Kanjaden-sha Shrine — Attraction in Kyoto

八阪神社の御旅所と同じ屋根の下で並んである。御旅所にはお参りする人がいるが、ここをお参りする人は少ないように思う。御旅所と思っているのか、行った時も、ここにはお参りしない。御旅所に比べて場所が狭いためかもしれない。

そこにある案内板の説明を読むと、いいことが書いてあった。 ここは、八阪神社と同じ主神であるが、荒魂を祀っている。 素戔嗚も牛頭天王も優しい面だけでなく厳しい面もある。 昔、商売をする人は、商売で利益を得たことに対する償いの意識を持っていたようで、その感謝と償いの意味でお客さんに利益還元するために年に一度大安売りをしたと書かれていた。「証文払い」という考え。 年に一度10月20日に「証文払い」の精神を引き継ぎ、商売繁昌を、一般の方々は神様の心を戴き家内安全を願って参拝するようだ。

牛頭天王は施ししなかった金持ちの家を皆殺ししたという。貧しいながら牛頭天皇に施しをした蘇民将来の家は栄えたといわれている。 祇園祭でも「蘇民将来子孫也」という護符を身につけ...

四条通に面して八坂神社四条御旅所（西御殿）と並んであるのが「冠者殿社（かんじゃでんしゃ、かじゃでんしゃ）」になります。「冠者殿社」は八坂神社の境外末社の一つになります。また、「官者殿社」と呼ばれたりもします。御朱印は、八坂神社にて頂けます。 ご祭神は、素戔鳴尊(すさのおのみこと)の荒魂(あらたま)を祀る。 創建年代は不詳。元々は烏丸高辻の大政所御旅所にあったといわれていますが豊臣秀吉の命により大政所御旅所の移転に伴い、慶長の初めに現在地に遷座されました。 俗に土佐坊昌俊を祀るといわれ、「起請返し」「誓文払い」...

八坂神社の境外末社。烏丸高辻の八坂神社大政所御旅所に鎮座していたが、慶長年間に現在地に移転された。八坂神社はスサノオの和魂(にぎみたま。神の穏やかな側面)を祀る。 対して冠者殿社はスサノオの荒魂(あらみたま。神の荒々しい側面)を祀る。小さなお社だが、その神威を畏れて八坂神社から離れた場所に祀られているのか。 京都の最も繁華な場所におられるが、歩道が拡幅されたので、...