料理は特に美味しいとき、珍しいものをいただいたときに書いています。今回はその両方。
自分が今回の企画のきっかけとなったとすれば感慨深く、現在進行形だけに、昨日のどんくさんの牛テール塩ラーメンより先にいち早くレポートします。
今回の特徴は市内人気ラーメン店の老舗といっていい、ゆいが総本店と阿吽の店主が誇道に加わって、ガチンコで仕上げたラーメンであることです。
行ったときは調理は誇道さんが、皿洗いをゆいが会長が、配膳と行列案内を阿吽店主がされていました。
これがそのラーメンそのものです。ツアイスレンズのSONY RX100M7で撮影しました(笑)
これはジャズのスイング、クラシックのハーモニー、ロックのグルーブラーメンと呼ばせていただきます。
具体的には、塩気は誇道さんのそれ。
濃く炊かれた鯛出汁に、昆布の旨みも加わっているほか、誇道さんなら塩で仕上げるものを、ゆいがからの返しの旨みがかなりの仕事をしていました。
醤油そのものの旨み、もしかしら、それで今回のチャーシューを煮た煮出しも?
そうして麺はパツンパツンでもなければ、多加水麺でも絶対ない、阿吽さんのシルク粉も入れた繊細ツルツルなシルク麺。
チャーシューはゆいがのはともかく、どちらが阿吽で誇道か表示の調理法を見て食べればすぐにわかりました。
低温加工?で赤いままの肉を食べたいので、最後にチャーシュー投入。
スープはもともとから薄味の鯛めしにかけるとまた美味しい。
どの店でもない味わいであって、どの店の特徴も出ているという意味では、伴奏ではない、ジャズのアドリブの掛け合い。
クラシックでいえば、オーケストラクラスでありながら、指揮者を置かない石田組のアンサンブル。
ヒット曲ではない、歴代のアルバムに必ず入っているブルース曲のキース・リチャーズのギターと、ミックの声やハーモニカでのアドリブでのブルースソロの掛け合いのグルーブ感です。
これは貴重な味体験となりました。
3店主 ごちそうさまで...
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