せんなり亭グループ。滋賀県にある近江牛を扱うお店です。

その1店舗が古い外観を模した建物が連なる彦根城脇にあります。彦根駅から歩いて12分くらい。大きな暖簾を潜ると入り口まで石畳の古風な雰囲気のアプローチが続きます。 予約しないでお店に入るとたまたま席が空いていました。とても広い部屋にポツンと一人で案内されたのでちょっと恐縮です。 メニューを開くと前日までに要予約メニューや要二人〜というメニューは頼めないので残念です。 店「こちらのお二人様からのメニューも頼めますよ♪」 おーーー？心の声が聞こえたのかもしれません。 自「じゃあ〜！オススメは？」 店「すき焼きと茶しゃぶしゃぶですね♪」 店「一番出る品はすき焼きですよ＾＾」 では、すき焼きとタン握りで！ ◼️注文 極上近江牛すき焼き 9500円 近江牛タン握り 　　 980円

前菜、くるみと鰹節、クリ焼き、モロコ煮、牛しぐれ、食前酒、食前酒が綺麗な紅葉色。 牛タタキとトロ刺し、あっさりしてて上質な肉の味がわかるのがいいです。濃過ぎず脂多くありません。トロ刺しは脂あるけど嫌な後味が残りません。とろける～＾＾

ローストビーフとタタキ握り、冷たい品が続きます。ローストビーフが意外と浅めの味付け。西洋ワサビがきいてます。タン握り、タンは毎日あるわけじゃないようです。握りだと塩、たん刺しだと醤油で味わいます。柔らかい肉質とタンの味がイイ♪近江牛のタンを食べられるのは嬉しいですね＾＾すき焼き、綺麗な肉色の近江牛150g。たまねぎ、人参、青ネギ、しいたけ、赤こんにゃく、はるさめ、丁字麸、肉三枚。牛脂でならした後に肉を焼いていきます。火が入ったら少な目にタレをまわします。全部焼いてくれるので西のすき焼きを正しい味で思う存分楽しめます。卵に近江牛を浸してパクっ！くぅ～～～～～！肉の味がしっかり伝わり、脂はとろけるけれどもしつこくありません。ただの脂肉ではありません♪美味な牛肉です。卵でコクをコーティングしてご飯と合わせます。絶品です＾＾次からは野菜も同時に焼いて楽しみます。近江産の丁字麸がモッチリしていて美味。近江米のご飯がこん盛りとした元気な卵の黄身と合いますね～～！タレを少な目で焼いていくのが近江スタイルのようですね。きな粉のムースと無花果と栗とキウイを添えたアイスで〆。 江戸時代に唯一公式に牛屠殺を認められていた近江彦根。牛肉文化は日本の中でも長いようですそんな近江牛は滋賀県の牧場と契約し30～36ヶ月の未経産牛を提供してるとのこと。最近は外人客が多く週末は満席になることが多いようです。店員さんは給仕を担当し厨房と個室の往復を何度もしてくれます。滋賀弁の柔らかい話し方が温かい雰囲気でいいですね～＾＾数人みかけた快活な店員さんはとても若いけど丁寧な接客です。聞いてみると正社員登用してるとのことで、教育体制や働く意識がしっかりしてるのかもしれません。信号が切り替わる時間表示があるから待ってたのに最後までメモリが減ってもかわらない謎の信号があったりとTVショーに取り上げられそうなシーンが面白い街です。