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Sōgakudo Ueno Park — Attraction in Tokyo

Name
Sōgakudo Ueno Park
Description
The Sōgakudō Concert Hall is a concert hall in Taitō, Tokyo, Japan.
Nearby attractions
Tokyo Metropolitan Art Museum
8-36 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Ueno Park Outdoor Stage
8-43 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Ueno Zoo
9-83 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-8711, Japan
Sogakudo Concert Hall, Ueno Campus, Tokyo Uniνersity of the Arts
8-43 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Tokyo National Museum
13-9 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-8712, Japan
Tokyo National Museum Gallery of Horyuji Treasures
13-9 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
National Museum of Nature and Science
7-20 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-8718, Japan
Tokyo National Museum - Kuroda Memorial Hall
Japan, 〒110-0007 Tokyo, Taito City, Uenokoen, 13−9 東京国立博物館内
The University Art Museum (Ueno), Tokyo University of the Arts
12-8 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Ueno Park
Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Nearby restaurants
Restaurant Muse
Japan, 〒110-0007 Tokyo, Taito City, Uenokoen, 8−36 美術館中央 棟2F
Hotel Okura Garden Terrace
13 Uenokōen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Restaurant Salon
アートラウンジ奥, 東京都美術館, 内 1階, 8-36 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
EVERYONEs CAFE
8-4 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Yurinoki
Japan, 〒110-0007 Tokyo, Taito City, Uenokoen, 13−9 東洋館内
Izuei Umekawa-tei
4-34 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Café Ça Là
1 Chome-5-9 Uenosakuragi, Taito City, Tokyo 110-0002, Japan
Cafe Suiren
National Museum of Western Art Main Building, 7 Chome-7-7 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
Restaurant Mouseion
Japan, 〒110-8718 Tokyo, Taito City, Uenokoen, 7−20 国立科学博物館内 地球館中2階
cise
3 Chome-4-19 Ikenohata, Taito City, Tokyo 110-0008, Japan
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Sōgakudo Ueno Park things to do, attractions, restaurants, events info and trip planning
Sōgakudo Ueno Park
JapanTokyoSōgakudo Ueno Park

Basic Info

Sōgakudo Ueno Park

8-43 Uenokoen, Taito City, Tokyo 110-0007, Japan
4.3(179)
Open until 4:30 PM
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spot

Ratings & Description

Info

The Sōgakudō Concert Hall is a concert hall in Taitō, Tokyo, Japan.

Cultural
Outdoor
Scenic
Family friendly
Accessibility
attractions: Tokyo Metropolitan Art Museum, Ueno Park Outdoor Stage, Ueno Zoo, Sogakudo Concert Hall, Ueno Campus, Tokyo Uniνersity of the Arts, Tokyo National Museum, Tokyo National Museum Gallery of Horyuji Treasures, National Museum of Nature and Science, Tokyo National Museum - Kuroda Memorial Hall, The University Art Museum (Ueno), Tokyo University of the Arts, Ueno Park, restaurants: Restaurant Muse, Hotel Okura Garden Terrace, Restaurant Salon, EVERYONEs CAFE, Yurinoki, Izuei Umekawa-tei, Café Ça Là, Cafe Suiren, Restaurant Mouseion, cise
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Reviews

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Ueno Park Outdoor Stage

Ueno Zoo

Sogakudo Concert Hall, Ueno Campus, Tokyo Uniνersity of the Arts

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Tokyo National Museum - Kuroda Memorial Hall

The University Art Museum (Ueno), Tokyo University of the Arts

Ueno Park

Tokyo Metropolitan Art Museum

Tokyo Metropolitan Art Museum

4.2

(6.3K)

Open 24 hours
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Ueno Park Outdoor Stage

Ueno Park Outdoor Stage

4.2

(702)

Open 24 hours
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Ueno Zoo

Ueno Zoo

4.2

(14.3K)

Open 24 hours
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Sogakudo Concert Hall, Ueno Campus, Tokyo Uniνersity of the Arts

Sogakudo Concert Hall, Ueno Campus, Tokyo Uniνersity of the Arts

4.4

(399)

