamas provided are also divine. The hotel's proximity to local attractions, such as the Kyukaruizawa Ginza-dori shopping street and the tranquil Kumobaike Pond, made it an ideal choice for us as we would walk to Ginza and then towards the station to shop at the Prince mall. What truly distinguishes Mampei Hotel is its exceptional service, epitomized by staff members like Yutaro San who was especially impressive. Perfect English and a kind, helpful and professional countenance. Yutaro's personalized recommendations and attentive assistance left an indelible impression on us, embodying the essence of Japanese hospitality. Thank you Yutaro San. The Mampei Hotel offers a harmonious blend of historical elegance, luxurious comfort, and outstanding service. Whether you're a history enthusiast, a foodie, or simply seeking a serene retreat, Mampei Hotel promises an cinematic experience you will not soon forget. Thank you to Yutaro San and the...
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