かつ丼の発祥には諸説あるが、明治時代に山梨県甲府市の蕎麦屋が始めたのが定説になっている(かつては早稲田大学に近い「三朝庵」(やはり蕎麦屋。現在は閉店)が発祥とされていた)。いずれにせよ、かつ丼は蕎麦屋で作られた。最近はとんかつ屋の「とじないかつ丼」(卵とじにしない)が流行っていたり、福井市発祥の「タレカツ丼」など各地に独特のかつ丼もあってバリエーション豊かになっているが、オーソドックスに「蕎麦屋のかつ丼」が食べたくなって神楽坂へ。この「翁庵」がいつからかつ丼を提供したかまでは聞きそびれたが、蕎麦屋としての創業は1884年の明治時代という神楽坂では老舗中の老舗(しかし、お値段は標準的でリーズナブル)。ここのかつ丼だが、実に「由緒正しいかつ丼」であった。とんかつは厚がらず薄からず、程よい歯応えで衣もちょうどいい。しんなりというより少しシャッキリ感が残っている玉ねぎに蕎麦屋ならではの出汁が効いた卵とじ。小鉢に入れた鰹節をさらりとかけた冷奴、賽の目に切った豆腐と刻み油揚げのやや薄口な味噌汁、さっぱりとしたお新香がまた「蕎麦屋のかつ丼」を引き立てている。実にホッとするかつ丼だ。これを言葉で表現するなら「塩梅がいい」がふさわしいだろう。神楽坂といえば高級料亭やレストランのイメージが強いが、江戸時代は武家屋敷が並んでいた(古地図を見ると大名屋敷というより、現在のノンキャリア官僚に相当する、江戸城で実務を担っていた武士が多く住んでいたようだ)。高いだけの料理は悪徳政治家(これは誠実な政治家などいないので形容矛盾かもしれない)や港区女子(パパ活女)が味もわからずに値段を食べて貧相な満足感を得れば良い。本当に美味いものを神楽坂で食べたいなら、こうした蕎麦屋のよう...
Read moreこんなに暑いのに蕎麦屋のカレーうどんが食べたくなったので訪問しました。神楽坂の坂前にあるので猛暑日は助かります。 12:40頃に入った時はお客さんはそこそこいましたが、待つこと無く席に座れました。 店を入って右側がお座敷で、左側が4人掛けテーブルが並べられていて奥行きもあり、店内広めです。 こういう間取りのお店に来ると歴史を感じますね。 飾られている物も年季が入ってそうなものばかりでした。 水槽で泳いでる魚が実に涼し気に見えました。この時期だけ魚になりたいです。 テーブルは満席で相席になるとのことなので、座敷の方に座りました。 メニューと一緒に熱いお茶と冷奴を頂きました。 どうやら冷奴はランチサービスみたいです。 『カレー南蛮』はうどんかそばを選べます。うどんを選択して待ってると次々にお客さんがやってきて満席になりました。 老舗ならではの常連客も多そうです。 果たしてカレー南蛮うどんは5分程で提供されました。早いです。 カレーは蕎麦屋ならではの出汁がきいており後追う美味しさですが、非常に熱いです。口の中を軽く火傷してしまいました。 先週、暑い日に熱い物を食べて後悔したばかりなのにまるで学習してないようです。暑さで判断力が鈍っているのでしょう。 うどんは中太で柔らかいので顎が弱ってる時に良いと思います。 途中で七味唐辛子を入れて、七味の風味がカレーと相まって非常に良かったです。 フーフー鼻水をすすりながら食べ終えました。 次回は名物のカツそばを注文したいと思い...
Read more【かつそば(温)】 飯田橋駅B3出口の向かいのお老舗のお蕎麦屋さんでランチ。 モスバーガーの右隣のビルの1階にあり、入り口は少し奥に引っ込んでいてあまり目立たないかも。 店内は左にテーブル4人がけ5卓と通路を挟んで右側に小上がり4人がけ5卓がまっすぐに奥へと並んでいます。 意外と奥に長いお店です。 平日の12時、先客は4組のみでしたので、すんなり着席できました。 ざるそばと悩みつつ、名物という、かつそば(温)1,100円を注文しました。 すぐにお茶と冷奴が提供。 5分程で蕎麦が提供されました。 結構大きめの丼です。 カツは5つに切り分けられ蕎麦の上に乗っています。 あと、ほうれん草がちょっと。ネギは別皿。 ツユは若干甘め、節が効いた美味しいツユ。 蕎麦は細めで透明感のある上品な蕎麦。これも美味しい。 カツは派手さはないものの、ツユを吸ってなんとも美味しい。 立食い蕎麦店にコロッケ蕎麦はありますが、豚カツって珍しいですよね。初めて見ました。でも食べると全く違和感がありません。 冷房もキチンと効いていたのも良かったです。 食べ終わる頃には満席でした(相席必至です)。 美味しかったです...
Read more