Closed
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Things to do nearby

JAPANSE-Whisky-HUNT《High quality only》Tasting Tour
JAPANSE-Whisky-HUNT《High quality only》Tasting Tour
Thu, Dec 4 • 8:00 PM
151-0066, Tokyo Prefecture, Shibuya, Japan
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TYFFONIUM 新宿:IT/イット カーニバル
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Fri, Dec 5 • 10:20 AM
東京都新宿区西新宿2-2-1 京王プラザホテル 南館2F (2-chōme-2-1 Nishishinjuku, Shinjuku City), 160-8330
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Roll your own sushi
Roll your own sushi
Sat, Dec 6 • 10:00 AM
351-0115, Saitama, Wako, Japan
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Nearby restaurants of Sōgakudo Ueno Park

Restaurant Muse

Hotel Okura Garden Terrace

Restaurant Salon

EVERYONEs CAFE

Yurinoki

Izuei Umekawa-tei

Café Ça Là

Cafe Suiren

Restaurant Mouseion

cise

Restaurant Muse

Restaurant Muse

3.8

(214)

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Hotel Okura Garden Terrace

Hotel Okura Garden Terrace

3.7

(67)

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Restaurant Salon

Restaurant Salon

4.2

(51)

Open until 5:30 PM
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EVERYONEs CAFE

EVERYONEs CAFE

3.9

(727)

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Reviews of Sōgakudo Ueno Park

4.3
(179)
avatar
3.0
2y

入館料がある分、普段は人が少なく上野公園の中では少ないゆっくりできる場所です。展示物は多くはないが、建築自体が目玉なのでそれは問題なく、問題はこの建築がここに残された経緯と、それが展示から巧妙に隠されていることです。 1970年代頃から東京藝術大学が、学生数の増加にも関わらず明治時代の建築ばかりで手狭になった上野のキャンパスに新たな奏楽堂を建てようとした時に、一部教官が反発、キャンパスの中に残すことに固執した反対運動を起こしたのが始まりでした。それも国会議員などに働きかけ、大学を超えた政治問題にしてしまったものですから、せっかく決定していた愛知県犬山市の明治村への移築計画が白紙になってしまいました。最終的には台東区長が現在の上野公園内への移築保存を提案して現在に至り、反対派はこのことを東京新聞の出版で素晴らしい美談かのように記して文献に残しています。 しかし、この建築を上野の地で保存することにこだわった結果、東京藝術大学の姿は歪なものとなり、それは現在にも影響を及ぼしています。新たなキャンパスを取得せざるを得なくなり、大学は慌ててこれも政治家に相談した結果、その政治家の選挙区だった茨城県取手市のキャンパスが急遽計画されます。