Kanazawa Restaurante No² — Restaurant in Kanazawa

バルセロナの名店enigmaさんで修行されたシェフがオーナーをされているお店で、器や盛り付けにも大変こだわった前衛的な料理を楽しめます。 店名は野々市市から取ったノノかと思ったら、『ヌメロ』と読むそうです。 驚いたのは現在オーナーシェフお一人だけのワンオペで運営していらして、大変手間のかかる料理を多くの品数で出されているため、『１日２組限定』で営業されていることろです。 お客さんからすると、自分たち以外には１組しか来客がないので、高級洋食店にいそうなイメージのあるワインのうんちくを嫌味たらしくひけらかす成金ださオヤジとかに出くわしにくいのも、安心して予約できる美点かと思います。 唯一疑問を感じたのは、料理の品数の数え方についてです。 例えば、グリルしたオマールの尾肉とオマールの出汁と身で作ったパエリア風の米料理をシェフが別々に客前に運んでくれて、一皿に両方を盛り付けて提供してくれるんですが、結局は一皿にオマールの尾肉と付け合わせのパエリアが一緒に盛られるので、これを見た私は『これは二品ではなく一品ではないのか？』と疑問に思いました。 また、２cm四方のライチ風味のマシュマロなんかは、フレンチレストランのミニャルディーズの一品とほぼ変わり映えしないので、一品にカウントするのは一般的な感覚と異なると思いました。 私の感覚としては、黒トリュフやオマールなど高価な食材を使って14800円で１０品前後出るのは一品1500円程度とお得感は十分にあるので、一般感覚に合わせた数え方に改めた方がお客さんとの感覚のずれがなくなっていいのではないかと思いました。 参考にオーナーシェフが修行されたバルセロナenigmaさんの料金写真を掲載しましたが、20から25品の提供で、コース240ユーロにTip25ユーロ追加して『265ユーロ＝43000円』と北陸では滅多に見かけないほどの高額ですが、これと同レベルを14800円とほぼ3分の１で楽しめるのはお得感を明確に感じますので、洋食好きなら経験してみるといいです。 黒ニンニクと同じ手法でキャベツを黒くしたり、アンチョビの乗ったパンにアイスクリームを付けて食べたり、オマール尾肉に牛脂を絡めて焼いたりと、想像したこともない調理法でいろいろ出して...

はぁ〜〜〜！もうね、友だちと「ヌメロアルクアドラード」に初めて行ったんだけど、これがヤバすぎたのよ！だって、1日2組限定って何事！？...

ずっと気になっていたヌメロアルクアドラードさん。 2人でコースのお料理、アルコールペアリング×1、ノンアルコールペアリング×1、炭酸水1本、食後のコーヒー×2を頼んで5万円しないほどだったかと思います。お料理にも感動しましたが、ペアリングがとてもおすすめです。ペアリングは1杯ずつどのお料理に合わせるか教えていただけるので配分が取りやすく、お料理はどう食べればいいか丁寧に教えてくれます。(私たちが訪れたときは手やピンセットを使いました。)...