【追憶の軌跡】獰猛なジンギスカン焼きそばの襲来。
引越しの度毎に、人生の分岐点の模索の期待を抱き続ける。 それこそ敷居を跨ぐように軽々と引越しを繰り返してきたが、もっとも面倒な手続のひとつは役所の混雑と手続のための待機であった。 それらを忌避したところで得られるものなど何もなく、むしろ厄介な事象になるぐらいなら、覚悟して役所に向かうべきなのだと自らを激励した。
見慣れた区役所の建物は、いつものように朽ち果てた疲労感を漂わせているのに、人々の往来は激しく、それを受け止めることさえ窮しているように思えた。 13時を指す時計に納得と諦念を以て建物に入ることを避け、昼食に当てることにした。
強い風で雲が破け、その合間から太陽が射すと、ガラスに反射したかのような幾条もの光が辺りを眩しく照らした。 その眩しさと相俟って古びた黄色い壁面、そうして白い看板が一瞬眩しく映え、激しく揺れる暖簾は手招きをしているようだった。 「ジンギスカン焼きそば」が名物である以上、メニューに迷いはなかった。 極めて昭和風情の店内に、矍鑠とした女性スタッフの声音が響いた。 が、それはこの店の大衆性とは幾分異なった尖った冷淡さも感じさせた。 メニューをしっかりと見ることもなく、水を運ぶ女性スタッフに「ジンギスカン焼きそば」の1玉半を素早く告げた。 再び女性スタッフの響きの良い声音が、注文したメニュー名を厨房に向かって放たれた。 どうやら夫婦で営業していることが伺われ、すぐさま麺と油が交わり合って強烈な焼音が店内に拡がった。 名物の誘惑にメニューを眺めることもなく決めてしまったが、あらためて壁に掲げられたメニューを見ると、「ライスとのセットメニュー」や多彩なトッピングの存在に気づいた。 その横には、さり気なくも開き直るように【Junk&Cheap!!】という文字が飛び込んできた。 “もう少し若ければ…” という自らの声に耳を傾けた。 自らの体もまるで朽ち果てた区役所の様相と重なって、「ライスとのセットメニュー」が翳りを帯びて遠のいていった。 『お待ちどうさま』 女性スタッフの矍鑠とした声音と夥しい湯気が重なって近づいてきた。 肉の膜を張った焼きそばの忿怒とした湯気とジンギスカンの匂いが、朽ち果てた疲労感を打ちのめすように襲来する。 麺と野菜の褐色と生姜の紅色は一つの森のような立体をかたどっていて、その奥底に若々しい獲物が待っているような気がした。 獣のように麺を吸い、湯気を吐いた。 ソースもまた若々しいまでに強烈な濃厚さを装っていた。 おそらくライスを欲するにふさわしいのであろう。 怯まずに食べ進めた。 職業の貴賎と同じく、食においても貴賎はない。 たとえ【Junk&Cheap!!】だとしても、果敢に「ジンギスカン焼...
Read moreアツアツ焼きそば、ウマいです! カウンターとテーブルが2つの、広くはないお店ですが お昼休みに次から次へとお客さんが入るのは とても納得です。
ジンギスカン焼きそば目玉焼きのせをいただきました。 サイズは小盛、中盛、大盛、特盛から選べます。 特盛は3玉なのでボリュームあり! お蕎麦屋さんの大番の大盛りを食べられる人なら ラクラク食べられて、ちょうどよい量です。
テーブルで、おねえさんに注文して、アツアツの ジンギスカン焼きそば特盛が出てきたときの いい匂いったら、もう。 テーブルの脇には、紅生姜、青のり、ラー油 お酢、胡椒など、ひととおりの薬味はありますし お水ポットもありますので、味変でもなんでもし放題。 でも、最後まで飽きずに食べられる美味しさは保証します。
会計は、食後に店奥壁ぎわカウンターヨコで おねえさんに声をかけてしてもらいます。 いや、普通の会計システム。
がっつり焼きそば欲を、美味しく満たせるボリュームと味、これで...
Read moreランチで伺いました。
リーズナブルに焼きそばを食べられる素敵なお店です。メニューはソース焼きそば・ジンギスカン焼きそば・醤油焼きそばの3つ。さらに各焼きそばとライスを合わせた焼きそばライスのメニューがあります。
焼きそばにはトッピングが可能で目玉焼きや魚肉ソーセージ(ギョニソ)、タルタルソースなど味変を楽しめるのもGOOD!
お値段も非常にリーズナブルで普通盛り・中盛り・大盛り・特盛と選べます。特盛は麺三玉で凄いボリュームらしいです。(でも凄いリーズナブル)
ソース焼きそばをオーダーしました。少し濃いめのスパイスの効いたソースにモチモチの麺が美味しい。あ、これはご飯が欲しくなるやつだからライス付きがあるのだなと納得。キャベツ・玉ねぎ・豚肉も入っています。
昼時はサラリーマンで混み合いますので、並んで待つ感じになります。席はテーブル2つとカウンターが6席程度。
美味しか...
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