またその建設の費用を捻出するためとして、元々お茶の水にあった音楽学部附属音楽高校のキャンパスは突如民間に売却されると発表、移転を余儀なくされます。そして同じく茨城県への移転や体育館を音楽用の校舎にするという無茶な案を、本来建築の保存などと何も関係のないはずの高校教員、父兄で議論することを強いられました。上野のキャンパスにはもう新たな施設を設置する余地が存在しなかったから、あるいは少なくとも大学は反対派に対しそう声明を出してしまっていたからです。結局は学生、体育の教官の反対もあり、この音楽高校は上野のキャンパスに新たな校舎を伴い移転しますが、その分体育の授業やサークル活動に使うはずの運動場の面積は小さくなり、誰が見ても体育教育には使えないであろう、普段は多くが駐車場として使われる未舗装の空間をグラウンドだと言い張っています。とはいえ取手のキャンパスにその分の体育館にプール、グラウンド、テニスコートが作られるはずでしたが、開設以来本格的に着手されることはなく30年以上が経った今も草が生い茂る空き地のままになっています。どころか、民主党政権下に会計検査院によってその大半が雑木林のまま放置されていると指摘があったときには、その計画施設を建てるどころか慌ててその運動場の用地にプレハブを建てて、美術家のアトリエ村を作っていくと言い訳をしました。そのアトリエ村も結局プレハブ一棟建てられただけで、取手キャンパスの大半が放置されている現状は今も変わりません。 そしてその間も、上野のキャンパスは建物の密集化が進みました。予算や寄付を獲得するたびに新たな建物を隙間にねじ込む、という考えが続いています。建築の部門のある大学ながら東京大学など他の都心のキャンパスと異なり高層化ができなかったのは、上野公園付近の景観条例により高さ制限があるためです。上野キャンパスの最新の国際交流棟はこれを回避するため、わざわざ地面を掘り下げて階数を稼いだことで、2022年に作られたとは思えないほどバリアフリーからは程遠い段差だらけの建物になりました。元々は奏楽堂の移築保存によって生じたあらゆる議論のエネルギーを別の方向に活かしていれば、ここまでひどい現状には至らなかったと言えましょう。 では上野での保存にこだわった反対派が悪かったのでしょうか。自分は彼らだけではないと思います。取手のキャンパスを取得した後の藝大の施設の拡充は上野のキャンパスが結局中心となり、かつての上野の森の面影はどこへやら、ぎちぎちに押し込めたようなビル群になってしまいました。確かに足立区千住や神奈川県横浜市に新たなキャンパスは生まれましたが、いずれも借地で、土地を取得してはいません。取手を放置し、他のキャンパスは土地すら買わない借地契約、一方で手狭だったはずの上野キャンパスに、国からの予算枠がつき次第引き続き新たな施設を増やし続ける。上野に固執しているのは結局大学当局も同じなのです。どころか、2023年頃に電気代が捻出できないという理由でピアノの売却までしていると報道された(それも発端は学生のSNS発信からです)東京藝術大学は、その報道が出た後に上野の桜木にある日展の会館を5億円以上で購入しています。そう、これは借りるのではなく買い上げているのです。上野へのこだわりを捨てきれないがゆえに、大学内で混乱を起こし、教育に必要な予算、設備、リソースを削りながら、そして他にも施設を建てられるキャンパスがありながら、メインキャンパスのすぐそばに新たに拠点を買う。本質を見失っています。 …と、少し言い過ぎているかもしれませんが、ここで挙げたような部分の歴史は、この旧奏楽堂を巡る記述からは全く抜けています(ついでに言えば、音楽の学生だけでなく美術学部もこの建物を使っていた事実など)。またこうなってくると、果たしてこの上野公園に残すことが完全に「美談」「英断」だったのかも怪しく思えてきます。 大学当局と反対派、どちらにも非があります。芸術の教育研究の機関であるはずなのに、その構成員は歴史修正主義とエリート主義、そして結局は政治家に頼るという発想しかなかった、いや今もそれが続いていることを表す一つの象徴が、この旧奏楽堂なのです。 現在、この旧奏楽堂は明るく綺麗に保たれ、スタッフもとても親切、流れる音楽のしらべも美しいだけに、過去を知っていると、皮肉にもその影がかえ...

