Isenojo — Restaurant in Sapporo

【追憶の軌跡】胡麻とニラが奏でるラーメンの新境地。

まどろむように優しく過ぎる穏やかな休日、そして足元がふらつくほどの空腹が、外出への意思を芽生えさせた。

外出への意思は、河川敷で無闇にバーベキューに興じる者たちが集う豊平川を越え、気がつくと殺風景な住宅街に足を踏み入れていた。 何故に都心部を離れ、この殺風景な住宅街に向かわせたのか？ それは自分でも判然としない。 しかも15時ともなると、得られるものは限られる。 つまりは、新たな発見への探求心からなのだ、と自分をなだめるように言い聞かせた。

一瞥して、すでに役目を終えているような飲食店の集合体の軒先に、ラーメンののぼりが見受けられた。 けれど、開店しているか否かは、店内を覗くほかなかった。 中に入ると、意外にもカウンター席は満席であった。 「並んでお待ちください」 と女性スタッフに案内されると、飲食店の集合体の仄暗い通路に2名の客が待っていた。 15時を過ぎても待ち侘びる客がいることに、幾ばくかの驚嘆と期待が芽生え始めた。 通路の椅子に座し、待ち客用に置かれたメニューに目を配る。 みそ、しょうゆ、しょうが、追いかつお…その多様性ゆえ迷走の泥沼に入り込もうとしていた。 女性スタッフに店内に入るように促され、7席ばかりのL字型のカウンターの一角に座っても、なかなか答えを見出せずにいた。 他の客が何を食べているのか、さりげなく様子を窺おうとしても、その多様性から推測することは当然不可能であった。 となれば、メニューから溢れ出る直感とひらめき、そして我が空腹との親和性に身を委ねるほかあるまい。 と、「胡麻とニラの辛口ラーメン」と唐突に口走った。

カウンター席からでも調理する若き大将の後ろ姿が見受けられた。 調理する時間をタイマーでしっかりと測りながら、沈黙を以って愚直に作る背中から、ラーメンへの真摯な姿勢が放たれているようだ。 程良い間でそれは訪れた。 眼下で揺れ動く湯気と胡麻の風味、そして長ネギとニラの緑のグラデーションに胸が躍った。 みそをベースにした辛口は、それぞれの具材を殺すほどではなく、むしろ活かしながらも追随してくるようなさりげない辛味で、ストレートの中太麺が胡麻とニラに縫合し、かつてないラーメンの新境地へ連れ出されているかのようだ。 すると、またも「いらっしゃいませ。外でお待ちください」という女性スタッフの掛け声が響いた。 開け放たれた扉から流れ込む秋の涼しげな微風は、辛口ラーメンで徐々に熱を帯びる体...

The experience of this ramen shop was incredible. Noodles were perfectly cooked ramen juice was perfect too and the two cooker are very nice persons. No matter the dish you choose you will be satisfied for a very cheap price. I strongly recommend this place. PS: no matter how long can be the waiting queue it is worth...

白石区の菊水で朝ラーが食べられる雑誌などにも多く取り上げられている有名店。

たまたま朝からそちらの方に行く用事があった為、営業時間のみを確認し、訪問。

オープンしてすぐだったので、多少人は並んでいましたが、ほとんど待たずに入店できました。

メニューを見ると、白菜辛口ラーメンなる他では聞いたことがない名前のラーメンが一番手前に。

確実にここのウリはこれだなと思い、ちょっと欲張りチャーシュー麺でオーダー。

餃子と麺というお店なので、これは餃子もマストだろうと焼き餃子もオーダー。

そして、カウンターにあった焼き飯おにぎりがあったので１つオーダー。

ラーメンは須藤製麺のストレート麺。 食べる前から、しっかり煮干しの香りが鼻をくすぐる。

一口食べると、煮干しのあっさりとした優しさとは程遠く、名の通り、ガツンとした辛さが感じられる（誉めてます）。

焦がし唐辛子の入った手作りの唐辛子オイルと黒い唐辛子が入っており、イメージとしては、ソーキそばにめちゃくちゃコーレーグースーを入れた感じ。

白菜の柔らかい感じも良き。

麺もストレート麺がいいですね、これが逆にウェーブ麺だと辛味が口に残りすぎてしまうかもしれないし。

チャーシューはしっかり堅め。 チャーシュー麺で頼むまではないかなぁと思いますが、焼飯おにぎりではそれが良さとして感じられます。

炒飯というメニューがないだけに、これは食べるの必須かなと思いました。食べ応え抜群！

餃子は、千歳のうま米豚を使っているらしく、肉自体にもうま味があり、味付けも含め、そのままでも美味しいですが、タレをつけて頂いても...