Sudo Park

駅からの近さにも関わらずの自然に溢れた環境、高低差の地形を活かした園内の造り、池やトイレなどの管理と、公園自体は素晴らしかった。

ただ、日曜昼時に行ったせいか？利用客のマナーは最悪。自然が少ない都会に住まう子どもたちの憩いの場になっているのは分かる、多少は禁じられた柵の内側に入って遊ぶのもわからないでもない、実際近くに行くまで島状のところは行けるところだと感じていたし、池や流れとなっている岩場にも子供らが出てしまうのはわかる。だけど、、、水の中に入ってまで遊ぶのは流石に許されないだろう？多少縁から網で掬うのはわかる、けれども恐らく安くはない購入した鯉が放されている管理された池に子供らが入っても大人たちは見向きもせず、弁天池の細い橋の上に荷物を拡げ、その両脇で、通る人も解さず網掬いに興じる。

ロープを跨いで戻ろうとする子供が片足を引っ掛けてグルンといきそうになった時、引っかかった靴が脱げて池に落ちそうになり、子供が慌てて手で抱え込んだのにヒヤリとした。普段ならその子を抱えあげて中に入れ、軽く注意も施すが、周囲の気づきもしない雰囲気から「ここではこれが普通のさしたる事でもないこと」と解り、手も口も出さないことにした。お互いが知り合い同士とは限らないが、明らかに近所の人という日常感に溢れた身内感が凄い。

いつできた公園だろうか、トイレも見た目は広くきれいだったが、その入口に荷物が拡げられていてその脇を通って入るのは憚られる状態だった。

きっと自分も近くに住んでいたら、今日の一員に交じるどころか率先して遊ぶ輩かもしれないが、一見さんとして外部目線で見るのは、驚きと呆れとなり、これで事故が起きたら区の管理の問題とされたり閉鎖されてしまわないか、どうせここまで遊ぶなら逆に親もロープの内側に入ってせめて子供の安全だけはサポートしたらとも思ってしまった。

全く同じ環境でもこれがアスレチックパークなら満点、羨ましいだけなんだけどな。変な断罪を感じてしまう自分の都会思考も嫌になってしまい、少々後味悪く感じてしまった。次回は人がいない時に訪れてみたい。