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5.0
5y

The concert hall has around three hundred seats and there are regular concerts performed by the students of the top music university in Japan -- on Thursdays and on Sundays at 14:00 and 15:00. The admission fee is only 300 yen, including the exhibition of the hall itself. For further info, you may probably search the...

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3.0
5y

Probably more interesting for Japanese people than for Europeans. The museum items are not translated into English and is of local interest. Several photos of Japanese musicians. The admission is worth it some event is organised at the concert hall at...

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入館料がある分、普段は人が少なく上野公園の中では少ないゆっくりできる場所です。展示物は多くはないが、建築自体が目玉なのでそれは問題なく、問題はこの建築がここに残された経緯と、それが展示から巧妙に隠されていることです。 1970年代頃から東京藝術大学が、学生数の増加にも関わらず明治時代の建築ばかりで手狭になった上野のキャンパスに新たな奏楽堂を建てようとした時に、一部教官が反発、キャンパスの中に残すことに固執した反対運動を起こしたのが始まりでした。それも国会議員などに働きかけ、大学を超えた政治問題にしてしまったものですから、せっかく決定していた愛知県犬山市の明治村への移築計画が白紙になってしまいました。最終的には台東区長が現在の上野公園内への移築保存を提案して現在に至り、反対派はこのことを東京新聞の出版で素晴らしい美談かのように記して文献に残しています。 しかし、この建築を上野の地で保存することにこだわった結果、東京藝術大学の姿は歪なものとなり、それは現在にも影響を及ぼしています。新たなキャンパスを取得せざるを得なくなり、大学は慌ててこれも政治家に相談した結果、その政治家の選挙区だった茨城県取手市のキャンパスが急遽計画されます。またその建設の費用を捻出するためとして、元々お茶の水にあった音楽学部附属音楽高校のキャンパスは突如民間に売却されると発表、移転を余儀なくされます。そして同じく茨城県への移転や体育館を音楽用の校舎にするという無茶な案を、本来建築の保存などと何も関係のないはずの高校教員、父兄で議論することを強いられました。上野のキャンパスにはもう新たな施設を設置する余地が存在しなかったから、あるいは少なくとも大学は反対派に対しそう声明を出してしまっていたからです。結局は学生、体育の教官の反対もあり、この音楽高校は上野のキャンパスに新たな校舎を伴い移転しますが、その分体育の授業やサークル活動に使うはずの運動場の面積は小さくなり、誰が見ても体育教育には使えないであろう、普段は多くが駐車場として使われる未舗装の空間をグラウンドだと言い張っています。とはいえ取手のキャンパスにその分の体育館にプール、グラウンド、テニスコートが作られるはずでしたが、開設以来本格的に着手されることはなく30年以上が経った今も草が生い茂る空き地のままになっています。どころか、民主党政権下に会計検査院によってその大半が雑木林のまま放置されていると指摘があったときには、その計画施設を建てるどころか慌ててその運動場の用地にプレハブを建てて、美術家のアトリエ村を作っていくと言い訳をしました。そのアトリエ村も結局プレハブ一棟建てられただけで、取手キャンパスの大半が放置されている現状は今も変わりません。 そしてその間も、上野のキャンパスは建物の密集化が進みました。予算や寄付を獲得するたびに新たな建物を隙間にねじ込む、という考えが続いています。建築の部門のある大学ながら東京大学など他の都心のキャンパスと異なり高層化ができなかったのは、上野公園付近の景観条例により高さ制限があるためです。上野キャンパスの最新の国際交流棟はこれを回避するため、わざわざ地面を掘り下げて階数を稼いだことで、2022年に作られたとは思えないほどバリアフリーからは程遠い段差だらけの建物になりました。元々は奏楽堂の移築保存によって生じたあらゆる議論のエネルギーを別の方向に活かしていれば、ここまでひどい現状には至らなかったと言えましょう。 では上野での保存にこだわった反対派が悪かったのでしょうか。自分は彼らだけではないと思います。取手のキャンパスを取得した後の藝大の施設の拡充は上野のキャンパスが結局中心となり、かつての上野の森の面影はどこへやら、ぎちぎちに押し込めたようなビル群になってしまいました。確かに足立区千住や神奈川県横浜市に新たなキャンパスは生まれましたが、いずれも借地で、土地を取得してはいません。取手を放置し、他のキャンパスは土地すら買わない借地契約、一方で手狭だったはずの上野キャンパスに、国からの予算枠がつき次第引き続き新たな施設を増やし続ける。上野に固執しているのは結局大学当局も同じなのです。