フォトジェニックな料理を提供している日本料理店。主に若い女性が多かった印象。日曜日の正午あたりに店内飲食で利用しました。

ランチ時はお持ち帰りと店内飲食のどちらとも賑わっている印象。しかし、あまりの注文数の多さに注文ミスをしたり、注文してから料理が提供されるまでの時間が長かったりと明らかにキャパオーバーしていました。 また、増え続ける料理の注文に店員は追いついていないので必然と余裕がなくなり、接客自体が疎かに...(いらっしゃいませや基本的な接客ができていない)

お洒落で雰囲気も良い店舗だったのにその点に関しては残念でした。

料理は蕎麦と田楽7種セット(1,480円)を注文。フォトジェニックということもあって色彩豊かなお料理でした。色々な方が料理画像を撮ってたので私も撮影。

田楽の味にピザ味という料理人の創作的な組み合わせもあって面白かった。個人的には梅と蒟蒻の組み合わせがこの7種の中では好評。山椒は特有の香りと味が感じられず、人工的な山椒の味がした。もし、山椒に拘っていたのであれば、素材の風味を活かしきれていないと思う。 田楽は全体的に豆腐・蒟蒻とペーストの味が合わさらず、食べた後の味や風味が口内に残らなかった。

評価すると、価格と総合的な質があまり釣り合ってないように感じました。あくまでも華やかな料理を食べたいという方や旅の想い出にフォトジェニックで可愛い料理を撮影したいという方にはかなりオススメでしょう。

この城下町の通りに面しているお店でここまで賑わっているのであれば、某観光地でもよく見られる1,000円以上の価格帯とその他の低価格帯の料理で飲食スペースを設けても良いと思う。

品のある良い料理というのであれば、やはり静かなところで観光地の景観や庭園を観ながら食べたい。 店内と外の騒がしい声や慌しい店の雰囲気に料理の味やその場の空気などが全て持っていかれた。