吉田のうどんマイスターへの道、45店舗中30店目。国道沿いで解りやすい場所。明るく広くとても大衆的なお店。元来吉田のうどんは大衆的なはずなのだが個性や特性の強い店に限って地元に密着し過ぎ敷居が高くなってしまう傾向があるように思う。ここはお客さんを選ばない。入口に食券の自販機があり元気なお姉さんの声に迎えられます。座卓二脚の小上がりの他はテーブル席とカウンター。お水はセルフ。肉うどんにきんぴらをトッピングします。肉は珍しく牛肉。きんぴらは千切りではなく太目できんぴらと言うよりは「ごぼう」。どちらもユニーク。その他はお揚げ、人参、キャベツが彩りを加えます。麺は中太・ストレートで堅くはありません。お汁は味噌感やや強のおとなし目。肉が豚だったら最早豚汁かも。小皿で添えられていたすりだねを加え、ずぞぞっと飲み干します。ご馳走様でした。お盆のまま返却口に持って行きます。尚、ここに限った事ではありませんが昨今大半のお店が値上げしています。諸般の事情で止むを得ない選択でしょうから理解致しますが吉田のうどんの特徴であった安価なイメージから少し遠のいているのは寂しい限り。