どころか、2023年頃に電気代が捻出できないという理由でピアノの売却までしていると報道された(それも発端は学生のSNS発信からです)東京藝術大学は、その報道が出た後に上野の桜木にある日展の会館を5億円以上で購入しています。そう、これは借りるのではなく買い上げているのです。上野へのこだわりを捨てきれないがゆえに、大学内で混乱を起こし、教育に必要な予算、設備、リソースを削りながら、そして他にも施設を建てられるキャンパスがありながら、メインキャンパスのすぐそばに新たに拠点を買う。本質を見失っています。 …と、少し言い過ぎているかもしれませんが、ここで挙げたような部分の歴史は、この旧奏楽堂を巡る記述からは全く抜けています(ついでに言えば、音楽の学生だけでなく美術学部もこの建物を使っていた事実など)。またこうなってくると、果たしてこの上野公園に残すことが完全に「美談」「英断」だったのかも怪しく思えてきます。 大学当局と反対派、どちらにも非があります。芸術の教育研究の機関であるはずなのに、その構成員は歴史修正主義とエリート主義、そして結局は政治家に頼るという発想しかなかった、いや今もそれが続いていることを表す一つの象徴が、この旧奏楽堂なのです。 現在、この旧奏楽堂は明るく綺麗に保たれ、スタッフもとても親切、流れる音楽のしらべも美しいだけに、過去を知っていると、皮肉にもその影がかえって際立つようなのです。
Edouard LedentEdouard Ledent
Probably more interesting for Japanese people than for Europeans. The museum items are not translated into English and is of local interest. Several photos of Japanese musicians. The admission is worth it some event is organised at the concert hall at the 2nd floor.
ホイチョイホイチョイ
東京芸術大学の敷地内にある音楽ホールです。 学内使用のためのホールですが、演奏会によっては一般の使用がされることがあります。 一般の演奏会をこのホールで聴く機会がありましたので、本レビューはその際のレビューです。 なお旧奏楽堂は移築され東京芸大の敷地外にあります。 現在の奏楽堂は座席数1100のホールです。 ホールはシューボックス型で、最前列の席から緩やかなスロープが付いているので、どの席からもステージはよく見えます。 ホールの前方中央にはパイプオルガンがあります。 ホール内は木質系のインテリアで格調があります。 席は固めですが座り心地はいいです。 席の左右は最近のホールとしては多少狭いですが、前後が十分な感じです。 席のクッションが薄く少ないのですが、これは残響時間確保のためホール内の吸音系の物の持ち込みを最小限にするためなのでしょう。 ホールの床も全て木質系で、絨毯が引いてあるよな場所はありません。 ホールは中に入ると一聴して響きが長いのが判ります。 ホール内でパンッと手をたたくと、きれいに音が尾を引きながら減衰していく様子が判ります。残響が長くきれいなので、オケの弦、木管楽器が音につやがあり綺麗です。 間接音が多いので、金管楽器のアタック音は弱く感じ、オケ全体が綺麗にハーモニーし響く感じです。楽器の個々の音は分離して聴こえにくいかもしれません。 古典派~ロマン派の音楽には素晴らしくマッチしたホールで、ベートーヴェンの交響曲が典雅な感じで響いておりました。 ホールは新しいホールなのでバリアフリー対応も問題ありません。 (お手洗いは地下ですがエレベーターがあります。) 学内にあるホールですが音響面では都内で秀悦なホールと言っていいと思います。素晴らしい響きのホールなので一般演奏会に広く活用して欲しいです。
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入館料がある分、普段は人が少なく上野公園の中では少ないゆっくりできる場所です。展示物は多くはないが、建築自体が目玉なのでそれは問題なく、問題はこの建築がここに残された経緯と、それが展示から巧妙に隠されていることです。 1970年代頃から東京藝術大学が、学生数の増加にも関わらず明治時代の建築ばかりで手狭になった上野のキャンパスに新たな奏楽堂を建てようとした時に、一部教官が反発、キャンパスの中に残すことに固執した反対運動を起こしたのが始まりでした。それも国会議員などに働きかけ、大学を超えた政治問題にしてしまったものですから、せっかく決定していた愛知県犬山市の明治村への移築計画が白紙になってしまいました。最終的には台東区長が現在の上野公園内への移築保存を提案して現在に至り、反対派はこのことを東京新聞の出版で素晴らしい美談かのように記して文献に残しています。 しかし、この建築を上野の地で保存することにこだわった結果、東京藝術大学の姿は歪なものとなり、それは現在にも影響を及ぼしています。新たなキャンパスを取得せざるを得なくなり、大学は慌ててこれも政治家に相談した結果、その政治家の選挙区だった茨城県取手市のキャンパスが急遽計画されます。またその建設の費用を捻出するためとして、元々お茶の水にあった音楽学部附属音楽高校のキャンパスは突如民間に売却されると発表、移転を余儀なくされます。そして同じく茨城県への移転や体育館を音楽用の校舎にするという無茶な案を、本来建築の保存などと何も関係のないはずの高校教員、父兄で議論することを強いられました。上野のキャンパスにはもう新たな施設を設置する余地が存在しなかったから、あるいは少なくとも大学は反対派に対しそう声明を出してしまっていたからです。結局は学生、体育の教官の反対もあり、この音楽高校は上野のキャンパスに新たな校舎を伴い移転しますが、その分体育の授業やサークル活動に使うはずの運動場の面積は小さくなり、誰が見ても体育教育には使えないであろう、普段は多くが駐車場として使われる未舗装の空間をグラウンドだと言い張っています。とはいえ取手のキャンパスにその分の体育館にプール、グラウンド、テニスコートが作られるはずでしたが、開設以来本格的に着手されることはなく30年以上が経った今も草が生い茂る空き地のままになっています。どころか、民主党政権下に会計検査院によってその大半が雑木林のまま放置されていると指摘があったときには、その計画施設を建てるどころか慌ててその運動場の用地にプレハブを建てて、美術家のアトリエ村を作っていくと言い訳をしました。そのアトリエ村も結局プレハブ一棟建てられただけで、取手キャンパスの大半が放置されている現状は今も変わりません。 そしてその間も、上野のキャンパスは建物の密集化が進みました。予算や寄付を獲得するたびに新たな建物を隙間にねじ込む、という考えが続いています。建築の部門のある大学ながら東京大学など他の都心のキャンパスと異なり高層化ができなかったのは、上野公園付近の景観条例により高さ制限があるためです。上野キャンパスの最新の国際交流棟はこれを回避するため、わざわざ地面を掘り下げて階数を稼いだことで、2022年に作られたとは思えないほどバリアフリーからは程遠い段差だらけの建物になりました。元々は奏楽堂の移築保存によって生じたあらゆる議論のエネルギーを別の方向に活かしていれば、ここまでひどい現状には至らなかったと言えましょう。 では上野での保存にこだわった反対派が悪かったのでしょうか。自分は彼らだけではないと思います。取手のキャンパスを取得した後の藝大の施設の拡充は上野のキャンパスが結局中心となり、かつての上野の森の面影はどこへやら、ぎちぎちに押し込めたようなビル群になってしまいました。確かに足立区千住や神奈川県横浜市に新たなキャンパスは生まれましたが、いずれも借地で、土地を取得してはいません。取手を放置し、他のキャンパスは土地すら買わない借地契約、一方で手狭だったはずの上野キャンパスに、国からの予算枠がつき次第引き続き新たな施設を増やし続ける。上野に固執しているのは結局大学当局も同じなのです。どころか、2023年頃に電気代が捻出できないという理由でピアノの売却までしていると報道された(それも発端は学生のSNS発信からです)東京藝術大学は、その報道が出た後に上野の桜木にある日展の会館を5億円以上で購入しています。そう、これは借りるのではなく買い上げているのです。上野へのこだわりを捨てきれないがゆえに、大学内で混乱を起こし、教育に必要な予算、設備、リソースを削りながら、そして他にも施設を建てられるキャンパスがありながら、メインキャンパスのすぐそばに新たに拠点を買う。本質を見失っています。 …と、少し言い過ぎているかもしれませんが、ここで挙げたような部分の歴史は、この旧奏楽堂を巡る記述からは全く抜けています(ついでに言えば、音楽の学生だけでなく美術学部もこの建物を使っていた事実など)。またこうなってくると、果たしてこの上野公園に残すことが完全に「美談」「英断」だったのかも怪しく思えてきます。 大学当局と反対派、どちらにも非があります。芸術の教育研究の機関であるはずなのに、その構成員は歴史修正主義とエリート主義、そして結局は政治家に頼るという発想しかなかった、いや今もそれが続いていることを表す一つの象徴が、この旧奏楽堂なのです。 現在、この旧奏楽堂は明るく綺麗に保たれ、スタッフもとても親切、流れる音楽のしらべも美しいだけに、過去を知っていると、皮肉にもその影がかえって際立つようなのです。
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東京芸術大学の敷地内にある音楽ホールです。 学内使用のためのホールですが、演奏会によっては一般の使用がされることがあります。 一般の演奏会をこのホールで聴く機会がありましたので、本レビューはその際のレビューです。 なお旧奏楽堂は移築され東京芸大の敷地外にあります。 現在の奏楽堂は座席数1100のホールです。 ホールはシューボックス型で、最前列の席から緩やかなスロープが付いているので、どの席からもステージはよく見えます。 ホールの前方中央にはパイプオルガンがあります。 ホール内は木質系のインテリアで格調があります。 席は固めですが座り心地はいいです。 席の左右は最近のホールとしては多少狭いですが、前後が十分な感じです。 席のクッションが薄く少ないのですが、これは残響時間確保のためホール内の吸音系の物の持ち込みを最小限にするためなのでしょう。 ホールの床も全て木質系で、絨毯が引いてあるよな場所はありません。 ホールは中に入ると一聴して響きが長いのが判ります。 ホール内でパンッと手をたたくと、きれいに音が尾を引きながら減衰していく様子が判ります。残響が長くきれいなので、オケの弦、木管楽器が音につやがあり綺麗です。 間接音が多いので、金管楽器のアタック音は弱く感じ、オケ全体が綺麗にハーモニーし響く感じです。楽器の個々の音は分離して聴こえにくいかもしれません。 古典派~ロマン派の音楽には素晴らしくマッチしたホールで、ベートーヴェンの交響曲が典雅な感じで響いておりました。 ホールは新しいホールなのでバリアフリー対応も問題ありません。 (お手洗いは地下ですがエレベーターがあります。) 学内にあるホールですが音響面では都内で秀悦なホールと言っていいと思います。素晴らしい響きのホールなので一般演奏会に広く活用して欲しいです。
ホイチョイ

ホイチョイ

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